AOBATO'S PHOTO

花や鳥たちの美しさや可愛らしい仕草などを写真に修めようと奮闘中です。

紅葉も落葉の頃となる

2010-11-27 16:25:55 | 

 

市街地から離れた紅葉の名所を訪れると、差ほどの賑わいもなく、ひっそりとしていて貸し切り状態である。

人気のないこの美しいロケーションに佇んでいると、どこか別世界にいる心地である。

この華々しい眺望は、華々しさが当たり前の桜花よりも華々しいのである。

それだけに、このインパクトは来春夏秋が経過する一瞬一瞬私の脳裏の中で小躍りしながら現れてくれるであろう。

これまで隔年おきに鮮やかであったのに、去年に続き今冬もこの有様である。

嘆かわしい温暖化が進むにつれて、紅葉だけは鮮やかさが一層増す気配であり、複雑な思いがよぎる。

今冬の紅葉はそろそろ終焉の気配となりつつある。


美しさに感涙

2010-11-25 23:19:58 | 木の葉

 

桜の時もそうであったが、色鮮やかな楓の林立する名所に立てば、良くもこんなに赤々と色づい

てくれたものだと、感激のあまり感涙にむせびそうになる。

この素晴らしいロケーションに佇めば、暫しこの場から離れがたい気がしてならない。

寒風などどこ吹く風である。

1週間もすれば、この美しさの状景は、木枯らしの訪ずれがもとで落葉して真っ赤な絨毯とかして

一面を染めてしまう。

踏みしめがたい絨毯の上に立つと、思わずそっと「ありがとう」の言葉を連呼したくなる。

 

 


最後のインパクト

2010-11-24 22:55:51 | 木の葉

 

蝋燭が燃え尽きる直前は炎が大きくなる。

燃えさかる紅葉も落葉直前の光景である。

このような現象は自然界の現実の光景である。

私が永久の眠りにつく前には、このような残照がごとき光を放せるだろうか。

それには、今日の学びを積み重ねるしかないのであろう。

 

 


紅葉まつり

2010-11-23 13:01:34 | 木の葉

 

紅葉の名所では「もみじ祭」の幟を立てて、観客を呼び込もうとしています。

日本では昔から、春の「桜祭り」に晩秋の「もみじ祭」として、いずれも植物の季節的な営みの風情を人々は自らの楽しみとしてきています。

本来は、楓など紅葉する樹木自体の祭りなのです。

話は脱線しますが、春に海から遡上して成魚に育った鮎たちは、秋になると一斉に河口近くへ下り産卵を始めます。

1尾の雌鮎に20尾ほどの雄鮎たちが新たな生命の誕生のために、壮絶な営みを繰り返し、産卵を終えるとともに死に絶えてしまうのです。

鮎たちにとってこの営みの姿こそが、まさしく祭りなのです。

木々の紅葉もまさしく鮎のそれと同じで、春の芽吹きから光合成で樹木本体の成長を支え、やがて低温とともに光合成が止まり、木の葉に残った色素た

ちが赤々と燃えさかる紅葉こそは、つまり木の葉たちのまつりなのです。

だから私は紅葉を愛で感動するのです。

 

 


今年の紅葉は素晴らしい

2010-11-14 17:29:40 | 木の葉

夏が猛暑で、急冷で晩秋が訪れる年の紅葉は鮮やかで美しいと言われています。
今年の紅葉はどこに愛でても、まさしく鮮やかさの見本みたいに素晴らしい彩色を醸し出しています。
華麗な紅葉を楽しませてくれる樹木たちにとって、今年は良い年であったであろうと、私までうれしくなります。
色鮮やかであることは、色づく頃までの葉っぱが健康で傷がなかったからです。
今年はいつもより10日位い色づきが早いようですが、まだ緑鮮やかなモミジもあります。
今月いっぱいは、私の心を弾ませてくれること請け合いです。
人は動植物、万物によって生かされていることを実感せずにはおられません。