アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

おしゃれなドソミソ

2019年10月02日 | ピアノ
モツコン23を練習していると、つくづく思うことだが…

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←「ドソミソ」と音階がおしゃれならだいたいなんとかなるんじゃね

「ドソミソ」がうまくないと話にならない!!

「ドソミソ」に限らないが、そういう音形…あの有名なソナチネ「ドーミソシードレド」も左手の伴奏は「ドソミソ…」だけどアレのことである。

「アルベルティ・バス」というかっこいい名前がついていることは最近知った。

モーツァルトの場合、伴奏音形は幅広い和音じゃないので別に弾くだけなら難しいことはないんだけど、
素敵に弾くのは案外難しい。
そして、コレが素敵かどうかで演奏全体の印象がそれはそれは大きく左右される。

【「ドソミソ」がカッコ悪くなる理由その1】
音量バランスが不適切。
仮に「ドソミソ」の四つの音を均等の大きさで弾いた場合、「ソ」だけ二度弾かれることになるため、大きく響いて聞こえる。これは誠に具合悪い。しかも一番「どすん」と行きやすい親指で弾くし…
「ドソミソ」の中では「ド」がはっきりしてほしいところなので、「ミ」も「ソ」も軽くなるように、特に二度弾く「ソ」はとても軽く。

【「ドソミソ」がカッコ悪くなる理由その2】
音の余白が少ない。
音がみっしりしていて隙間がない。重たい。どたばた。

書道でも先生に
「せっかくカタチはいいのに余白が少ない」
といわれるけど、あんな感じ(字がでかい)

真央ちゃんや福間さんのモーツァルトは、いい具合にこの「余白」「隙間」があって、軽い。
特に、真央ちゃんの音色は軽くて、生き生きして、かつ優しくて、もうとても幸せになってしまうんだけど、

そう、なんというか、あからさまに音と音の間を切っているわけではなくて、無音の隙間はないような気がするんだけど、
なぜか音の減衰の速いピアノフォルテかなんかで弾いたときみたいな味わいもありますよね。

いやそんなばかな。現代の、音がとても伸びるスタインウェイかなんかで弾いてるんだろうに…

あれはいったいどういうことになっているのか?? 謎である。

ほんと、せっかくそういうイメージでモーツァルト弾きたいわけだから、
気持ちだけでも軽々と、
イメージは幸せな感じで、
練習したいものです。

そもそも、音を探している状態では、軽く弾くどころじゃなくなっちゃいますからね。

にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 その他日記ブログ 50代女性日記 ←こちらも参加しています


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする