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日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

凸凹っ子の仕事考。

2016-12-02 23:18:14 | 発達応援
 早朝の積込み仕事のペレット入れと蓄冷材入れで、
手が冷たすぎて痛い季節の到来です。

 ちなみに、ペレット、とはドライアイスのことです。

 でも、それらの作業が終わると、あっという間に血が通い、
指先がどわ〜〜〜〜っっと、あつくなります。

 身体って、おもしろいですね。

 発達に凸凹がある子の仕事の話しを聞いていると、
ちょっとよく、わからなくなることがあります。

 もう、成人したかつての教え子も同じです。

 「一般企業に就職したい。」という場合、
普通に就職試験を受けて、就職するということを目指しているのか、
障害者枠がある企業で働きたい、ということなのか、
本人もよく、わかっていない場合があります。

 また、就労A型、B型で働いていても、
「がんばって、一般就職します!」ということを言う場合もあり、
今の仕事では足りない、もっと働きたい気持ちがあるのだろうなぁと思っていたら、
今の仕事もいっぱいいっぱいで、てんてこ舞いな状態だったりするので、
どういうことなのかなぁ、と首を傾げることがあります。

 私が関わった子どもたちの中には、成人してはいますが、
今、ようやく、小学校高学年、中学生くらいの物事の判断ができるようになっているかな、と
思うような子もいます。

 その子たちは、親の期待に応えようと、
保護者さんがいうことをそのまま自分の目標のようにいう子たちもいます。

 今の自分のできることと親の希望すること。

 親というものは、子どもに期待を寄せる者でもあるのだと思います。
その期待が子どもの自立を混乱させるものになっていないか、
そんなことにも目を配ることが必要かもしれないなぁ、と思うことです。

 そして、子どもは自分が仕事をしているのは、どんな場なのか、
そんなことも理解できるのであれば、教えることも大切かもしれない、と思うことでした。