アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

調弦はスリリング

2023年12月25日 | チェロ
今日はサロンエスプリの発表会。三部構成の長丁場なのですが…

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あれこれ欲張っているもので、出番が一部にも二部にも三部にも。

一部
ピアソラ/リベルタンゴ(鍵ハモ: アンダンテ、Pf: 中川P先生)

二部
モーツァルト=グリーグ/幻想曲K.475 (1st: アンダンテ、2nd: 中川P先生)

三部
モーツァルト/ディベルティメント K.136(チェロに参加)

まぁどれが心配かっていったらチェロです。ほとんど弾いてないから(曲を練習してないというよりチェロ自体)。
昨日とおとといは音出したんだけど。

今日はピアノと鍵ハモの分をざっと弾いてから、チェロも音出し(というか音と指の確認)しようと思ってたところ、いろいろ別件(おうちクリパの準備とか)でごたごたしてそのまま出かけた。まぁ会場ついてから確認する時間くらいあるやろ、って

…甘かった。

サロンに到着して、リベルタンゴの合わせと、ピアノの音出し少々、それからさぁチェロと思ったら(教室にあるチェロ)
 べろーん
いやーペグ戻りまくってるじゃないですか、ヤバい

それから大汗かいて調弦にとりかかったけど、どれか合わせたと思ってほかの弦やってると「ぐいん」と戻っちゃう
戻らないようにぎゅうぎゅう押さえて回し入れようとすると、今度は硬くて回すのたいへん
ようやく三本目に取り掛かるころに一本目がちょい戻って「べおん」てなってる(汗)

もうすぐ開始する時間になってもまだ格闘してたんだけど、結局合わなくて断念。

一部始まる。鍵ハモ終わる

休憩時間、調弦に戻る。3弦はなんとか近くまできたけど1弦どうしても戻っちゃう。

そこへ中川Vn先生が。「先生、どうしても止まりません!」すがりついてみる。チェロの先生は今日いない。中川先生はチェロの先生じゃないけど…まぁペグ慣れしてるから私よりなんかいいだろうということで(^^;; 助けを求めてみたところ、先生もいろいろやってみてくれて、でもどうしても「あとちょっと」と思ったところで「するーん」と戻ってしまう。

どうしよう。次の休憩にかけるしかない。

二部始まる。モーツァルトグリーグ終わる。

すぐに調弦にとりかかる。先生もほどなく来る「どう?」
「まだどうにも」
先生も回してみるが「うーん、あとちょっとなのに…ここからいかないね」

私「調弦できないのでチェロもう出なくてもいいかなと」
先生「それはダメ」

などとやっていると、もう一人のチェロの人から悲鳴「弦が切れました!」えーーー

チェロ二人ともおらんかったらさすがにあかんやん

幸い、交換用の弦は持っているということで、ただ出番(三部の一番目)に間に合わないので順番差し替えることに(先生慌ただしく戻っていく)

そして先生がチョークを持って来て、いったんペグを引っこ抜いてチョークの粉をつけて戻す。さらにしばらくごちゃごちゃやってなんとか、「近い(さっきよりは)」感じで止まった。「まだ低いけど」

下のネジをいっぱいに回して…やっぱりちょっと低めかな。でも許せる範囲??

これでそっと使いましょう。ってことでそっと置いておく。

三部始まる。ディベルティメントは三部の最後。

弦楽合奏の準備を始めたとき、再度確認するとさっきの問題の線はやや下がっている。うまい人なら、開放弦を使わずに耳で合わせるとかありうると思うけど当然ながらそんなことできるわけがなくw というより開放弦頼みだ(使えるところはほぼ開放弦使う)。

微妙にずれてるままで合奏。というかややこしいところの指の確認とか結局できなかったので怪しさ二乗だが、単純な刻み部分を心をこめてやればチェロの役割の半分くらいいけてるはずなので(アンダンテ調べ)、速くなく遅くなく、無事に刻むことに集中する。

うまく合っているときの弦楽の響きの中にいるのは心地よい。

↓ サロンエスプリ、クリスマスモード


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チェロレッスン最終回

2023年12月14日 | チェロ
今日はチェロレッスンでした。これが最終回で、クリスマス発表会のディベルティメントが済んだらチェロも返却します。

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日々ものすごく忙しくて…仕事の時間はたいして長くないはずなのになぜ? まぁだらだらしてるんだろうけどやっぱり…時間も意欲もあるときはまずピアノ弾いちゃうし、そうしたらチェロ弾く時間は残らないんです。一日のうちで。

前回のレッスンから、結局チェロを触ることはなくて最終レッスンどうしようと思って(昨日)ちょっと弾いてみたんですけど、まず調弦で大汗かいて、弾いたのはほんのちょっと。

