AOBATO'S PHOTO

花や鳥たちの美しさや可愛らしい仕草などを写真に修めようと奮闘中です。

旬は西瓜

2011-07-30 18:26:10 | 果実

 

台風が去り、猛暑が戻ってきました。

吹き出した汗の後には、旬の西瓜がいいですね。

西瓜は好きではないという御仁が、たまにおられるけれど、西瓜好きには何とも理解できません。

今年は、西瓜が品薄のために高価で西瓜割りが減っているとテレビでありました。

二人で頂くのだからと生協から届いたのが京都府網野産で、ボンと名付けられた中程度の小玉西瓜でした。

皮がやや黒っぽくて、おそらく外国産との掛け合わせだろうと言いながら、頬張りました。

種が少なくて美味しい西瓜です。

昔、子供が幼い頃、宿舎の狭い菜園で西瓜を作り、子供と一緒に写真を撮ったことを思い出しました。

「すいかもかよこも11kg」とありました。

その子も今は11kgの息子がいます。

 


宮崎産に負けていない

2011-07-25 23:27:58 | 果実

 

暫く前、鹿児島産マンゴーが内祝いで届きました。

私にとっては、食い気より先ず写真なのです。

そして頂きました。

写真で表せないのが美味しさや甘い香りです。

宮崎産が話題になりましたが、こちらのが数倍美味しかった。

遠くで暮らしている娘や孫がブログをみて、唇をとがらせている姿が目に浮かびます。

 


大美濃という柿

2009-12-13 11:19:28 | 果実







近所のご婦人から、岐阜の友達から頂いたと、そのお裾分けで見事な柿を頂きました。
昔、生まれ育った鹿児島の実家の周りには、父が残してくれた様々な柿の木があり、その中の1本に美濃柿がありました。
戦前にどのような経路で入手したかは不明ですが、その他にも珍しい蜜柑や梨、桃に丹波栗、枇杷にザクロなど色々な果物があったものです。
お陰で、戦後の食糧不足はこれらの果物のお陰でひもじい思いをした記憶がないほどです。
果糖ばっかりで、蛋白質や澱粉の割合に欠け、今時の若者のようにのっぽにはなれませんでしたが、親の思いやりで、幸せな子ども時代を過ごすことが出来たと思っています。
写真の柿は美濃柿ですが、所によっては、大美濃、百匁柿などと呼ばれているようです。
スケールで510gもあり、とても百匁などではありませんでした。
この柿は渋柿ですが、柿の芯のあたりに少しだけ甘い部分があります。
昔は、霜の降る頃までならせておいて、良く熟してから食べていたものです。
関西では、籾殻の中などで熟させていますが、頂いた人からは、陽のさす場所に置いて柔らかく熟したら美味しくなると教えて貰いました。
懐かしい柿に巡り会えることが出来て、とても幸せな気分を味わっているところです。


実りの秋

2009-10-01 23:15:50 | 果実







30年頃は、誰もが競って食べたアケビです。
しかし、飽食時代を生きる若者たちは、アケビには見向きもしません。
私の年代の人たちは、こんなアケビを見つけたら、懐かしさだけでつい手が出てしまいます。
子どもの頃は美味しいと感じたものですが、今時は昔ほど美味しく感じられません。
ところが今年のは、意外なほど甘くて美味しいでした。
雨が少なかったためでしょうか。
写真上は9/28に、下は8/21に撮ったものです。

金柑

2009-02-07 00:26:21 | 果実


私のふるさと鹿児島の冬の風物詩に金柑の甘露煮があります。
ビタミンCが豊富で喉によく、風邪に罹りにくいと毎年煮付けて頂いています。
鹿児島市で金柑黒酢を製品化して販売している姪から、生の金柑も発売し始めたと届けてきました。
箱を開けて、わぁーとため息が出ました。
よくぞ金柑と名付けたものだと言いたくなるほど、金ぴかの金柑でした。
これまでの金柑のイメージと異なり、実に美しいものでした。
これは、甘露煮にはできないわ!と言うように、そのまま食べる金柑だそうで、口にしたこの期間はそれは甘くて舌が次を催促する美味しさです。
温室で栽培している金柑だから綺麗だそうです。
これで、今年も風邪が木戸口から引き返してくれることでしょう。

