日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

支援はなんのためにあるのか?

2016-12-24 11:27:02 | 発達応援
 ふと気がつけば、寝たのが3時。
普段ならば、もう、1時間後には起きてる時間じゃないか!とびっくり。
どうりで眠いはずだ!と、あわてて、寝ました。

 猫たちも私に左右されて、私が布団に行かなくては、布団に行かず、
「寝よー、寝よー」と側で鳴いています。

 もう今はいない、瓢太だけは、
時間になると、さっさと布団に行って丸くなって寝てる子だったなぁ〜、と
懐かしく思い出しました。

 「はいちゃん&もりしー講座」の件は、
私にしては珍しく、何だったんだ、あの講座は…、にはじまり、
支援者としての自分の仕事や今まで、何の疑いもなく学びに行っていた、
灰谷さんの「発達支援コーチ」について考える機会になりました。

 私にとっては、「発達支援コーチ」で学んだことは本当に役に立っています。
それまで不思議だった、子どもの動きのつまずきや姿勢の問題、
字を書くことの困難さや読むことの難しさ。

 学習という机に向かってする認知の問題に、
身体を見る視点を加えることで、できいるようにするための道が広がりました。

 私のような支援に関わる者にとっては、
根本解決にならない、書く手の運動をさせたり、
読むためにただ、拡大コピーするだけではたりないのだ、ということ等々々…、
すばらしい視点をいただいたと思っています。

 そして、今回のコラボ講演会。

 私は、灰谷さんの発達支援コーチを受講していて、
ほんとうにいいものを提供してもらえてる、という実感があったから、
コラボ講演にも出かけて行ったのでした。

 そして、なんの知見も得られず、
それどころか、できない子どもをタイプ別に分けて、更にその裏付けに原始反射をのっけるという、
とてもわかりやすい、子どもの一瞬を固定化するメソッドに、
なんともいえない、胸くその悪さを感じ、がっくりしたあとは、
怒り心頭に達したのでした。

 そして、時間と共に、こんなメソッドを得意げに作った灰谷さんと森嶋さんに怒り、
特に、これまで私に良き学びを提供してくださっていた灰谷さんには、
怒り倍増、と共に、今は悲しい気持ちでいっぱいになっています。

 そんな中、灰谷さんの講座を主催する方からは、
今回のことで、鹿児島でのはいちゃんワールドが瓦解しないか、とのご心配のメッセージ。

 そうか、はいちゃんワールドが大事なんだ。
私は、灰谷さんがあんな子どもを切取るメソッドをやりはじめたことの方が心配だけど。

 再び、がっくり。

 支援者のみなさんは、一度、何のために支援職についているのか、考えた方がいいですね。

 本当に、真摯に子どもと向き合って、
この子をどうしたらいいか、と頭を悩ませる人は、
メソッドやライセンス業の準備をするヒマもないですね。

 そして、名もなき支援者として生きていくのだと思います。

てらっこ塾瓦版

 私も
支援する際、中心にいるのは、常に子どもです。「てらっこ塾瓦版」
を忘れずに、目の前の子どもへ全力を注ぎたいと思います。


 

 

 

コメント
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