思い出の保存

今日の朝日新聞の投稿欄に、金沢の女性（５３歳）がお嬢さんたちのためにアルバムの写真をCD-Rに焼いてプレゼントしたという記事が載っていた。

赤ん坊から成人するまでの写真（一人分約２０００枚）をアルバムから丁寧に剥がし、スキャナーで取り込んだそうな。娘さん３人分の写真をCD-Rにするのに９ヶ月かかったとのこと。

すごい根気と愛情を感じる。

アルバムから剥がす‥というのがなんだか面倒に思えて、写真のCD-R化は私にはできそうにない。

私はこの３月末でアルバイトの契約期間満了。
４月からはフリーな時間が大幅に増えるのだが、私はカセットテープをCD-Rに、ビデオテープをDVDに焼こうと思っている。劣化する前になんとかしなきゃ‥とずっと思っていたのだ。

カセットテープには、大学生の息子の小さいときの声や今は亡き祖母や父の声も録ってある。
ビデオテープには、息子の成長の様子と共に懐かしい人たちや以前暮らしていた街が写っている。

きっと数ヶ月間はどっぷりと昔の世界に浸れると思う。きっと一人静かに甘い時間を過ごすことになるだろう。
春が来たらそんな楽しみが待っているから、寒いこの冬を元気に乗り切らねば。

ただ、作成したとして、果たしてしばしばそれを聞いたり見たりするだろうか‥とは思う。

しかし、この先それをする気は起こらないだろうから、取り敢えずやる気のあるこの時にしておこう。

iPodがやってきた

知人がiPodを使っているのを見て、私もiPodを買おう！！と思ったのは昨年末。

どのiPodにしようかしら‥から始まり、どの色にしようかなぁ‥とずっと悩む。
（このところすっかり決断力が無くなってきている。）
やっと「赤いnano8Ｇにしよう！」と決めたのは今年１月下旬。

赤色のiPodは量販店では売っていないので、ネットで直接Apple Storeに注文することになる。
無料で刻印をしてもらえるというので、刻印してもらう言葉を考えるのに更に数日を要した。
そして、やっと今年１月２８日に注文。２月１日にコンビニから払込。

刻印のあるiPodはどうやら海外から出荷されるらしい。

「やっと」の積み重ねのiPodが宅急便で私の元に届いたのは２月９日の朝。
期待に違わぬ、私好みの「赤」。欲しい品が手に入るというのは、いくつになっても嬉しいもの。

iTunesのことは知人から少しだけ聞いていたので、ミュージックの取り込み方はなんとなくわかり、早速PCに保存していたサザンオールスターズのアルバムをiTunesにコピーして、iPodに同期したのが２月９日の午後。イヤホンを通して、きれいな音が聞こえた。

しかし、家で聴くにはやはりスピーカーが必要だわと思った私は、その夜ネットでiPod対応のコンパクトスピーカーを探し、翌２月１０日に気に入ったものを電器屋さんで買い求め、その夜からはスピーカーから流れてくる音楽を楽しんでいる。

今は、決断は遅いけど、決まれば行動は結構早い。しかし、あと数年したら行動も遅くなるような気がしないでもない。

やはり、「できる時にできること」をしておかなきゃ！！

春の味

ＣＯＯＰのカタログで見つけると、春の味を楽しみたくなって、毎年一回注文する山菜セット。
天ぷらレシピもついてくる。

ふきのとう、たらの芽、こごみ。

これらは子どもの頃には食卓にのぼらなかった。
初めて食べたのは数年前だが、私はふきのとうの苦みが気に入っている。

もうちょっとこの寒さに耐えて生きたら、また私の大好きなツクシの季節。

早く春が来ないかなぁ。今年もたくさん採って、母にプレゼントしたいなぁ。