風船かずら 2008-11-11 00:25:09 | 花 昔、越中富山から薬売りのおじさんが、数々の常備薬を詰め込んだ4段重ねの籠を大風呂敷で包み、背中に背負って家々を廻ってきていました。 その帰り際のおじさんから、4~5枚の紙風船をおまけに貰っていたものです。 近所の垣根に可愛らしくつり下がっている風船蔓を撮りながら、ふと遠い昔に出会った薬屋さんのそれを思い出しました。 ポンと掌で突いてみたくも成りました。 同時に幼き頃の様々な風景が、走馬燈のように脳裏の片隅を駆け抜けていきました。