off  the  ball

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日本×コートジボアール

2010-06-05 | 09-10 football
W杯前、最後の親善試合もコートジボアールにセットプレーからの失点で0-2の敗戦。
と言っても敗戦自体は問題じゃない。いやまぁ、勝てるのならそれはそれで自信に繋がるし、勢いも付くからいいんだけど

で、日本のスタメンはイングランド戦と変わらず。ただし、フォーメーションは阿部ちゃんと遠藤のダブルボランチで長谷部がトップ下の4-2-3-1。
コートジボアールは4-3-3。

試合は、まさに象VS蟻のような戦いだったね。
大久保なんかボールを奪いに競りにいってるけどコートジボアールの選手はビクともせず、傍から見ると大久保ひとりが踊っているような状態
そして、全体的にスピードに追いつけないため、後ろから足を出してファウルになるシーンが多かった。

この試合、守備では「相手にチャンスらしいチャンスを作らせなかったこと」、「それでもセットプレーから2失点したこと」、攻撃では「チャンスを作れなかったこと」が浮き彫りになったんじゃないかな。
今の戦い方をすればW杯グループリーグの3戦ともに、試合展開としておそらくこういう形になっていくはず。
それでも今のままで勝とうとおもったら、セットプレーで点を失うのではなく、逆に点を奪う。まさにイングランド戦のような展開に持っていかないとだよね
あと、岡ちゃんは『守備に関しては今のやり方で続けて、攻撃に関してはもう少し走れないといけない。コンディションを上げて、ある程度リスクも冒して出て行けるようにしない といけない。』と試合後のコメントを発しているけれど、それもどうかと
サッカーにおいて守備と攻撃は表裏一体(野球と違って攻撃と守備が分かれていない)。岡ちゃんのコメントを見ると、(がんばるのは当たり前なのに)守備に関してがんばるとかがんばり切れないとか、、、
実際、相手に守備ブロックを整えられるとチャンスを作れないのだから、相手が守備ブロックを整える前に攻めなければセットプレー以外はほぼ得点の可能性はない。そのことを考えると、相手ボールを奪った後にどれだけすばやく攻めるかがカギだけど、コメントの限りでは岡ちゃんにはそこの具体性がないんじゃなかろうかと、、、攻撃に繋がる守備が意識としてイメージできていないんじゃないかと思うね
しかし、岡ちゃんが『(選手は)追い詰められたところでの反発があるんじゃないかと思っている』とコメントしているように、後は選手任せ。岡ちゃんにこれ以上日本代表をよくすることはできないのだ


って考えると、前線から追い回すことを止め、守備を重視して点を取れないという戦い方の循環に、「日本代表は同じトコロをグルグルと回っていただけなのか」とW杯を前にして落ち込むね、、、

それにしても、トゥーリオのおかげで右腕を骨折したドログバ、そして靱帯を損傷した今ちゃん、、、W杯前にケガはつきものなのか、、、