冬らしい、寒い一日でした。
普段は私の布団から、出たり入ったりしている猫も夜入ったきり出てきませんでした。
いよいよ冬本番。
早朝通勤中、凍った橋で転ばないようにしなくては!
先日の子どもさんとの学習では、
子どもさんが消しゴムでできたピザを分解し、
元通りに行かなくて、イライラが子どもさんの中で積もっていく…、
そんな行動を見た日でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/b6/55562089b74550f8b9ebbb45852301f7.jpg)
その日、消しゴムピザを分解したお子さんは、
組み立てることができなくてイライラしていました。
しかし、見かけ上は組み立ててある消しゴムピザと順番も同じで、
何が違うのかわかりませんでした。
「見せて」といって手に取ったものの、
最初は私もどこが悪くて元通りにならないのか、わかりませんでした。
全部、外すと大きめの穴2つと小さい穴があり、
そこがきちんと合っていないから、きっちりピザ消しゴムにできないことに気がつきました。
そこで、子どもさんに土台の消しゴムとトマトソースの部分の消しゴムには穴があることを確認させて、
その2つのパーツの穴をきちんと合わせないと元通りにできないことを伝えました。
四苦八苦しながら、3つの穴を揃えて、
きちんともとの形にして、満足げな子どもの顔がありました。
ふと、そのときの行動を振り返っていて思ったのですが、
私は、子どもが何か課題にぶつかり、イライラしている点に焦点を向けていました。
イライラせずにどうしたらできるか色々試して欲しい、
試すことを楽しんで欲しいと思いながら見守っていたのですが、
子ども自身がのできないことでイライラして、考えるどころではない、
頭の中が思考から離れている感じがしたので、消しゴムの穴の確認をうながしたのでした。
でも、振り返ると、
その子は順番も合っているのに、少しだけ浮いてしまうその消しゴムピザの状態を
きちんとわかっていて、「はい、できました!」とは決していわなかったのです。
そう考えると、見かけ上は正しそうでも、何かが違うということはわかっていて、
最後まできちんとハマるまで、できたフリなどしなかったわけです。
ということは、見かけ上同じように見えても、できてないものはできてない!と
見抜く力がついてきているのですね。
そういう、ちょっとした違いを見逃さない力がついているのです。
私たちはついつい何か教えることで、その子の手助けをしようとします。
それは、子どもができていないことをできるようにとの気持ちからですが、
できていないことを見つめることで、その子がわかっていることを理解するのも大事なことですね。
そういう視点をいつでも持ち続けたいと思います。
普段は私の布団から、出たり入ったりしている猫も夜入ったきり出てきませんでした。
いよいよ冬本番。
早朝通勤中、凍った橋で転ばないようにしなくては!
先日の子どもさんとの学習では、
子どもさんが消しゴムでできたピザを分解し、
元通りに行かなくて、イライラが子どもさんの中で積もっていく…、
そんな行動を見た日でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/b6/55562089b74550f8b9ebbb45852301f7.jpg)
その日、消しゴムピザを分解したお子さんは、
組み立てることができなくてイライラしていました。
しかし、見かけ上は組み立ててある消しゴムピザと順番も同じで、
何が違うのかわかりませんでした。
「見せて」といって手に取ったものの、
最初は私もどこが悪くて元通りにならないのか、わかりませんでした。
全部、外すと大きめの穴2つと小さい穴があり、
そこがきちんと合っていないから、きっちりピザ消しゴムにできないことに気がつきました。
そこで、子どもさんに土台の消しゴムとトマトソースの部分の消しゴムには穴があることを確認させて、
その2つのパーツの穴をきちんと合わせないと元通りにできないことを伝えました。
四苦八苦しながら、3つの穴を揃えて、
きちんともとの形にして、満足げな子どもの顔がありました。
ふと、そのときの行動を振り返っていて思ったのですが、
私は、子どもが何か課題にぶつかり、イライラしている点に焦点を向けていました。
イライラせずにどうしたらできるか色々試して欲しい、
試すことを楽しんで欲しいと思いながら見守っていたのですが、
子ども自身がのできないことでイライラして、考えるどころではない、
頭の中が思考から離れている感じがしたので、消しゴムの穴の確認をうながしたのでした。
でも、振り返ると、
その子は順番も合っているのに、少しだけ浮いてしまうその消しゴムピザの状態を
きちんとわかっていて、「はい、できました!」とは決していわなかったのです。
そう考えると、見かけ上は正しそうでも、何かが違うということはわかっていて、
最後まできちんとハマるまで、できたフリなどしなかったわけです。
ということは、見かけ上同じように見えても、できてないものはできてない!と
見抜く力がついてきているのですね。
そういう、ちょっとした違いを見逃さない力がついているのです。
私たちはついつい何か教えることで、その子の手助けをしようとします。
それは、子どもができていないことをできるようにとの気持ちからですが、
できていないことを見つめることで、その子がわかっていることを理解するのも大事なことですね。
そういう視点をいつでも持ち続けたいと思います。