日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

数の世界に遊ぶ。

2016-01-29 22:30:02 | 発達応援
 今朝も5時半出勤でした。

 理由は荷物遅れ。
夕方着くはずのものが、着かなかったから。
雪も溶けたのに、なぜ?

 そういう約束通り、夕方までに届けなさいよー!という考え方が、
トラックの事故を招くのかな?
うーむ。

 今日は年中さんの子どもと算数の勉強でした。

 まだ年中さんなので、計算力をつけることよりも、
量としての数を遊びの中で体験してもらったり、
違うもの同士でも同じ数であることを感じてもらう遊びをたくさんするようにしています。

 今日は種類の違う積み木や消しゴムブロック、消しゴムおにぎり、マーブルチョコレートで
1~9までの階段作りをしました。

 「交代に、先に置いた人より1個多く置いて、一段ずつ増える階段をつくるよ」というと、
すぐに要領を得て、階段作りをはじめました。

 大人にとっては、難しくない1個ずつ増える階段作りですが、
年中さんの子どもにとっては、1の次は2個だ!と口ではいうものの、
並べてみるまでは、「いいのかな?」という顔をしています。

 そして、5個以上になると何度も数え直したり、
前の個数を確認したり、ぱっと増やせる量ではなくなるようでした。

 できあがった階段を指で「とんとんとんとん」と登って、ジャンプしてみたり、
種類の違う階段同士を比べて、「123456789!全部同じだね!」といい、
違う大きさ、違う素材であっても作っているものは同じだなぁ~ということもわかっているようでした。

 しかし、1から2、2から3…と1個ずつ増えているというのは理解できないようで、
1から2は2個増えて、2から3は3個増えてる!と自信満々。
階段の増えた部分だけ、階段から離してみせても、
「1個ずつ増えてる!」と気がつくことはありませんでした。

 1から2、2から3、3から4…と数が1個ずつ増えるなんて、
当たり前!と大人の私たちは思いますが、
子どもにとっては、気がつかない、目も行かないことなのですね。

 ゆっくり、たっぷり遊んで、
数の仕組みの世界に浸って欲しいものです。

コメント
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