AOBATO'S PHOTO

花や鳥たちの美しさや可愛らしい仕草などを写真に修めようと奮闘中です。

おれは男だ!

2015-06-30 19:21:32 | 

 

テリトリー内を散策しながらえさ取りをするキジである。

いつでも姿を見せるのはオス鳥で、つがいであるメス鳥はテリトリー内の草むらのどこかで抱卵中である。

抱卵中のメスが姿を現すのは、早朝か夕刻の場合である。

だからオス鳥は、一日中単独で時間をつぶさなければならない。

メスが抱卵中のオス鳥は、意外と警戒心を解いて、メスを守るために少しばかり冒険心で、私に対応しているように見受けられる。

自分に注目を向けさせて、メスの存在を気取られないようにしているからだ。けなげなしいかぎりである。

この写真は私から15m位しか離れていないが、警戒を解いて私の方へ来るそぶりを見せている。

その仕草が私には、絶好のシャッターチャンスでもある。

キジでさえ、己を危険にさらしてまで、彼女を死守する心意気が私に感動を与える。

これが男ちゅうもんだ!

 

 

 

 

 

 

 

 


美しさに惹かれる

2015-06-28 17:36:23 | 

自宅近くで、ケンケン!と鳴き声が聞こえるようになったので、土日の早朝カメラを積み込んで、鳴き声に聞き耳をこらして埋め立て地の原っぱに向かうと

原っぱの北側端っこに日本キジのオス鳥が伸びかけの草原で穂をついばんでいる。その原っぱの北側に沿って2~3m低いところを東西に延びている狭い道路脇に車を停めて

左の車窓越しに原っぱを見上げると、そこにキジがぽつぽつとえさをあさりながらゆっくりと歩を進めている。

概ね、野生動物たちは人影には機敏に警戒するが、車には比較的に鈍感である。車内で、三脚にカメラをセッティングしてウインドウを下げて、レンズを向けて撮ったのが、この写真である。

日本キジの美しい羽毛色の模様や配色の起源に謎は残るが、撮ってみると肉眼で見るより麗しく、さすがにお札の図案になるほどの威厳と目を見張るほどの美しさである。

言うまでもなく「国鳥日本キジ」である。