AOBATO'S PHOTO

花や鳥たちの美しさや可愛らしい仕草などを写真に修めようと奮闘中です。

もみじ狩り(6)

2008-11-21 06:13:38 | 木の葉









木枯らしとともに、私たちに感動を与えてくれた美しい紅葉は、落葉の時を迎えます。
真っ赤や黄色の絨毯様に一時的に地表面を覆い隠してしまいます。
この現象が春の新芽からおよそ半年余りの光合成という働きを終えてしまうのです。
針葉樹は一年中光合成をするために、屋久杉のように大きくなりますが、落葉樹はその半分のために、なかなか成木になり難いのです。
植物たちの炭酸同化作用のお陰で、私たちは生命を維持することが出来ています。
これから冬季、そして春の芽吹きに至までは、木々もひたすら寒に堪えながら来季の新芽を密かに養っているのです。
木々への感謝を胸に、来春の芽吹きを歓喜とともに心待ちしようと思います。


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2 コメント

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焚き火 (Piyo)
2008-11-23 17:37:32
(^^ゞ
このシリーズも⑥になり、
沖縄で見る事の出来ない紅葉をたっぷりと堪能させてもらっています。


写真を見ると、
落ち葉が山積みになっている様ですが、これはどのように処理(?)されているのか気になります。

かつて童謡になる程普通にあちこちで見られた焚き火など、今ではほとんど姿を消してしまっているのでしょうね。

焚き火禁止のキャンプ場まである今のご時世を少し寂しく思うのはやはり年齢の為でしょうか…。

「垣根の垣根の曲がり角~♪焚き火だ焚き火だ落ち葉焚き~♪♪」

曲のタイトルを知らない事を今気づきました…。

f^_^;
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piyoさんへ (aobato)
2008-11-25 19:22:36
美しい日本の伝統や文化が、工業化のあおりを食って環境破壊が深刻な状況にあるといわれています。
そのことがあって、野焼きや田圃の畦焼きも出来なくなった地方があるとも聞きます。
お寺の落ち葉さえ焼けなくなったともいいます。
薪が出来なくなり、食欲の秋に忘れることの出来ない焼き芋さえも出来ないなんて、何かおかしい時代になったものです。
これも皆、われわれ人類の科学技術の発展のツケであり、そのツケが我々に深刻に襲いかかろうとしています。
温暖化の原因となった科学技術を、今度は昔の生息環境を取り戻すための科学技術が進められ、その効果が高まることをひたすら期待するのみです。

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