田舎家

以前は茅葺き屋根でした。
最近は、茅場がなく、茅葺き家屋の葺き替えは、なかなか出来なくなりました。
そのために茅葺き屋根の、夏は涼しく冬は暖かい特長を生かして茅葺きのまま、銅板で覆いをした屋根があちらこちらに残っています。

写真のように、銅板に様々なペインティグされたものもあります。
柿の木がさらに田舎家らしくしています。
こんな家に住んで、囲炉裏で魚や餅を炙って日本酒でコンコンとのぞを鳴らしたいものです。

秋に映える茅葺き

京都の片田舎へ行けば、所々に茅葺き民家が点在しています。
車で駈けている途中の地方道沿いに、写真のような民家が目にとまったのです。
紅葉が美しい山並みを背景に、既に熟し切った柿の木を従えた民家は、秋に映えて絵画を彷彿させるようで感動ものでした。
決まったようにシャッターを押してしまいました。
遠き昔を思い出しながら、後ろ髪引かれるように車をスタートさせました。