今日は朝から雨が降っている。
凄い降りようの雨ではないもののウォークには最悪のコンディションであるが、中止という訳にはいかない。
通常こういったイベントの場合にはNHKの当日朝の7時のニュースで暴風警報などが出ている限られた場合に中止というケースが多い。
ところが本日のような普通の雨がシトシトであったり、そこそこ降っていても中止と言うことはなく実施されるのが殆んどである。
今朝は7時に起床するように目覚し時計をセットし、コメを研いで炊飯器でご飯を炊くことにした。
そして朝食を済ませて自宅を8時過ぎに出発し集合地点のJR駅に到着したのは8時30分頃であったが、改札口にはリレーウォークの関係者は誰もいないどころか、リレーウォークには関係のない1人の男性が立っているだけである。
先日の古道連協の事務局長からのメールには集合場所がこの駅だと言うことだったがスタッフの集合時刻が9時と聞いているが、30分前になっているから、すでに関係者が何人かいてもおかしくない時間帯である。
普通に考えても改札口の前は非常に狭いのでこんな所が集合場所である筈がないからどこかある程度の広さがある場所である筈である。
しかし、私にはそれがどこか分からないので誰か知った顔が来るまで改札口はここ一つかと駅員に確認したらここだけだと言うので改札口の前で待つことにした。
するとリレーウォーク実行委員会の会長がもう一人の顔見知りの男性と2人でやって来たので挨拶を交わした後、一緒に付いて行くことにした。
集合場所は駅からすぐのところにある神社の境内で既に4人程のスタッフがいた。
うち1人の女性は古道連協に属している高齢の女性だが、一緒に歩くには体力的にムリだと言うので受付のスタッフとして今日は参加している。
ここに到着するまではほとんど上がっていた雨がまたそこそこ降りだした。
しばらくするとまた止むという繰り返しを何度か続けている。
気まぐれな秋の雨であるがツアーに参加して来る人数もやがて増えて来て受付を済ませた人達が15人になれば1つの班を形成していく。
そして順番に出発をして行ったが、残った班は少しづつ減って行き、今や私がサポーターに入る5班は6班と共に最後の班として待機している。
ところが6班は地元の名物オヤジでしかもご指名の客が10人近く待機したままだということで客を待たすわけにはいかないので、先に6班に出て貰い、私達5班のものはしばらく客が来るのを待って10時30分に出ようということになったのだが、その後の電車が37分にくるというのでその電車の客を最終にすることにしてしばらく待ったので結局出発したのは40分ぐらいになってしまった朝早く8時30分に来て結局2時間以上待って最終組の出発となったのである。
もうその頃には雨もしっかり降っている中を歩いて行くことになる訳だが、5班のガイドさんも他のガイドの会の応援で来た人で資料を貰って勉強はそれなりにしているようだったが、地元のことに付いての話には乗れない部分があるのは仕方がない。
当地区は古代に蘇我氏が勢力を張っていたということで、蘇我氏を滅ぼした聖徳太子側の碑が立っている所もあった。
また、室町から江戸時代にかけての商人の町として栄えた地域でもある。
このリレーウォークの間は雨も小やみになったりしながらも結局終点場所に到着するまで雨の一日となった。