今日、レッスンの前にもチェロ弾いてみたんですけど、同じくほんのちょっと。

二日分の「ちょっと」を足して、バッハ(というかペツォールト)の「2つのメヌエット」半ページ分(長調のところ)を弾きました。
残り半ページ(短調のところ)は時間切れでまったく触れず、電車の中でイメトレw

予定では、バッハのメヌエットだけは弾けるように練習しておいて、今週末のクリスマスめるちゃん会のときに誰かに伴奏してもらって録音しましょ、と思っていたんですがとてもじゃないけどそんな状況でない。ピアノのほう(モーツァルト=グリーグ、ラヴェル)も譜読み間に合ってないから時間があればそっちを弾いてしまう

要するに、自分の中の優先順位がピアノ>>>チェロってこと。こんなんで、結局無職にならなかった状況でチェロは無理だったよね…

先生には申し訳ない気持ち。最終レッスンだけど、たんたんと、調弦して、音階弾いて、じゃあメヌエット弾いてみましょうってんで
前半弾いて…やっぱり主な問題点は「拡張」。シャープ系だから拡張するところがたくさん。
小指だけピッと伸ばすんじゃなくて親指ごと動かす(人差し指いっぽんだけ元のところに置いておく)のがどうにも身につかなかった。

よし拡張だぞ、と力むとなぜか右手もいらん力が入って音もガリッといくところが(笑)

なんとなく、バイオリンのときのイメージだと、シャープ系の曲よりフラット系の曲のほうが音程とりにくい感じがするけど、
「2つのメヌエット」では前半のシャープ二つより後半のフラット二つのほうが弾きやすいようです。拡張しなくていいので。

…とは思うのですがなにしろエア(イメージ)で見てきただけなので弾けなくて、変な力が…

先生ちょっと不思議そうに「後半のほうがガリッていっぱいなってましたが、弾きにくいですか?」
いや一度も弾いてこなかったから、とはいいづらい(さすがの私も)

動きを確認しながら二回くらい練習したら「さっきよりだいぶよくなりましたね」…まぁそれはそう

練習すればなんとかなりそうな曲だけども。チェロ返すまでにどれだけ弾くかだよね

それで(ちょっと早いけど)レッスンおしまいでいいかなと思った瞬間、先生がコピー譜の重なりの中から目ざとく見つけたのが
「あ、バッハ!! これ弾こうとしていますか?」

あーーー挟まったままになってた。憧れの(!)バッハ無伴奏チェロ組曲第一曲プレリュードです。

「弾こうとしているっていうかあの…すごく好きな曲でちょっと最初弾いてみたんです数小節」
で、数小節弾いて
「ここから先はよくわかりませんでした」というと

先生は、その先数小節について初心者向けの指使いを検討して書き込んでくださって「試してみてください(^^)」

ありがとうございます♪
せっかくだから返す前に試してみなくちゃね



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12月まででやめると先生に伝えました(チェロ)

2023年10月27日 | チェロ
今日はチェロレッスン

     にほんブログ村 クラシックブログ チェロ初心者へ ←時間あるとついピアノのほう弾いちゃうから実はこのプランも危ない

いやーほぼ弾いてないんでレッスンで見てもらうのもアレなんですけど
とにかく区切りの12月までは楽器レンタルも続けるし、レッスンも続けるということで

12月の発表会でディベルティメントを弾くことを区切りにチェロをやめて、レンタル楽器も返却すると伝えました。

それで、ディベルティメントは…現状ぱきっと弾けてるわけではないけれども、どう弾くかはもうレッスンで検討してもらってあって、あと怪しいところは自分で練習するだけなので

合奏のチェロだと「レッレッレッレッ…」とかになりがち(^^;;
なので、一人分で聴ける曲を何か練習して、記念に録音しておきたいということで相談しました。

候補曲は…

教則本一巻の最後のほうの
・シューマン 楽しき農夫
・バッハ メヌエットNo.2

それから、名曲31選にあった
・バッハ 2つのメヌエット

でしたが、移弦、ポジ移動など総合的に勘案して一番困難が少ないと思われる
・バッハ 2つのメヌエット
に決定

「これ、ほんとはバッハじゃないとかいうやつですよねー」などと私がいうと、先生は「えっほんと? 誰??」
「バッハがアンナマグダレーナの練習帳に入れた曲は自分のじゃないのもあって、えっと誰だっけ…」

…ペツォールトですね。レッスン中はどうしても出てこなかったわ
(参考: 名曲よもやま話(3)バッハは教育パパ内藤 晃)



レッスンでは、いちばん弾きやすい指使いを考えてもらいました。
つまり、ビブラートかける前提だと開放弦を避けたりするわけですが、もうどんどん使っちゃうって感じです。

