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幼い頃、麦刈りが始まると、学校からお腹をすかして帰宅するや、たわわに実った枇杷の木に登って、貪るように頬張ったものです。
その枇杷の花は、意外にも今が開花時期なのです。
降雪があるようなこの時期は既に冬眠してもおかしくない蝶や蜂に加えてテントウムシも、ひとときの晴れ間に多勢押しかけていました。
これまで花をしみじみ見ることはありませんでしたが、この寒空に虫たちを呼ぶには花粉はかなり芳香豊かであることが伺えます。
しかし、受粉虫だけではありませんでした。
黄色スズメバチも飛び交っていて、花粉をターゲットにしているものと思いこんでいましたところ、実にショックなことを目撃しました。
スズメバチは、小さな蜜蜂をターゲットにしていたのです。
集蜜中の蜜蜂を胸に抱え込んで何処えともなく消え去っていったのです。