AOBATO'S PHOTO

花や鳥たちの美しさや可愛らしい仕草などを写真に修めようと奮闘中です。

つるし柿

2008-11-30 16:58:06 | 果実







子供の頃は、何処の家にも晩秋の頃になれば、つるし柿がぶら下がっていたものです。
それが、田舎の風物詩でもありました。
この頃は、柿が鈴なりしていても、外に袋に入った美味しい食べ物のお陰で、子供らは欲しがりません。
年金暮らしになるような年配の人たちは、その柿に郷愁があるのです。
元日を迎えると、おやつはつるし柿だったものです。
それを嬉しく頬張ると、中に柿の種が入っていました。
その種の数をして、多ければその年の運勢を占ったものです。

ところで、写真のつるし柿は、幼なじみの友人宅で撮ったものですが、おそらく、かみさんが夜なべで皮を剥いて吊したのだと思いますが、実に綺麗に仕上がっていました。
これには、ヒントがあることを友人から聞きましたので、皆さんも試してみて下さい。
柿の皮を剥いて、ヒモを通したところで、綺麗な水を鍋でかわし、ぐらぐら沸騰しているところに、その紐を持って柿を瞬時に付けてから写真のように吊すのだそうです。
すると、蝿などがたからずに美しいつるし柿が出来上がるそうです。

そして、元日には幸運をものにして下さい。

ウインターコスモス

2008-11-29 00:32:32 | 



秋の終わり頃によく見かける花です。
この花も、アメジストセージと同じ庭に咲いていました。
コスモスの名が付いていますが、同じ菊科ではありますが、コスモスの仲間ではなさそうです。
黄色系の花は目に付きやすく、好まれています。
私は、とくに黄色にこだわることなく、どの花も愛着があります。
人間と同じです。

アメジストセージ

2008-11-28 00:38:02 | 



アメジストセージという花です。
最近よく見かける花ですが、サルビアの仲間なのに、花の形は全く異なっています。
花が余りない時期に賑やかに咲いてくれます。
以前は大根駅であった小田急線が今は東海大学前という駅名に変わっていました。
その駅近くに住む、同郷の友人宅の庭に咲いていたセージを、幼なじみに日よけの傘をさして貰って撮ったものです。
思い出の1枚になりました。

富士山は素晴らしい

2008-11-26 22:30:16 | 


富士山は何時見ても素晴らしい。箱根に行けば決まったように友人が運転する車で、芦ノ湖スカイラインを、右に回ったり左に回って富士山を堪能しています。
この写真は、08年11月22日10時過ぎに芦ノ湖スカイライン富士見台から眺めた富士山です。






この写真は、07年4月5日に同スカイライン杓子峠で撮ったものです。
こちらの方は標高がやや高く1,030mで、富士山を丸かじりしている感がありました。

普段見慣れない富士山の素晴らしさは、山の形と裾野の広がりと冠雪の大小のような気がします。
山をよく知る人たちは、時間的な変化、日ごとの変化、季節的な変化、どの角度から見るか、裾野の背景色などそれぞれの魅力があるといいます。
富士山を世界遺産へ登録しようとする動きがあることが、時々ニュースになります。
しかし、遠目に見る富士山の美しさとは裏腹に、その実態は、ゴミのお山であるために、世界遺産へ認定されないといいます。
山に魅せられて登山する人たちのモラルがお山を汚しているなどは、登山する資格のない人間のなせる行為であって、誠に残念なことであります。
この様な人たちは、自らの部屋や自車の室内は、同様に散らかっているのでしょうか。
おそらく、塵一つ無いのではないでしょうか。
美しい日本、美しい自然環境を守るのは、私たち一人ひとりの取り組みしかないのです。


