AOBATO'S PHOTO

花や鳥たちの美しさや可愛らしい仕草などを写真に修めようと奮闘中です。

晩秋の風景

2008-10-25 00:38:30 | 果実


最近の子供たちは、柿や蜜柑などを余り食べないそうです。
子供の頃、ひもじい思いをした我々には、主食であったりおやつであったりで、空腹を満たしてくれたのが、これらの果物でありました。
写真は、地元名で「熟(う)まし柿」とか「百匁(ひゃくめ)柿」とも言う見事な柿です。
名前のように、柔らかく熟まして食べる渋柿ですが、籾殻や稲わらの中で熟ますと、とても甘味のある食べ応えがあります。
赤く実る柿を見れば、昔懐かしい食い物への思い入れが強いだけに、実に忘れ難い食欲という執着心が湧いてくるのです。
この柿をもいでしまうと、いよいよ辺りは紅葉の季節を迎えます。

香辛料の一つ山椒の実

2008-10-16 19:01:12 | 果実


若い内の山椒の実は、シラス干しと併せて縮緬山椒にしたり、佃煮にしたりして食材にされています。
山椒の実が熟すと黒く光沢のある美しい実になることを今日まで知りませんでした。
山道を散歩中に、ススキの中に鈴なりした山椒の実が目に飛び込んできました。
異様な光沢で、黒ダイヤみたいだとカメラを向けました。
まさにいぶし銀、田舎暮らしの私でも、野の山椒みたいにひっそりと光っていたい。

秋の風景(6)

2008-09-21 14:37:10 | 果実








休みを利用して、リンゴ狩りに行ってきました。
津軽という品種でした。
今年は晴天日が多かったので、糖度が高いという話でした。
糖度と言えば、我々人間だけではなく、鳥や蜂たちもそれを求めて来園していました。
黄色スズメバチが結構いて、結構食べ尽くしていたのです。
ちょっとおっかな風景でもありました。
彼らはそれに夢中だから、触らなければ大丈夫という説明でした。
蜜を求める蜂たちが食べるくらいですから、本当に甘いリンゴでした。
そして見事なリンゴでした。

秋の風景(5)

2008-09-20 12:31:20 | 果実





秋の風景をテーマにする時に、先ず思い浮かべるのは、実りの秋でした。
人間の本能の一つである食欲がらみで、それが私の本能なのかも知れません。
実りの秋といえば、稲穂、おいも、栗そして松茸、梨にブドウ、北に行けばリンゴとなります。
秋は、何も陸だけではありません。
川や海にも秋の風景はあります。

早くも見事な丹波栗が届きました。食べるにはもったいない気がします。

そう、思い出しましたが、滋賀の知事さんちには、もったいないものがたくさんあるんですかねー。
もったいない綺麗なものは、人だけではなく、それに狙っている虫たちがいますよね。

余談はさておいて、旬のものは新鮮で色彩豊かです。
だから、旬なので、食べ頃でもあるんですよね。
今夜は、ゆで栗、焼き栗、栗ご飯、栗おこわと楽しみ・・・・


絵画のような美しいザクロ

2008-09-14 16:34:48 | 果実





南熱海の海岸を散歩中に、この美しいザクロが目に止まりました。
子供の頃、秋が深まればザクロが熟し、先端が割れて赤い粒々の実が飛び出すと、親の目を盗んで、もいで食べたものです。
30数年前、妻が入院した際に田舎から、ザクロの根を煎じて飲むと回復すると叔母が届けてくれたのを、感動し感謝したことを懐かしく思い出しました。