生のイチジクのおいしさは、
去年はじめて「おいしい…のか、も」と思ったのですが、
ドライフルーツのイチジクはその独特のプチプチ感が大好きで、
食べだすと止まりません。
学習をするときに、教科書を見たり、見本を見たり、することはよくあることです。
字を書くときにも、「お手本を見てごらん」といわれるし、
何かをするときにも、見本を見ることで自分のやっていることが正しいかどうか、確認したりもします。
そんなとき、私たちは、おそらく、
必要なところに視線を定めて見ているのだろうと思います。
必要でない部分は、目にはいっても無視して、
必要なところだけをとりだす、そんなことを自動的にやっているのでしょう。
でも、自分のやっていることと、見るべき部分がズレていると、
やっていることと見本とは違うものになるでしょう。
今日来た子どもさんとヘキサゴン消しゴムで5~1の数の階段を作っていたときに、
見本の消しゴムと同じ、数の階段を作ってもらいました。
子どもさんは5個のヘキサゴンの部分を作ろうとしていたのですが、
何度も何度もピンクの下に緑をつなげるところで、
下につなげるべきところを横につなげて、見本と同じにならず苦戦していました。
色分けをしてある見本なので、数ではなく、色を頼りに作っている子どもさん。
何度も「赤、ピンク、緑」と言いながら確認しているのですが、
横につなげてしまいます。
色にこだわらず作っていいよ、と言っても
じぃーっと見本を見つめています。
「ピンクの下だよね。」と助け舟を出しましたが、
やはり、横につなごうとするので、この場面での「下」というのはどこか確認するために、
お互いの手のひらを重ねっこして、「私の手の下には、○くんの手があるね。」とか逆にして、
この場面での「下」の概念の確認をしました。」
それから「ここ?」とピンクの消しゴムの下を私に見せて、
緑の消しゴムを無事につなぎ、そのあとは、するするするっとできました。
赤、ピンク、緑、青、オレンジと順番がわかっていて、
どうしてこんなに苦戦したのかなぁ、と数の階段を並べて見比べてみました。
私の予想としては、子どもさんは5の部分を作っているのだけど、
緑の部分に関しては、隣の4の部分をみてしまい横につなげはじめたのかな、と思いました。
そして、横につなぎはじめるとそのまま横につなぎはじめてしまい、
できた、と思っても見本と違うものになってしまうので、戸惑ってしまう。
そういうことなのかなぁ、と考えることでした。
自分が何をしようとしているのか、ということと、
それを実行するために必要な部分にピンポイントで目を向けるということの大切さを
考えた今日の子どもさんの行動でした。
ふと、ああ、私も子どもの頃に、それができなかったから、
勉強で苦労したんだよねぇ~と、思い出したことでした。
去年はじめて「おいしい…のか、も」と思ったのですが、
ドライフルーツのイチジクはその独特のプチプチ感が大好きで、
食べだすと止まりません。
学習をするときに、教科書を見たり、見本を見たり、することはよくあることです。
字を書くときにも、「お手本を見てごらん」といわれるし、
何かをするときにも、見本を見ることで自分のやっていることが正しいかどうか、確認したりもします。
そんなとき、私たちは、おそらく、
必要なところに視線を定めて見ているのだろうと思います。
必要でない部分は、目にはいっても無視して、
必要なところだけをとりだす、そんなことを自動的にやっているのでしょう。
でも、自分のやっていることと、見るべき部分がズレていると、
やっていることと見本とは違うものになるでしょう。
今日来た子どもさんとヘキサゴン消しゴムで5~1の数の階段を作っていたときに、
見本の消しゴムと同じ、数の階段を作ってもらいました。
子どもさんは5個のヘキサゴンの部分を作ろうとしていたのですが、
何度も何度もピンクの下に緑をつなげるところで、
下につなげるべきところを横につなげて、見本と同じにならず苦戦していました。
色分けをしてある見本なので、数ではなく、色を頼りに作っている子どもさん。
何度も「赤、ピンク、緑」と言いながら確認しているのですが、
横につなげてしまいます。
色にこだわらず作っていいよ、と言っても
じぃーっと見本を見つめています。
「ピンクの下だよね。」と助け舟を出しましたが、
やはり、横につなごうとするので、この場面での「下」というのはどこか確認するために、
お互いの手のひらを重ねっこして、「私の手の下には、○くんの手があるね。」とか逆にして、
この場面での「下」の概念の確認をしました。」
それから「ここ?」とピンクの消しゴムの下を私に見せて、
緑の消しゴムを無事につなぎ、そのあとは、するするするっとできました。
赤、ピンク、緑、青、オレンジと順番がわかっていて、
どうしてこんなに苦戦したのかなぁ、と数の階段を並べて見比べてみました。
私の予想としては、子どもさんは5の部分を作っているのだけど、
緑の部分に関しては、隣の4の部分をみてしまい横につなげはじめたのかな、と思いました。
そして、横につなぎはじめるとそのまま横につなぎはじめてしまい、
できた、と思っても見本と違うものになってしまうので、戸惑ってしまう。
そういうことなのかなぁ、と考えることでした。
自分が何をしようとしているのか、ということと、
それを実行するために必要な部分にピンポイントで目を向けるということの大切さを
考えた今日の子どもさんの行動でした。
ふと、ああ、私も子どもの頃に、それができなかったから、
勉強で苦労したんだよねぇ~と、思い出したことでした。