枇杷は今が開花時

2008-11-25 19:58:24 | 







幼い頃、麦刈りが始まると、学校からお腹をすかして帰宅するや、たわわに実った枇杷の木に登って、貪るように頬張ったものです。
その枇杷の花は、意外にも今が開花時期なのです。
降雪があるようなこの時期は既に冬眠してもおかしくない蝶や蜂に加えてテントウムシも、ひとときの晴れ間に多勢押しかけていました。
これまで花をしみじみ見ることはありませんでしたが、この寒空に虫たちを呼ぶには花粉はかなり芳香豊かであることが伺えます。
しかし、受粉虫だけではありませんでした。
黄色スズメバチも飛び交っていて、花粉をターゲットにしているものと思いこんでいましたところ、実にショックなことを目撃しました。
スズメバチは、小さな蜜蜂をターゲットにしていたのです。
集蜜中の蜜蜂を胸に抱え込んで何処えともなく消え去っていったのです。



もみじ狩り(6)

2008-11-21 06:13:38 | 木の葉









木枯らしとともに、私たちに感動を与えてくれた美しい紅葉は、落葉の時を迎えます。
真っ赤や黄色の絨毯様に一時的に地表面を覆い隠してしまいます。
この現象が春の新芽からおよそ半年余りの光合成という働きを終えてしまうのです。
針葉樹は一年中光合成をするために、屋久杉のように大きくなりますが、落葉樹はその半分のために、なかなか成木になり難いのです。
植物たちの炭酸同化作用のお陰で、私たちは生命を維持することが出来ています。
これから冬季、そして春の芽吹きに至までは、木々もひたすら寒に堪えながら来季の新芽を密かに養っているのです。
木々への感謝を胸に、来春の芽吹きを歓喜とともに心待ちしようと思います。

もみじ狩り(5)

2008-11-20 19:00:42 | 木の葉











桜の見どころが一斉に満開した様を形容して春爛漫と表現しますが、この写真の情景は何と表したらよいのでしょうか。
紅葉の魅力は、桜への感動とその趣を若干異にする感があります。
開く華やかさと萎凋して散る様の違いの性に他ならないのでしょう。
だから、花見て一杯の酒宴のようには、秋の風情はいかないのです。
ひとりしみじみと観照のひとときに酔いしれては如何でしょうか。


もみじ狩り(4)

2008-11-19 22:19:33 | 木の葉

















ダムサイドは、樹木を引き立たせてくれます。
紅葉だけではなく、春の桜もしかりです。
もみじも桜もその旬の主役ですが、その脇役が、水面であったり、バックの山々の季節感、樹勢の大きさや地形の起伏やその他の植物、そして人影などが、写真の構図を形成してくれます。
後は、撮り手の感性とウデだろうと思います。
感性もウデもない私は、もみじの葉数ほど撮って撮って撮りまくるのみです。

もみじ狩り(3)

2008-11-18 21:35:30 | 木の葉













私たちは植物と深く関わりながら生きています。
花の美しさに心ゆくまで癒されます。
花が開花する過程で、力強さや勢いみたいなものを感じることが出来ます。
さらに元気や勇気をもらうこともあります。
だから、心ある人へ花束をプレゼントします。
もみじ狩りをしていると、花の美しさにない紅葉の鮮やかな色彩に心を打たれて感動することが出来ます。
この様に、植物は、夢や希望を与える発芽、勢いや元気を与える成長、開花への無象の期待感を持たせてくれる蕾、美しさの感動と癒しを心ゆくまで与えてくれる色彩豊かな花、そして花をも彷彿させる落葉樹の色鮮やかな紅葉と四季とともに私たちに折々の感動を与えてくれます。

もみじ狩り(2)

2008-11-17 20:04:33 | 木の葉














もみじの木数は数え切れません。
どのもみじも良く色づいています。
夏に好天日が多い年は、色づきが良いと聞きました。
10数年前、あまりにも色鮮やかさに感動し、その翌年全国に散らばっているクラスメイトに声掛けてクラス会を開催しました。
ところが、その年はもみじの葉先が枯れて変色し、紅葉どころではなく、大変ひんしゅくを買ったことがありました。
年によって、紅葉の色合いはまちまちなのです。
今年は当たり年です。
一人静かに「山が燃える・・・」に酔いしれています。