2023年11月20日の毎日新聞「男の気持ち」欄に載っていた、82歳の男性の投稿を読みました。
タイトルは「こたえる寂しさ」。
病気知らずの奥さんが、1年前にヘルペス脳炎にかかって、1カ月半の治療、その後6カ月間の機能回復施術を続けたものの、右半身と嚥下機能不随。要介護5の認定。
老々介護が難しく、奥さんは、娘さんに介護してもらうため遠くに移り住み、娘さんの自宅で暮らしておられる。
家に一人残された82歳の男性は、追憶の日々。
寂しく過ごしておられる。
という内容でした。
先日、従姉たちとお喋り会をしたのですが、その時、従姉は「『ヘルペスの場所がもう少し違っていたら視力を失うところだった』とドクターに言われた」と話していました。
もう一人の方の従姉は、「軽く済んだ」と言っていました。
二人は「あの時、そんなにストレスはなかったんだけどなぁ」とも言っていましたが、身近な従姉二人とも罹患したということは、決してヘルペスは珍しい病気ではないということです。
更に従姉は、「ヘルペスで右半身が動かなくなった友人がいる」とも話していました。
ヘルペスは、罹患する可能性が低い病気ではなく、運が悪いと大変なことになるようです。
副反応が怖いので、ヘルペスの予防ワクチンを接種するかどうか、従姉も私も迷っています。
リスクの高低をどう考えるか…。