十津川村には「果無(はてなし)集落」という集落があるそうです。
かなり有名だそうですが、私は全く知らなかった…。
この集落は山の上にあるので、幅員の狭い道を10分ほど車で上がっていかねばなりません。
上りきると、4台分の駐車スペースがありました。
私たちが一台目でした。
200m歩きました。
路線バスは月曜日のみの運行です。
果無集落を歩きます。良い天気です。
コスモスが咲いています。
石垣がきれいに積まれています。
田んぼもあるのですねぇ。
稲刈りは終わっていました。
きれいな水と苔
集落はここで終わりました。
この細い道(小辺路)を歩いて行くと、十津川温泉を経て高野山へ行けるのですね。
ここで引き返しました。
果無峠 4.1㎞
十津川温泉 0.9km
西国三十三観音
いわゆる「原風景」でしょうか。
周りは山が幾重にも連なっています。
それらと同じ高さに立っている感じで、感動しました。
もし、私がこんな果て感のあるところで生まれて育ったとしたらどんな人間になったるだろうと思いました。
車道まで戻りました。
果無峠の方への小道(小辺路)を歩きます。
コウヤボウキ
人家の敷地の中を通らせていただきます。
果無峠 3.7km
車道に出ました。バス停「小辺路登山口上」です。
熊野参詣道小辺路の案内板
ここからが登山です。
果無峠 3.6km
登山道
全く装備をしていないので登山道は進まず、ここで引き返すことにして、駐車場まで車道を歩きました。
コウヤボウキ
「中果無」バス停
おうちの前のコスモス
木彫りのフクロウさん
「世界遺産石碑前」バス停に戻ってきました。
駐車場へ向かいます。
里芋の大きな葉が見送ってくれました。
くねくね道を車で上って駐車場に着いたのは、9時半頃でした。
果無集落の散策を終えて駐車場に戻ったのは、10時40分頃でした。
一時間余りののんびりタイムでした。
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「小辺路」(こへち)や「中辺路」という言葉の響きに憧れて、「いつか歩きたいなぁ」と、漠然と思っていました。
高野山と熊野本宮大社を最短で結ぶ熊野参詣道が、全長72㎞の「小辺路」なのですね。
今回初めて知りました。
その小辺路が果無集落の中を通っているのです。
思いがけず小辺路を少しだけですけれど歩くことができて私は嬉しくなりました。
小辺路の道幅はとても狭いのですが、一人が通れたらよいのですから、この狭小な道で十分ですね。
果無集落から十津川温泉へ下って行く小辺路をどんどん歩くと、高野山へ行けるのですねぇ。
果無集落から小辺路を歩いて果無峠を越えて行くと熊野本宮大社に到着するのですねぇ。