AOBATO'S PHOTO

花や鳥たちの美しさや可愛らしい仕草などを写真に修めようと奮闘中です。

初詣

2010-01-08 23:13:25 | 



初詣に京都北野天満宮へ参拝しました。
神さんもうんざりするほどの人混みでした。
それでも本殿の前に立ちすくすと霊験新かに2礼2拍1礼の御参りをしました。
おみくじなどの売り場は、列をなし、床机台の上に置かれた缶々を振りながらのおみくじには、些かの違和感がありましたが、若者達は、それを無心に振り続けていました。
いい年であればと願いつつ。

松原のぶえさん命を語る

2009-10-12 15:42:23 | 







09年10月11日、京都府立医科大学に於いて、臓器移植普及推進月間公開シンポジウム~命の贈りもの~が開催されました。
妻が以前腎移植を受けた関係者でもあり、同シンポを拝聴しましたので、その一部を紹介します。
同シンポでは「生体腎移植を受けて」と題した歌手の松原のぶえさんによる体験談が、のぶえさんの腎移植を担当された東邦大学の相川厚教授との対談形式で行われました。
のぶえさんは現在、歌手活動30目を迎えられたが、慢性腎炎のため09年5月14日にお身内からの提供で生体腎移植を受けられました。
そして現在も歌手活動を継続されています。

対談では、慢性腎炎と肺水腫を患い、危うく生命の危機に至るところで病院へ駆け込み、そのまま入院を余儀なくされ血液透析を受けることとなったが、肺水腫(水分が尿から出ず肺に溜まる)があったため、透析時間が3時間以上になれば、血圧が危険値まで下がるため、透析には大変苦労した。一時は、歌手生活も無理かと考えたが、腎移植のことを知り、東邦大学の相川教授に相談した。ドナーのことが気掛かりで、ドナー(提供者)の術後の体調に何らかの不調があれば、移植には踏み切れないとの硬い決心があっが、相川教授から、その心配はないとの説明を受けて移植を決心した。肺水腫やドナーとの血液型の違いなどから、移植直後は3日間ほど経過に問題があったが、その後は順調に経過している。このような経過が対談で話されました。

のぶえさんは、透析期間の苦しみが大きかったこともあり、移植成功後の生活は素晴らしいものであり、とくにのぶえさんの場合は、透析時も歌手活動を続けていたが、唄いながら喉が渇くためにかなりのご苦労があったが、術後は喉が渇くこともなくなったので、今後も歌手活動を一生懸命続けていきたいとコメントされていました。
移植医療の素晴らしさを得意の話術でとうとうと述べられ、実に感銘すべき体験談でありました。
最後に会場のシンポ参加者のために、松原のぶえさんが移植後歌手活動再開後に発表された新たなジャンルの新曲「夢の星屑」など2曲が披露されました。
今回のシンポは、ひと味もふた味も味の濃い実り多き公開講座でありました。
それにしても、松原のぶえさんが移植医療の普及活動のため、一患者としてご参加頂いたことにも感銘を受けた次第です。