AOBATO'S PHOTO

花や鳥たちの美しさや可愛らしい仕草などを写真に修めようと奮闘中です。

心ときめき初花に乾杯!

2011-09-28 00:08:02 | 

 

オンシジュームを始めて育てました。

この春、百貨店のイベント会場で苗を買って、屋外にぶら下げておりましたら、つぼみを付けたところで、リビングに移して開花を心待ちしていました。

10日ぐらい前からぽつぽつと開き始め、今日の午後、あと一輪で満開状態となりました。

この花の特徴は、花弁の大きさにあります。

今まで見たことのないような大きな花で、初花にしては花数が多く、重量感があり、しかもこの花の特徴である黄色の美しさが栄え、私の期待感を十分に満足させる初物でした。

花を育てるということは、このときめき感と満足感をものに出来る喜びを味わうことが出来るのです。

カトレアなどと異なり、意外と育てやすいのも私向きだと悦に入っているところです。


野菜花 さて何の花

2011-09-26 18:30:21 | 野菜

 

花弁の直径は1cm程度ですが、実に可愛らしい白花です。

雨上がりに撮りました。

水膜が出来て鮮明ではないですが、それでも水水差が似合う花でもあります。

餃子の具の中に欠かせない緑色野菜です。

こんな可愛い花のことを知らないままに、大方の人たちが頂いている野菜でもあります。

野菜炒めに入れれば、その香りが好きな人にはたまらないはずです。

実は皆さんがなじんでおられるのは、花を付けない品種だそうです。

昔は花を付けるものが一般的でした。

おわかりになりましたでしょうか。

意外にもこの花は「にら」なのです。

 


秋海棠

2011-09-23 19:41:48 | 

 

今年も、庭先に雑草のように秋海棠が大きな葉っぱをにょきにょきと伸ばして、ピンク色の可愛い花を無数に開花させてくれています。

若い柔肌みたいと、写真集に書いたことがあります。

写真上が雄花で下が雌花です。

いつまで見てても見飽きぬ可憐な花です。

 


秋の七草 葛の花

2011-09-19 23:22:12 | 

 

野草の花でも園芸種のような美しい花を咲かせる植物が多々あります。

写真の「葛(くず)」の花もその一つで、秋の七草としても知られています。

花の頂きに向かって下側から赤い花弁が次々に開きます。

関西地方では、葛の根の澱粉を利用して葛湯やくず餅として利用されています。

私は農家の生まれですが、葛の葉は牛や山羊が好んで食べるために、葛を刈り取って与えていたものです。

今では、同じ団地の空き地に葛が蔓延り、道路を覆って、草刈りに往生しています。

 

 

 

 


ナンバンギセルが満開

2011-09-16 19:29:59 | 

 

売れ残りの宅地造成地は、カヤ原となり刈り取る人もなく、鬱そうとしていて、そのカヤの根元では、ナンバンギセルの花が所狭しとせめぎ合うように咲きほこっていました。

このナンバンギセルはカヤ場に寄生する花としてよく知られています。

以前は茅葺き屋根を葺き替える材料にするために、どこの村に行ってもカヤ場があってナンバンギセルもよく見かけたものです。

しかし、今では昔のカヤ場はほぼ無くなり杉や檜などが植林されています。

暫しナンバンギセルの生息地を見かけることはありませんでしたが、時代は変わり、山を開き宅地造成が乱造され、挙げ句所有者は住宅を建てることをしない荒れ地が残っています。

その団地内の空き地には、カヤ場が如き荒れ地になっています。

その身近な荒れ地に、水を得たりとばかりナンバンギセルが自生するようになっていました。

今のところ、それに気付いている人らがいなく、しめしめと一人で意地汚く足繁く通っています。

おかげで、その通りを散策するのが楽しみとなりました。

 

 


今度は夕顔

2011-09-10 11:26:18 | 野菜

 

ポンキンの次は、近くの集落の夕顔展の展示風景です。

ポンキンにしろ夕顔にしろ、農家の女将さんらが汗水流した努力の結晶であって、それらを実りの秋に寄せ合って、意気込みを披露している微笑ましい催しの一つと感じました。

それにしても、ご婦人らは丸くて大きいのが共通の好みのようです。

それほどにお金には成るまいに、ほのぼのとした幸せ祭りに夢を持って暮らせる姿が、見るものにも安全で安心や「私たちも頑張っています!」のメッセージが伝わってきます。

昨日や今日に出来ることではなく、半年近くも掛けて作っておられるだけに、半端ではないですよね・・・・・・・。

 


ポンキンコンテスト

2011-09-02 23:16:23 | 植物

 

田舎の秋の風物詩となったポンキンの展示を車で走行中に気付いたので、車を止めてカメラのスイッチをONにしました。

形や色、大小様々なカボチャ、ポンキンが並べられていました。

農家の方々がそれぞれに腕を競って育てた強者どもです。

見るからに、色といい肌味といい美味しそうに見えますが、実は味は今一で、観賞用にするか飼料用にされると聞きました。

軽ければ頂いて玄関先にでも飾りたいところですが、平均30kgを優に超すもので、とても抱きかかえることなど出来そうにありません。

全部に番号が付記されていて、見に来た人へ重さを予測して投票し、ぴたり賞が出されると書かれていました。

大きいものは、私より重たそうでした。

お金にならないこんな遊びが出来る農家の方々の心意気に「やるね!」と我が下腹部をおもむろになでてしまいました。

 


アブラゼミ・クマゼミ・ひぐらし

2011-09-01 00:07:55 | 虫たち

 

猛暑の中で、あらぬ限りの音を必死に出している蝉たちですが、正確には、哺乳動物みたいに口から声を出してはいないのです。

クマゼミやひぐらしのように羽が透明な蝉では、その声の正体が理解できるのです。

下腹部を揺らせながらお腹のあたりから鳴き声を出している様子がわかります。

ファインダ越しに蝉たちの姿を見ていると、幼き頃の出来事まで懐かしく思い出されてくるのです。

小さな体なのに何故、私より大きな鳴き音が出せるのが不思議でなりません。

あのエネルギーは、どこにあるのでしょう。

もう、蝉みたいに全身で音を出すエネルギーなど、私の身体は失せてしまいました。

けれども何故か焼酎を一口頂くと、蝉みたいにそれらが蘇ってくるのです。