AOBATO'S PHOTO

花や鳥たちの美しさや可愛らしい仕草などを写真に修めようと奮闘中です。

皇后様微笑みの花

2009-04-28 00:35:59 | 








鹿児島市の城山公園は、市内から桜島を眺望できる高台にあります。
その城山から市内にまでの中腹辺りに、写真の木が生えていたそうです。
去る時、城山に昭和の皇后陛下がこの花に目がとまり、これは何の木かと尋ねられ、「博打の木」と応えると、皇后陛下は、思わず、微笑まれたというエピソードを子供の頃に聞いたことがあります。
皇后陛下が、微笑まれたから、鹿児島市では、この博打の木を「皇后陛下微笑みの花」と称されるようになったそうです。

日陰に美しく

2009-04-26 10:02:45 | 
晴れた日のシャガ



雨の日のシャガ



群生のシャガ



シャガの花が目にとまるに付け、必然的に子供の頃が走馬燈の如く蘇ってきます。
田舎に生まれ育ったこともあり、シャガは文字どおり田舎花の感があります。
シャガは、竹山や雑木林の下草として群生している植物ですが、草丈の割には、それほど気にかけて貰っていない花の一つでもあります。
されど、日陰では葉の緑も神々しく、花はと言えば、何故か神秘的な配色と模様から神仏に通じる花ではないかと思いを馳せています。
だから、シャガに会うと、亡き母が今際に「酒と女と博打には、気を付けよ!」と残した言葉が、はっと思い出されるのです。

シャクナゲも満開!

2009-04-23 22:43:24 | 



シャクナゲは、まだ蕾の段階から、夢を与えてくれます。
とても大きな蕾だから、期待感を抱かせてくれるのでしょう。
大きな蕾の中には、ツツジが束になって開花を待っているのです。
やがて大きな夢は、開花によって鮮やかな色彩とともに現実のものとなりました。
それにしても、今年の花々の色彩は、例年になく鮮やかです。
お陰でカメラを持っ手も、るんるん気分なのです。

つつじのツツジ色

2009-04-22 22:52:53 | 








ツツジには、多種多様なひんしゅがあります。
キリシマツツジ、ミヤマツツジ、平戸ツツジ、レンゲツツジ、エゾムラサキツツジなどあげれば切りがありません。
わたしの住む家の廻りには、ヤマツツジ(写真)が今や満開状態です。
空き地などを濃いめのピンクで染めています。
今年は、いつもの年より開花が早く、花数も多く、鮮やかに咲いています。



枯れ木に桜

2009-04-20 17:55:37 | 


近くの神社の取り入れ道路際に、数年前まで、小輪で可愛い桜が咲いていましたが、とうとう枯れてしまいました。
ところが今年、枯れ木に花が咲いていました。
枯れ木の根っこから若木が伸びて、咲き始めたのです。
植物の生命力の素晴らしさに感動ものです。

きっと意地悪ではなく、親切な花咲じいさんが、枯れ木に花をと木灰を撒き続けてくれたのでしょう。



チューリップ三昧(3)

2009-04-19 11:26:54 | 








チューリップは何と言っても赤がそれらしくて、インパクトがあります。
昔からチューリップと言えば、赤い花が先ず連想されてきました。
写真のチューリップは、花の直径が15~16cmもあって、今までにないダイナミックなものでした。
年々大きくなり、何処まで行き着くのでしょうか。
私は年々らしさを失いつつあるというのに。


チューリップ三昧(2)

2009-04-18 00:41:53 | 







田舎で育った幼い頃は、紫の花は奇抜すぎて好まれないものでした。
近年になるに従って、紫花の園芸種が出回るようになり、それが以前のイメージにはない煌びやかさを感じさせてくれています。
大型のこの花にも、圧倒される感があります。
しかし、栽培圃場で魅力的でも、わが家の室内ではやはり飾るには忍びない何ものかを感じて成りません。


チューリップ三昧(1)

2009-04-16 19:21:13 | 












やはりチューリップはいいですね。
ピンクは女性に人気があるそうです。
が、私は男性ですが、大変気に入っています。
蜂たちも早速訪れたようです。
花弁の内側には花粉が一杯散らばっていました。
チューリップの花蜜は、蜂たちにも好評なのが判ります。
さぞかし、美味しさの余り沢山の花蜜を抱えて戻っていったことでしょう。

はまかんざしという花

2009-04-15 17:33:02 | 



「はまかんざし」という名前は、ラジオなどで聞くことはありましたが、こんな魅力的な花とは知りませんでした。
植物園に咲いていたものですが、アルメリアとありました。
聞くところによると、赤だけでなくピンクのが一般的なようです。
スペインにアルメリアという都市があり、スペインではサッカーでも有名だと記憶していますが、この花の情熱的な咲きっぷりが国柄を連想させます。
この花は、そちらの方からやってきたのでしょうか。
花の形からかんざしは判りますが、何故浜なのでしょうか。
1本だけそーっと咲いていました。
来年はもっと沢山咲いてくれることでしょう。

今年のしだれ桜は最高!

2009-04-14 17:49:52 | 







09.04.12に京都府立植物園へ花見に行きました。
そして、感動しました。
さすがに、日本有数の植物園は観覧者を満足させてくれます。
ソメイヨシノは、残り花がちらほらでしたが、しだれ桜の古木の全てが、これでもかこれでもかと咲き乱れていました。
痛めつけはしないのかと、下世話な勘ぐりをするほど花見客でその木陰はごったがえしていました。
地際を毎年花見客に踏みつけにされながらも、この有様です。
個々の桜は、蜂たちではなく、人恋しさに咲いているような気がしてきます。
桜よさくら、こんなにも美しい花々を有難う。
そして、毎年咲かせてくれるように汗水流している担当者の皆さんにも心から有難う。