今日も秋晴れのいい天気となった。
今日は来週の日曜日に行われる古道連協独自規格の古道のリレーウォークの続きを昨年に引き続いて行われるが、その直前下見を行うことにしている。
先週も同じコースを歩いているから連続の下見ということになるが、先週の場合は今年の春に一度歩いただけでかなり日数的にブランクもあったので久しぶりに歩く形となる。
先週歩いたときは5人で歩いたが、今回は女性3人が不参加となったので事務局長のS氏と私の男2人だけの下見歩きとなった。
集合は先週と同じJR駅に午後1時に集まることになっているので午前中に家事を済ませておくこととなった。
最初昼食を自宅で作って食べてからと思っていたが、いろいろやっているうちに時間も経過し、気が付いたら料理を作っていると間に合わなくなるので久しぶりに自宅近くにある牛めし屋で食べることにした。
食べ終えてから最寄りのJR駅へ早めに行ったが、午後1時に間に合う最終の電車に乗るまでの間の時間をホームの椅子に座って待つ。
その間、Hダンスクラブのクリスマスパーティーで披露するフォーメーションの型を書いたファイルブックを見ながら頭に描く。
小一時間の乗車時間もあっという間に終わった感じである。
やがて集合駅に到着したら同じ電車にS氏も乗っていたので早速出発ということになった。
女性陣がいなくて男だけなので歩くスピードも普通のペースで進んでいく。
最初は駅から西方面に坂道を登って行くが前回同じ道を歩いたときは大した坂道でもないのに女性陣はしんどいとか何とか言いながらゆっくりゆっくり歩いていたので結構時間がかかったものである。
坂を上った先には大きな灌漑池があり、奈良時代に聖武天皇の勅により行基が池を作り、それを維持管理するための庵を当初建てていたが、次第に寺院が形成され、やがて宗派を超えた僧侶の修験道場となったということである。
そのすぐ近くには橘諸兄とその奥さんと伝えられる古墳があり、その近くにも無名の古墳群があり古くから拓けていた土地柄ということになる。
駅の近くに古道が続いていたが、駅を出て一旦西方にの坂道を上がって久米田池・久米田寺へ行ったので元の古道に戻り南へと歩いて行く。
途中に道標や道しるべ地蔵などを見ながら更に南へと歩いて行くと和泉式部ゆかりとされる淵があるところにやって来る。
更に南へと下って行くと麻生川と言う古淵川という小川があるが一説ではその近くに麻生王子の祠があったと言われているが跡形もなく今はどこにあるかさえ分からない。
こことは違った所にあったと言う説もあるが、我々は前回その行方を追ってみたが、確証は得られなかったが、多分ここらあたりにあったのだろうと言う所に辿り着いたが、それはこのコースの2回目のスタートとなる駅の近くである。
男二人でのしてみ歩きだが歩くペースは前回より30分ぐらい早くゴールとなる駅に到着した。
そのまま帰りの電車に乗ることにして帰途に付いた。
小一時間後に自宅へ到着しコーヒーを飲みながらしばし休憩をした後、MSNニュースやYouTubeなどを見ることとなった。