日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

目を開けて子育て。

2016-12-27 21:48:48 | 発達応援
 暖かかった午前中からは、騙されたように冷え込んできた午後。
ちょっと横になろうものなら、猫たちが暖を求めて、わらわらと囲んできます。

 ガリバー旅行記の貼付けられたガリバーのような感じに、
大の字で貼付けられた感じです。

 まぁ、なんといいますか、
「もおお〜」とニマニマしている、猫原理主義者であります。

 今日は、お子さんを教室に連れてこられた保護者の方とお話しする機会がありました。

 その保護者さんがいわれた言葉で、
とても印象に残っている言葉があります。

 「ちゃんと、目を開けて見ていればよかったです。」

 これまで、療育的な場所で保護者さんが言われていたことは、
「まぁ、多少のことは、目をつぶりながら…」
ということだったようです。

 毎日、毎日、顔を突き合わせているお子さん。
これで、いいかな、どうかな、と思いながらも、
「ああ、でも、このくらいは、目をつぶった方がいいのかな」ということだったそうです。

 でも、11月にコンディショニング講座を受けられて、
ご自身のお子さんと向き合ってみると、変化が起こってくる。

 ああ、こうやって向き合えばいいのかな、と感じられ、
日々、コンディショニングを実践されているようでした。

 そして、
「目をつぶらずに、ちゃんと、子どもを見たらよかったな、と思います。
楽しく、普通に子どもを育てていけばいいんだ〜って思いました」と
ふんわり笑っておられました。

 わぁ、こういう方が、
『支援者なくとも、自閉っ子は育つ』(通称『猫本』)でいうところの、
○○が賢い保護者さんなのだろうなぁ、と思うことでした。

 そして、○○の賢い、「楽しく、子どもを育てていこ〜」と思われる保護者さんは、
実は、コンディショニング講座のときに、小耳にはさんだ、
「発達支援コーチ」というものに興味を覚えられたそうです。

 それは、灰谷さんが鹿児島のコンディショニング講座に参加されていて、
他の人と親しげに話しているのを目にして、何をされてる方だろう、と思って、
周りの誰かに聞いて、知ったようでした。

 そして、お値段を調べて、高額だなぁ、と思いながらも、
「もう、これからは療育に頼る時代ではなく、親がこういうのを学びに行って、
親が子どもにする時代なんだな」と思われたそうです。

 嗚呼!
こうやって親心に忍び寄るのが療育・教育ライセンスビジネスなのですね。

 幸い、この保護者さんは、私の

もりしー&はいちゃんコラボ講座感想

を読まれて、今は、考えることもおありのようでした。
めでたし、めでたし。

 「近ごろ、主張がでてきてですね〜」とにこやかな保護者さんとお話ししながら、
大変なこともあるのだろうけれど、保護者さん自身が頭を悩ませ、向き合っているからこそ、の
お子さんの穏やかな佇まいなのだろうなぁ、と思うことでした。
コメント
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