トロピカルフルーツ

2008-12-16 18:27:57 | 果実






鮮やかなピンク色をしたフルーツは、南国与論島産のトロピカルフルーツの一種で、ドラゴンフルーツです。
以前、徳之島で教師をしていた甥を訪ねた時、屋敷周りになっているのを見たことはありましたが、刀を入れたのは今回が初めてでした。
それほど甘味はなく、一度食べれば納得!という代物でした。

下の写真にある赤いのが、ドラゴンフルーツで、緑色のはアテモヤといい、かなり甘いフルーツです。
ドラゴンフルーツの花は、月下美人の花と酷似しています。
月下美人に実が成ればドラゴンフルーツ様の果実がなるのでしょうか。
ところ変われば様々な産物があってそれらが、人々に幸せを届けてくれます。





国道27号線

2008-12-09 22:59:39 | 果実



国道にも色々あるものです。
ガードレールを支え棚のようにして、たわわに実った富有柿が国道にはみ出している箇所に出くわしました。
既に熟していましたが、このままではべたべたと落果して国道を汚すことになります。
このはみ出した柿の枝が歩行者には、通行妨害していて、つまり道路交通法違反ですが、見事な鈴なりのためにそれに触れる人はいないのかなぁーと感じました。
数多ある国道の中に、こんな希有なロケーションがあるでしょうか。
何とも長閑な国道27号線の風景です。
国道27号線は、京都市から山口県まで延びる国道9号線の京丹波町から福井県敦賀市まで延びる国道です。

野いちご

2008-12-08 23:37:14 | 果実



田舎の冬の道ばたには、蔓性の野いちごが群生しています。
意外とこれを食べる動物もいなく、何時でも赤く熟れたままです。
子供の頃は、よく口にしたものです。
若干、酸っぱく苦い味がします。
これでジャムを作る人もいると聞いたことがあります。
私は春から夏にかけて、栽培いちごで、ジャムを作ります。
いちごが煮立つ途中で、柚子やサンキストなどの酸っぱい絞り汁を加えますが、野いちごは最初から酸っぱいので、おもしろい味のジャムが出来るかも知れません。
ジャムは、ヨーグルトを毎朝食べるために手作りしているのです。

ヒヨドリ上戸

2008-12-06 11:16:05 | 果実








見たからに美味しそうな果物のイメージがありますが、これは、鵯が好み、野生の植物のみです。
ヒヨドリ上戸といいますが、この様に鈴なりのを見たのは初めてのことです。
鵯が好んで食べ、上戸とは酒飲みの人のことを言うらしいですが、酒を飲んで顔が赤くなるのを見立てて、赤いこの実にヒヨドリ上戸と名付けられたと言います。
以前にキゥーイフルーツの花を掲載しましたが、そのキゥーイフルーツの蔓の上にこの様にぎっしりと実っていました。
子供の頃は、山の中に罠を掛けて獲物を捕ってタンパク質の足しにしていたものですが、その時の仕掛けの餌にしていたことを思い出します。
今頃日本では、その様なことをする子供たちはすっかりいなくなりました。
食物連鎖を考える一環の片隅の事象として、ちょっぴり思い出す切っ掛けとなりました。

つるし柿

2008-11-30 16:58:06 | 果実







子供の頃は、何処の家にも晩秋の頃になれば、つるし柿がぶら下がっていたものです。
それが、田舎の風物詩でもありました。
この頃は、柿が鈴なりしていても、外に袋に入った美味しい食べ物のお陰で、子供らは欲しがりません。
年金暮らしになるような年配の人たちは、その柿に郷愁があるのです。
元日を迎えると、おやつはつるし柿だったものです。
それを嬉しく頬張ると、中に柿の種が入っていました。
その種の数をして、多ければその年の運勢を占ったものです。

ところで、写真のつるし柿は、幼なじみの友人宅で撮ったものですが、おそらく、かみさんが夜なべで皮を剥いて吊したのだと思いますが、実に綺麗に仕上がっていました。
これには、ヒントがあることを友人から聞きましたので、皆さんも試してみて下さい。
柿の皮を剥いて、ヒモを通したところで、綺麗な水を鍋でかわし、ぐらぐら沸騰しているところに、その紐を持って柿を瞬時に付けてから写真のように吊すのだそうです。
すると、蝿などがたからずに美しいつるし柿が出来上がるそうです。

そして、元日には幸運をものにして下さい。