日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

生活と仕事の両立。

2016-12-17 20:13:27 | 発達応援
午後から実家に帰りがてら、金柑物色物産館の旅に出かけました。あるとこには、あるのね、金柑ちゃん(*☻-☻*)途中、積込み同僚にも頼まれ、10kgほどの金柑を買いました。金柑煮るのも、食べるのも好きだけど、種取り…、やだな。

先日の教え子との話の中で、驚いたことのひとつに、その子が「仕事と生活することを上手に両立できるようになりたい。」と言ったことがあります。私は、「生活すること」の中に仕事も入っているのですが、その子の話しを聞いていると、どうもそうではないようでした。

その子はグループホームで生活しています。その中でも、色々と決まりはあります。その決まりを守って生活することが、1年以上経ち、もう少しで、2年経とうとするのにルーティンにならないのです。それは、個室があるとは言っても、他の人もいる住まいの中で、臨機応変に対応しなくてはいけない、日常ごとがあるからのようでした。

いつもと態度が違うように感じる人、年が違う人、眠れないときなどなど、普通に起こる日常とどう接したらいいか、わからない。

もっと、簡単なレベルでは、洗濯ひとつにも困ることがあるようでした。洗剤が変わると、洗濯の量が変わると少し、パニックになるようでした。

ああ、そうか。全てが1対1対応でしかないのだなぁ、そりゃ、大変だわー。そんな日常を送りながら、仕事でも対応できないことが溜まっていくのですから、「気が休まると気がないっていうか、もやもやするんです。」というその子の言葉が、本当に身にしみました。

休む場であるはずの家に帰っても休まらないのです。よく、そんな合間を縫って、私に手紙を書くこと、会いたい!話したい!と書いたね、と思いました。苦しい時に、誰かに話してみよう!というその力が育って本当に良かったな、と思うことでした。
コメント
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