アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

きっちりポジション移動(ピアノの話です)

2019年10月05日 | ピアノ
今日はartomr先生レッスン会でした。(蜜蜂と遠雷は昨晩見てきたけどその話は明日以降に)

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見てもらったのは本番がいよいよ今月中に迫っておりますフォーレのノクターン六番です。

先日の内藤先生レッスン会でも同じフォーレのノクターン六番を見てもらってますが…わりと高度な話が中心で、いやその前にそもそもここらへん弾けとりませんがな、ってところがあれこれあって、

その「もぐら叩き」すらちゃんと当たってない、っていうかね…

結局そういう低レベルなところだって、演奏上気になるわけなんで。えぇ。

え? なら自分で練習しろって??

まぁその、そうなんですが、この曲はだいぶ長く練習してきていて、今でも弾けてないようなところは漠然と練習していてもあと二週間とかでなかなか改善しませんね。

事前Lineより:
artomr「特にどんなところを聴いてほしいとかあります? もちろん私も聴いて、ここはこうした方がいい、ということもあると思いますがどう弾いたらいいか、悩んでるとことか?」
私「速いところはやっぱり問題、あと、音のややこしいところはすんなり弾けることもあるけど、てんぱってわからなくなる危険がいっぱい」
artomr「1ページに1箇所くらいずつありますね」
私「本番はてんぱるから、つまりあかんちゅーこっちゃ」

それで、今日のレッスン。

成功率の低い箇所を取り出して、ポジション移動の徹底分析をやりました。

ポジション移動って、バイオリンの譜読みのときに中川先生にはいっこずつ記入してもらってますが
(自力でできないので)
ピアノって、まぁ練習すれば弾けないわけでもないのでナントナクのまま練習してたりしますね。

でもナントナクだと整ってこないところが煮詰まってきたわけですよ、この時期になりますと。

ピアノでも、手をひとつの形、というのか、動かさないで手におさまるパーツというので区切っていくことができて…
たとえば、モツソナの「ドソミソ」ならもちろん手に収まりますね。広げる必要もないです。

フォーレの場合は広げる必要がある和音も当然あるわけですが、手を動かさないで済む一オクターブ内の音とかならひとつのポジションと思って大丈夫です。

いわゆる、指替えやジャンプが必要ならそれがポジション移動です。

この、ポジションのまとまりは、音楽のまとまりとずれることも多くてそこがやっかいです。
というか、結局のところ、今まで弾けてないようなところはポジション移動が複雑なところです(ということがハッキリわかりました)。

指使いとポジションを整理して、ここ、ここ、と鉛筆で区切りを入れていきます。

速い音形のところ、私が特に苦手にしている小節は、区切りの長さが次々変わったり、左右で区切りがずれていたりします。これをよーく整理しておいてから…

きっちりブレないテンポにきっちり数えて入れて弾きます。
(こないだ内藤先生レッスンでは「合い過ぎ」「揃えすぎ」「数えすぎ」とかのクレームが出てましたがその話はいったん脇に置き)

artomr先生は自分のレッスンについて「精神性の低いレッスン」「意識低い」などの言い方もしていましたが(^^;;
まぁそうやって整理すると、短時間でぐぐぐと改善します。
そしてただきっちり弾いてるだけですが、何回かそれで弾いて馴染むと、不思議と音楽になってきます。

さてここから「滑らか」「数えてないふう(実は数えてる)」まで間に合うでしょうか…


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