ブログ日記 日々のうつろい 

退職後パソコンとガイドのボランティアをし、カラオケ(ポップス)やダンス等で生活を楽しむオジサンのブログ。

日頃から階段の2段上がり

2012-04-10 22:36:29 | 日記
 今朝方、早い時間は曇っていて気温も低い感じであったが次第に晴れてくるとともに気温も上がって来て日中は心地よい感じから少し汗ばむぐらいになって来たが、やはり夕方になって日が陰ると少しひんやりして来る。

 今朝晴れて来たのに伴って洗濯にいそしむことにした。

 例によってPCを開いてメールやカレンダーをチェックしながら洗濯機を回している。

 最近は乾燥機付でしかもワンドラムになっており洗濯から濯ぎから、乾燥まで人間が何もしなくても全て機械がやってくれるという便利さで電気屋さんに行っても、うちの洗濯機のような槽式のものは殆んど見かけない。

 この槽式の洗濯機は昨年買ったもので、そんなに古いものではないが、この洗濯機を買う時に槽式のものがあるかどうか聞いてから買い求めたものである。

 長年この方式の洗濯機に馴染みがあることもその理由にあるが、出来るだけ身体を使うようにしたいということもあったからである。

 すなわち、洗濯槽から脱水槽に移し替えるときには水をたっぷり吸いこんだ重い洗濯物を持ちあげなければならないからである。

 全自動は確かに便利で洗濯している間に他のことも出来る利点があって余暇を楽しむことも出来る。

 しかし、有効に時間を使っているのならいいけど、暇を作ってその時間に何もしないとか、ロクなことしかやってない場合は返って良くないことになる。

 人間は暇になったらロクなことしか考えない動物だからである。

 身体全体をを使って動かすことが非常に大事であることを最近つくづく思うようになってきた。

 私もそこそこの年齢になったのでどうしても高齢者の身体の動きなどが非常に目に留まるようになって来たが、私と同年代かもしくは、高齢の人達を見ると姿勢よく立っている人は非常に少ない。

 歩いている姿勢でも大抵うつむいているし、背中が曲がっている人が多い。

 かく言う私も時折、店頭の窓ガラスに映る自分の姿勢が気になって見ることがあるが、その都度胸を張るように心がけている次第である。

 それと女性の場合に多いO脚やX脚の人も最近よく見かける感じがするが、食べ物の好き嫌いなどの関係で栄養状態に問題があるのかなと思ったりしている。

 私達が子供の頃は背中が極端に曲がった老人が多かった感じがしているが、今は足が悪くてO脚やX脚の人が多いように感じる。

 時代とともに栄養状態が変わってきている関係なのだろうか、私自身もそういう人達を見るとちゃんとまともな食事をして、姿勢もシャンとして、出来るだけ早く歩くように心がけている積りである。

 以前にも銭湯の出来事をブログに書いたことがあるが、裸になったらその人となりがよく分かる。

 尻の恰好を見れば日頃からよく歩いているかとか、運動をしているか、などがすぐに分かる。

 歩いている人は尻の盛り上がり方が違うので一目瞭然である。

 それと気の持ち方が非常に大事であると言いたい。

 いつまでも若々しい気持ちというものが大事だということをつくづく感じるのである。

 それらは日頃からの生活から自然と滲み出て来るから、人と会う時だけ一時的に若々しい装いをしたとしても馬子にも衣装で一見したら若々しく感じるが、すぐに馬脚が現れる。

 姿勢も歩く姿もいかにも老人だなと思わせる動きになってしまうのである。

 よく高齢者が座っていて立ち上がる時などに「ヨッコラショッ」なんて掛け声をかけて立ち上がることがあるが、そんな掛け声が必要なのは身体の動きが鈍いからである。

 瞬時に立ちあがることが出来ればそんな掛け声なんて必要がないし、私はそんな言葉を発したことは今だかつてない。

 少し前までは電車の席が空いていても敢えて座らなかったが、最近は出来るだけ座るようにしている。

 というのは立っている人がいると回りの人にとっては何となくイヤだし、混んでいる時は特に車内が広く使えて見通しも効くし、自分も座った姿勢からパッと立ちあがる時に腹筋を使うことが出来るからである。

 昨日も福祉IT部会の定例会を終えて自宅最寄り駅に降り立った時、私より先に降りた私より背の高い歳前後の若い女性がエスカレーターを利用せずに階段を段上がりにしているので、珍しく女性が頑張ってるナと思いながら改札を出るまでは彼女の後を歩いて来た。

 改札口を出て地上に出るまでの少し長い階段も彼女は段上がりをしていたが、私も段上がりをして彼女を追い越しかけた時、彼女もスピードを上げて年寄に抜かれまいと頑張ったが、私のスピードにはいかんともし難く抜き去られてしまったので悔しい思いをしたに違いない。

 これは日頃からの段上がりのスピードの違いである。

 若い男性でも走りながら段づつ上がる人もいるが、短い階段ならともかく、長い階段では息が切れて途中でスピードが落ちて私に抜き去られた人もある。

 とにかく日頃から横断歩道よりも高架橋を利用することにしているぐらい自分に厳格に課しているからで少々長い階段でも苦にならないからである。

 とにかく日頃から身体を動かすことがいかに大事かということを身を持って体験しているから、これはいくつになっても続けていきたいと思っているし、生活して行く上で誰にも助けて貰えない人暮らしをしている以上は大事なことである。