Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

珍しく息子から電話があったが…

2009年11月24日 | 雑文
23日の夕方遅く、ちょっと疲れて帰宅したところに、息子から電話がかかってきました。

電話をくれるなんて珍しいこともあるものだなぁと思いながら話を聴いていると、「自転車で車に突っ込んで、その車に傷をつけてしまって、トヨペットで修理に17万円かかると言われた」とのこと。

「え、17万円。どんな自転車の乗り方をしてるんだ??」と思う私。
しかし、車にちょっと傷をつけると修理代に10万円以上するという事例を知っているから、その驚きはそれほど大きくはありませんでした。

自分も車の人にも怪我が無かったとのこと。ああよかった。
警察を呼んだそうだから、かなり車は傷んだのでしょう。
大学生活をするために家を出て3年余り、息子には、初めて親に言わなくてはいけないような困った事態が生じたようです。

「何か保険に入ってる?」と息子。

確かコープの傷害保険か何かに入っているから、多分そういう日常の事故賠償は補償があるはず…と思いましたが、証書は私が管理をしていません。

「調べてみるわね。」と言って、電話を切りました。

そして、夫に電話をかけて、早めの帰宅を要請し、証書を出してもらいました。

証書を確認して、「賠償は補償されるだろう」と、息子に連絡。
きっとほっとしたことでしょう。
息子にとっては17万円は大金だと感じていたでしょうから。

証書をスキャンし、メールに添付して息子に送り、自分で保険会社に連絡をするよう伝えました。

人生を歩んでいると、どうしようもない状況で、何度か窮地に追い込まれるものです。そのショックがあまり大きくなければ、何とかまた元気に生きていけると私は思っています。

ま、息子にとって、これも経験として無駄にはならないだろうと思います。

やっぱり保険に加入することは、安心料として、高くはないのかもしれません。








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石龕寺(山南)と円通寺(氷上)のもみじ

2009年11月21日 | 自然
友人Sさんと、丹波の石龕(セキガン)寺と円通寺へ紅葉を見に行きました。

紅葉真っ盛りを期待して出かけたのですが、既にほとんど落葉していて、残念ながらちょっと出かけるのが遅すぎたようでした。

連休中だからでしょうか、どちらのお寺の駐車場にも県外ナンバーの乗用車や大きな観光バスがたくさん駐まっていました。

石龕(セキガン)寺  

仁王様   

  

この植物は何かしら? 

円通寺    

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「阿修羅」と「長谷寺観音様」と「正倉院展」の一日

2009年11月20日 | 旅(奈良)
11月12日の一日を奈良で過ごしました。

先ず「お堂で見る阿修羅」へ。
拝観時間は9時からなので、早めに出かけ、8時50分には列に並びました。



待ち時間50分で堂内に入り、釈迦三尊像、四天王像、阿修羅をはじめとする八部衆像、十大弟子像に会いました。

八部衆像(絵葉書)  

阿修羅像(絵葉書)    

阿修羅像の後ろ姿(ファイル)  

堂内は展示にちょうどよい広さでしたし、コンクリートの建物ではないお堂の雰囲気がしっくりと馴染んでいる感じで、やはりここで見ることに価値があると思いました。

阿修羅拝観の後は北円堂の仏像を拝しました。



北円堂の建物が国宝で、その中に安置してある弥勒如来坐像も、無著・世親菩薩立像も、四天王像も国宝です。奈良には偉大な財産がたくさんあります。
無著菩薩と世親菩薩が北インドの僧侶で、本当の兄弟だということを今回初めて知りました。

その後、南円堂にもお参りし、近鉄奈良駅に向かう頃には、阿修羅展の待ち時間は120分との掲示。
阿修羅の人気の高さがわかります。

次は、長谷寺の観音様に会いに。
今、西国三十三所では御開帳が行われていますが、8番長谷寺では本尊十一面観世音菩薩様の御足を撫でさせていただけます。
私も、何だかとてもありがたそうな気がしていて、是非この機会に十一面観世音菩薩様に近い距離でお会いしようと思っていたのです。

牡丹の季節とは異なり、静かな回廊   

  紅葉の中の五重塔

ここで、更に1,000円の拝観料が必要  

初瀬の山中から出現した金剛宝盤石という方形の台座に立っておられる十一面観世音菩薩様の御足は、金箔がすっかり落ちて、黒光りしていました。
長年にわたり、結縁のために触れた、参拝者の信仰の厚さがわかります。

私が御足の元に座っている時に来られた女性が、御足に触れるや否や涙を流されました。
感極まったのでしょう。驚きましたが、わかるような気もしました。


16時過ぎ、長谷寺から奈良に戻り、近鉄奈良駅の観光案内所に寄ると、正倉院展の待ち時間は0分と掲示されていました。
しかも、天皇即位二十年で、この日は無料とのこと。
「では行こう!」と思い立ち、正倉院展へ。



正倉院展に並ばずに入ったのは初めてでした。

母は遠い昔、第1回正倉院展を職場の同僚と見に行ったと話していましたが、今年の正倉院展は第61回目でした。

今年の正倉院展では、光明皇后直筆の「楽毅論」、「平螺鈿背円鏡」、「紫檀木画槽琵琶」、「金銀花盤」、「漆背金銀平脱八角鏡」、「沈香木画箱(じんこうもくがのはこ)、「桑木木画棊局」等が展示されていました。



光明皇后直筆の「楽毅論」には、「天平○年」(○の数字は忘れてしまった)と書かれていて、天平時代が身近に感じられる瞬間でした。
この感覚は、正倉院展に行く度に感じるものです。



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明石へ

2009年11月05日 | グルメ
兵庫県立図書館で用事を済ませた後、ちょうどお昼時だったので、「久し振りに”魚の棚”へ行こう!」ということになりました。

明石公園を歩いていると、菊花展が開催されていました。



    

向き合う2羽のクジャク
  

タコ  「明石らしいわ!」と思いました。

魚の棚でパンフレットをもらいました。



パンフレットを見て訪ねたお店は”魚作”。

屋久島へ行ったばかりの私は、箸置きをチラッと見た瞬間、「あ、屋久杉だわ!」と気がつきました。



”日替わり”を注文しました。

  

この他にみそ汁とお漬け物とごはんがついていました。(1050円)

優しい表情のご主人が作ってくださる料理は、どれも美しく、味はもちろん店の雰囲気もよく、落ち着いて食べることができました。
お客様はリピーターが多いようでしたが、それも頷けます。私も「次回もここで食べたい!」と思いましたから。「夜、お酒を飲みながら食べたら、最高だろうな!」とも。

その後、「やはり明石に来たなら明石焼も食べねば…」ということで、”ウタ”で明石焼を1枚だけ注文し、二人で半分こ。

  5個は適量で、とても美味しくいただきました。

「何か買い求めて帰ろうかしら…」と魚の棚で魚を見ました。が、お腹がいっぱいでどうも食指が動かず、結局生の魚は買わず、焼き鯛と焼きスズキを1切れずつ夕食用に求めて帰路につきました。






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