冬景色 2008-12-26 19:55:36 | 冬景色 今年もクリスマス寒波は例外なく訪れました。 雪空を眺めていたら、暗い色の綿帽子が舞い降りて来るみたいです。 冬になり、雪が近付くと北の空が灰色の雲でどんよりと覆い被さっているみたいなのです。 真っ白のはずの雪が灰色に見えるのは、あの雲の性なのだろうかと連想してしまいます。 熟れた柿が雪で覆われて、静かな田舎の冬景色をかもし出していました。
胡蝶蘭 2008-12-25 22:43:31 | 花 今では、フリーシーズン胡蝶蘭の花を拝見することが出来ます。 そして、何処の町でもよく見かけます。 20年も前は、胡蝶蘭は高貴で高価なランでした。 その後次第に、バイオテクノロジーの技術が一般的になり、同時に多量の苗が出来るようになり、極一般的で、誰でもが手に入れられる様になりました。 ランの花は、基本的にはほぼ同じような形をしています。 花弁の中央に柱頭があり、そこに蜂や蛾などが、ミツを求めて入り込みます。 すると他の花から付けてきた花粉をその柱頭の中に接触させます。 そのことがあって受粉され、やがて種子が結実します。 花の美しさは、その受粉虫たちのためであって、人のためではなさそうなのです。 美しさだけではなく、甘い蜜の味や香りまで振りまいて、呼び込みしているのです。
クリスマスイブ 2008-12-25 00:11:40 | 作り物 メリークリスマス ともに白髪のクリスマスイブを二人で過ごしました。 妻が手作りのご手焼き料理を赤ワインで頂きました。 妻が焼いたチーズケーキに手作りのいちごジャムを上塗りし、いちごを並べたクリスマスケーキをデザートにしました。 実に静かな夜でした。 そして、妻はプレゼントが欲しいと靴下のオブゼをつくり居間に飾りました。 煙突のないわが家にも、果たしてサンタがあらわれるでしょうか。 今年は長女に初孫が授かり、来年は2女にもと嬉しい便りが届いたばかりです。 今宵は、日々至福の瞬間を味わえる喜びをかみしめているところです。 皆様のご幸運とご健康を祈りつつ
フラグミペティウム 2008-12-24 00:03:43 | 花 フラグミペティウムというランの花です。 世界中の植物の中で、ラン科植物は、その種類が最も多いのだそうです。 胡蝶蘭、カトレア、デンドロビューム、シンビジュームなどは最もポピュラーな洋ランですが、最近は数え切れないくらいの洋ランが出回っています。 その中でパフィオペティラムというのが、よく知られるようになりましが、写真のフラグミペティウムも、基本的な花の形からその仲間だろうと思っています。 世界中の自生種が、年々交配され園芸種として身近な洋ランとして店先に並ぶようになりました。
ガーベラ 2008-12-22 23:45:17 | 花 道の駅の売店にガーベラがありました。 本来春頃に咲く花なのに、美しく満開状態でした。 揃ったまん丸い花形にこの花の魅力があります。 花弁が大きければ大きいほど見応えがあります。 この花を注意深く見ると、中央部の首飾り様の花粉塊の緻密な形にもこの花の魅力があります。 私はまだ、この種の首飾りをプレゼントしたことがありません。 その時を失してしまいました。 そのツケが回ってこないかと、眠れぬ日々を過ごしております。
猿の腰掛け 2008-12-21 17:51:38 | きのこ あるお城に散歩に出掛けたら、境内の直径60cmもあろう椎の木に写真のような猿の腰掛けが上下4個もあるのが目にとまりました。 こんな大きなキノコを見たのは初めてのことで、シャッターを押しました。 猿どころか、大人でも腰掛けられそうで、横幅は30cmを優に越すものでした。 椎の木はまだ生きていましたので、猿の腰掛けはまだまだ大きくなりそうでした。 良く目の届くところにあって、誰も悪さをしないことにも、心温まる感じがしました。
殺風景な花壇にパンジー 2008-12-20 01:04:24 | 花 猫の額ほどの、わが家の今の花壇には、残り菊の外に水仙の葉が伸びつつあるだけで、実に殺風景なのです。 それを見かねた人が、パンジーを植えようと苗を買ってきていました。 それが定植する前の写真です。 この花は、これまでのパンジーとは少し花色が変わっています。 赤白黄色に加えて、ビンクやオレンジなどの中間色が増えていましたが、写真のように複雑な中間色の花が出始めたのですね。 春の鮮やかなものと違って、何となくこの時期に合っているようなパンジーに思えてなりません。 花の少ない時期に、私の寒々として心を暖かく癒してくれます。
冬の花さざんか 2008-12-18 18:52:10 | 花 手足が悴み、山茶花の花が開き始めると思い出すことがあります。 もう50年も経ってしまった中学校の校庭に、直径40cm以上もある山茶花の古木が7~8本並ぶように植えられていて、野球やテニス、バレーボールを練習する生徒の休息や応援用に、その木陰に長いベンチが置かれていました。 山茶花が咲く頃になると、木枯らしが吹き、校庭の黒ぼくが舞い上がり、いつも涙目で過ごしていたものです。 山茶花の花は咲いていても、それを見上げて見ることは、目に乾いた土が入るから、花の思い出はなかったのです。 山茶花の花は美しい花です。子供の頃にそれが感じられたら、私の心根も変わっていたかも知れません。
シャコバサボテン 2008-12-17 18:13:58 | 花 年末ともなれば、クリスマスを待ちこがれ、気の早い人たちは、イルミネーションを楽しみながらその日の来る日を次第に気分を盛り上げながら待つのです。 その寒さの合間にひっそりと咲く花があります。 それは、このシャコバサボテンの花です。 夏場に茎葉を切り落とし、日陰に置いていたものが、見事に咲いてくれました。 花は、次から次と暫くは咲き続けます。 今時は、秋からの花が残り咲きしているものはありますが、この時期に自然な環境の中で咲く花は少なく、貴重な感があります。
トロピカルフルーツ 2008-12-16 18:27:57 | 果実 鮮やかなピンク色をしたフルーツは、南国与論島産のトロピカルフルーツの一種で、ドラゴンフルーツです。 以前、徳之島で教師をしていた甥を訪ねた時、屋敷周りになっているのを見たことはありましたが、刀を入れたのは今回が初めてでした。 それほど甘味はなく、一度食べれば納得!という代物でした。 下の写真にある赤いのが、ドラゴンフルーツで、緑色のはアテモヤといい、かなり甘いフルーツです。 ドラゴンフルーツの花は、月下美人の花と酷似しています。 月下美人に実が成ればドラゴンフルーツ様の果実がなるのでしょうか。 ところ変われば様々な産物があってそれらが、人々に幸せを届けてくれます。