Remembrance 2006/09/06-2020/06/08  2020/07/01-

   ある日のできごと、心の呟き、よしなしごとetc

金刀比羅宮参拝~書院の美~

2008年01月25日 | 
昨年1月金刀比羅宮へ参拝したが、今年も1月24日に金刀比羅宮へ詣でた。
小雪が舞い散ったり、きれいな青空だったり、天気がころころと変わる日だった。

昨年と大きく異なるところは3つ。

さぬきうどんが主目的ではなく、展覧会「金刀比羅宮~書院の美~応挙・若冲・岸岱から田窪まで」を観ることが主目的だったこと。
一人旅ではなく、3人旅であったこと。
お泊まりではなく、日帰りだったこと。

3人で奥社まで軽やかな足取りで参詣した後、ゆっくりと時間をかけて表書院・奥書院・白書院を観て回った。
去年は部屋の外からガラス越しにしか見られなかったトラや富士山が、すぐ目の前にあるというのは感動ものだった。
今回の私が一番楽しみにしていたのは、若冲の花丸図。金色の背景に浮かび上がる花たちは、今も記憶に鮮やか。往復1万余千円の交通費をかけてでも来た甲斐があったわぁと思えた。

畳や板張りの廊下を歩く冷たさは一昨年京都の寺で身にしみたから、今回はバッグに厚手のソックスをしっかりと入れて行ったのだが、これが大いに役に立ち、心ゆくまで障壁画を観ることができた。

写真は、参道のお店の店頭で売られていたマグカップや湯飲み。
ラーメン柄がとてもかわいいなぁと思い、ひとつ求めたいとも考えたが、家の中にまた物が増えるし‥と、勇気を出して、買わない決心をした。

が、こうして写真で見る度に、「やっぱりこのチキンラーメンは買い求めたらよかった‥。」と悔やむ私。

旅先でちょっと心が動いたときはやはり買い求めるべきだ。買わずに後悔するよりも買って後悔した方がいいように思える。


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封筒~5年後の自分へ

2008年01月14日 | 雑文
さきほど郵便受けを見ると、昨日成人式を終えた息子宛てに大きな封筒のメール便が届いていた。

中学3年生の時に書いた、その封筒の表書き(自分の住所と名前)を見た息子が「今の字とあまり変わってないなぁ。」と呟いている。

中学の時に成人した自分に宛ててどんなことを書いたのかしら‥と私は大いに興味があるが、人には見せたくはない様子の息子、封を切らずにこのまま下宿に持って行くようである。

クラスの生徒約40名分の封筒を5年間大切に保管してくださり、発送の手続きをしてくださった中学3年生の時の担任だったR先生に、親として感謝したい。

きっと今週は卒業生から近況を知らせる便りがたくさんR先生のお手元に届くことだろう。

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成人式

2008年01月13日 | 雑文
月日の流れは速いもので、1987(昭和62)年生まれの息子が満20歳になった。

昨夜遅く帰宅した息子を待っていたのは、小さい頃から息子のことをよく知ってくださっているMさんご夫婦が成人のお祝いだと言って届けてくださったネクタイ。

今朝、その淡いブルーのネクタイをキリッとしめて、市の成人の集いに出掛けて行く息子を送り出す私は、健やかな成長を見守ってくださったすべての人に心から感謝をしていた。

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最近読んだ本は‥

2008年01月12日 | 雑文
1月に本を3冊読んだ。

1冊はお正月を過ごした実家の本箱にあった、アゴタ・クリストフ著『悪童日記』。
この本の発行(21版)は1995年5月とある。
母がこの手の本を買うとは考えられないから、これは父が買い求めて読んだ最後の本かもしれないなぁ‥と思いながら読んだ。
双子の男の子の登場するこの本、テンポがよくて、あっというまに読み終えた。

2冊目は、荻原 浩著『さよなら、そしてこんにちは』。
おもしろい短編集だったが、とりわけクリスマスの寺のお坊さんがコミカルでよかった。

そして3冊目が大崎善生著『スワンソング』。
「高島由香」という女性が登場する。私が今アルバイトしているところに「たかしまゆかこ」さんという方がいらっしゃる。
読み始めた頃、『スワンソング』に「高島由香」という女性が登場していることを彼女に話した。
しかし、読み進めていくと、『スワンソング』の「高島由香」は恋人に去られ、心がひどく傷つき、ついに自殺してしまうという何とも哀しい結末。

あ~あ、たかしまゆかこさんに余計なことを言うのではなかった‥と反省することしきり。

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西宮神社・十日えびす「招福マグロ」

2008年01月10日 | 
全国の「えべっさん」の総本社、西宮神社(兵庫県西宮市)に、巨大な本マグロ(体長2.5m、250kg)が奉納された‥というニュースを8日に聞いた。

今回のマグロは地中海産で、刺し身にすれば約1300人分になるという、その巨大なマグロを実際に見たくなった私は、西宮神社にお詣りすることにした。

西宮神社に詣でるのは初めてで、今まではあまり馴染みのない神社だったのだが、アルバイト先で知り合った女の子が昨年末に「来年5月に西宮神社で結婚式を挙げることに決まった‥」と話していたため、急に身近に感じ始め、ラジオから流れてくる西宮神社の名前がしっかり記憶に残ったのだ。

10日はアルバイトだから行けないし‥と、9日に参拝。

9日でもたくさんの人がお詣りしていた。露天もいっぱい出ていてとても賑やか。

境内に祀ってある「招福マグロ」には予想通り長い人の列。賽銭(さいせん)を張り付けて願掛けをすると御利益があるとのことだから、私もしっかり並んで、賽銭を張って三つお願いをした。
三つのお願い‥私に連なるすべての人の幸せと世界の平和、それからタイに行けますように。
いつもは前の二つだけ祈る私だが、知人がJICAでタイに行ったので、今年は知人を訪ねてタイにお邪魔させてもらおうという願いもあるわけで‥。
ちょっと欲張り過ぎかなと思いながらマグロに手を合わせた。

その後、引いたおみくじは「半吉」で、「このみくじにあたる人はよろずいそぐべからず気をゆるやかに持つべし」とあった。「気をゆるやかに」を今年の言葉として心にとめようと思いつつ、おみくじを手帳に挟んだ。

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2008年正月

2008年01月02日 | 雑文
今年の正月も実家で母と迎えた。

12月31日の午後実家へ帰った私を待っていたのは、餅と棒だら。

餅:
洗米し、ザルに上げて、あとは搗くだけというところまでちゃんと母が準備してくれていた。
餅つき機で1升のモチ米を搗くのは簡単なこと。
母がちぎって、私が丸める。自分で言うのもなんだが、私は餅を丸めるのがかなりうまいと思う。きれいなつるんとしたいいお餅になる。

棒だら:
何日も前からしっかり水を替えて‥あとは切って焚くだけというところまで母が準備してくれていた。
いつもは出来上がったものを食べるだけの私、棒だらを触るのは初めてのことだったが、太い骨のところを切るのはなかなか大変だと知った。

今年も「黒豆」「田作り」「たたきごぼう」「数の子」「酢レンコン」は母の手作り。
母の大好物の「焼き鯛」はいつもの魚屋さんが配達してくれたもの。
お酒は「賀茂鶴」。父が生きていた頃もお正月にはよく賀茂鶴を飲んだ‥。

元旦は寒くて、家の中でおしゃべりばかりしていた母と私だったが、2日は興福寺南円堂に初詣。今年はよいことがいっぱいありますように‥と祈った。



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