off  the  ball

「清く、楽しく、オモシロク♪」
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金子みすゞ童謡集

2011-03-28 | オススメ本&映画&音楽♪

金子みすゞ『金子みすゞ童謡集』ハルキ文庫、1998.

<見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ>(「星とたんぽぽ」)。大正末期、彗星のごとく登場し、悲運の果てに若くして命を断った天才童謡 詩人・金子みすヾ。彼女は子供たちの無垢な世界や、自然や宇宙の成り立ちをやさしい詩の言葉に託し、大切な心のありかを歌った。いま、歴史の闇に散逸した 幻の名詞が再び発掘者の手でテーマ別に編まれた。殺伐たる時代の中で、もう一度目に見えぬ「やさしさ」や「心」を見つめ直すために。(出版社HPより)

ガッちゃんと金子みすゞさんとの出会いは「私と小鳥と鈴と」という詩 -私と小鳥と鈴、それぞれにできること、できないことがあるけれど、みんな違うことがいいコトだ、とそれぞれを認め合うことの素晴らしさが込められているステキな詩なんだよね- で、他のモノも読んでみたいと思っていて、さらに、下関旅行へ行ったときに偶然かはたまた運命か、金子みすゞさんの故郷ということで、またまた出会っちゃったんだよね

これはもう読まねばなるまいと思い、購入にいたったのだ

自然とかココロとか、目に見えないトコロにまで思いを寄せる詩が読むヒトのココロをほっこりさせたり、時にはハッとさせたり、、、なんだか心地よい気持ちにさせてくれるね。

最後に、ステキな詩がいろいろあるんだけど、短くてステキなものを1つ紹介しましょう

もくせい

もくせいのにおいが

庭いっぱい。

表の風が、

御門のとこで、

はいろか、やめよか、

相談してた。

コメント
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