日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

お荷物。

2016-01-14 22:00:41 | 日記
 今日、我が家の猫を見ながら、
とにかく、桃ちゃんがてっぺんとってるのは間違いないな、と思いました。

 

 自分の倍の大きさのちぃを小さな子猫のように毛繕いしてやり、
調子に乗るとガンをとばし、「許さん!」と制裁を加えます。
それは、ぼぉ~っとしたちぃがそのことを忘れていても、覚えていて、
通りかかったちぃを台の上から叩いたりもします。

 これに対して、ちぃと梅ちゃんは8歳ばかり年が違いますが、
ほぼ互角か、どっちが上かを争っている状態です。

 

 あるときはけんかをし、あるときは追いかけ合い、
なかなかいい勝負ですし、ちぃも桃ちゃんのときと違い、ひるまず梅ちゃんには向かっていきます。

 ちぃ、人間で言ったら還暦。
かたや24歳くらいの乙女。

 平和な我が家です。

 早朝の私の仕事は、臨機応変に時間通り積込みを終えなくてはいけないし、体力を使う仕事ですが、
なんという難しいこともない、覚えてしまえば単純な仕事です。

 しかし、日によっては、注文された方が留守をするとかで、
抜き取っておかなくてはいけない商品があったり、
効率よく積込むために、最後12~20個になるくらいには、
数えて積込みかたの指示を相手に伝えたりしなくてはいけません。

 毎日のことなので、慣れると本当にルーティンのように機械的にできる作業です。

 それでも、自分で考えようとしないと、
いつまで経っても、これらの作業がルーティンになりません。

 こちらが、「あといくつ?」「抜き取りは?」「次、あっちやって!」と声をかけなければ、
海を漂うマンボウのように、視線が定まらずふらふらした作業っぷりになっています。

 そして、よくわからないから、とりあえず、誰かにくっついて作業をしようとするので、
くっつかれた人は、ひとりでできる作業だったりすると、
その人に作業を譲って、別の作業へと移ります。

 ひとりで作業をすることになっても、どうして相手がいなくなったかはわからないので、
その作業をし、終わるとまた、誰かにひっつきにいってしまいます。

 思い出すと学校などでも、誰かが作業していると一緒に作業をし、
そんなに人数いらない場所の作業だとひとりに別の作業を頼むのですが、
誰かと一緒でないと作業ができない子は、ひとりになった途端にその作業をほっぽり出して、
人数の多いところに行き、中途半端な作業が残っている…、
そんなことが度々ありました。

 自分が今、何をしたらいいか、ということを
自分で考えられないと、たとえ、私がしている積込み作業のように単純な仕事でも、
荷物の量が多くなると、その人自体もお荷物状態になります。

 人が世の中で働くには、助け合うことは必要なのだけど、
自分を動かしてくれる人を待っている人と働くのは、ずっとだとしんどいな、と私は思います。

 だから時々、「自分の頭で考えて仕事して。人数足りてるから、手伝いはここではいらんわ。」と、
正直にいうこともあります。

 指示を待ってばかりで仕事をしていると、
本人にしんどい仕事ばかりさせられるようなこともあるかもしれません。

 人は駒ではないのだから、
自分でしっかり考えて、意識を持って仕事をするほうがいいよなぁ~と、
思った早朝での仕事でした。
 
コメント
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