順調にいけば、12月のどこかでうちに遊びに来たピアノ弾ける人は突然伴奏を依頼される可能性がありますw

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チェロは今年いっぱいで

2023年10月16日 | チェロ
チェロは夏以降ほとんど弾いてなくて、今後どうしようかなと考えていたのですが

     にほんブログ村 クラシックブログ チェロ初心者へ ←結局、ピアノ以外のものは長続きしない

まぁ結論からいうと、今年いっぱいでやめることにしました。

今年いっぱい、というのは、年末のサロンエスプリ発表会でモーツァルトのディベルティメントに参加するからです。
それまではちょっと行きがかり上、突然やめることもできませんし、
そもそもせっかくチェロ弾いてみた記念に参加してみたいとも思います。

そしたらそれまではレンタルチェロもさすがに返却できませんので継続です。

10月後半、11月、12月。

せっかく借りている間はちょこちょこ触りたいですね。

やめる方向で気持ちが固まった理由は、
・(予定と違って)「暇」ではなくなったこと
・チェロを持ち運ぶのが(思ったより)たいへんで、活用(出かけていってアンサンブル)する目途が立たないこと

が大きいです。アンサンブルは今後もやっていきたいですが、鍵ハモや連弾という手軽なものもありますのでなかなかチェロが活躍するシーンがなさそう…

幸い、楽器はレンタルですので返却すれば片付きます。
もしかしたら、今後本格的に暇になったときに、チェロを再開することもありうるかもしれませんが、そのときに購入すればいいですね。

再開する場合は、「少しでも若いうちにとりあえず触っておいてよかった」と思うことでしょう。

再開しない場合は…今のところその可能性のほうが高そうですが、その場合も「憧れのチェロにふれられてよかった」と思います。私は音楽好きというか楽器好きなので、ほんとはいろんな楽器を触ってみたいんです。未経験なのは、リードのある管楽器とか、マリンバとか…

一年だけ和太鼓を習ったことがありますが、あれもよかったです。和太鼓自体楽しかったし(お祭りとか老人施設の慰問とかで叩いた)、和太鼓叩く体験はちょっとピアノにも生きてると思います。

12月までのチェロでは、ディベルティメントを少しでもマシに弾けるようにするのはもちろんですが、何か短い曲でもいいので一曲、「一人二役多重録音」または誰かに伴奏してもらうかして録音作りたいです。バッハのメヌエットとか?



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チェロのレッスンでした

2023年09月14日 | チェロ
昨日のサロンエスプリはチェロのレッスンもありました。

     にほんブログ村 クラシックブログ チェロ初心者へ ←ディベルティメントまではしっかり参加しよう

前回のレッスンのときには、構える姿勢についての相談で時間を使ってしまったので、ディベルティメントの「譜読み」が終わっていませんでした。
今回、駆け足で第一楽章~第三楽章まで通してみてもらって、

不明点なし、あとは練習するだけ! (のはず)

になりました。

ほぼ第一ポジションのまま素直に弾いていく方針ではあるのですが、それではうまくつながらないところにはポジション移動を入れました。
バイオリンからの類推? が効くのでだいたいは「これはこんな感じにポジション移動すればいいかな」というのもわかるのですが、
チェロ的におかしくないかをいちおうチェックしてもらうのと…

あと、私がそのままいこうとしていたところに移動の提案がありました。なるほどそのほうが弾きやすい。

ポジション移動って、バイオリンを初めて習ったときにはものすごく謎だった…と思う…のですが今となるとそのときの気持ちはおぼろげにしか覚えてなくて、まぁこうだよね、って思えるしそれはおよそチェロにも通用します(初心者的には)。

要は、ガチーっと握っていたら動きにくいんで、スッ、スッとですね。(いうほどうまくはいってないがイメージはいちおう)

バイオリンと違っていて苦労しているのは「半音足りない」の頻発です。なんのことかというと…
隣り合った弦の音程の開きはバイオリンとチェロで変わりありません。
「ソ」より一本分高いのが「レ」です。同じ。

しかし、チェロのほうが図体がでかい分、一本の弦の上での一音一音の離れ方が違うのです。

左手をふつうに構えたときに、隣り合った指の間が、バイオリンなら全音(ドとレの違い)、チェロだと半音(ドとド#の違い)です。

なのでそれぞれの指(1: 人差し指 ~ 4: 小指)でカバーできるのが
バイオリンだと「1: ラ、2: シ、3: ド、4: レ」となって、小指では次の弦を開放弦で弾いた音程と被っています。
チェロだと「1: ラ、2: ラ#、3: シ、4: ド」となっています。

つまり小指まできても「ド」の音、次の開放弦は「レ」の音ですから、間の「ド#」はどうしましょという話になります。

小指だけエイヤと伸ばせば弾けますが、小指だけ伸ばすっていうのはチェロの弾き方的にありえないそうで、
人差し指を元の位置に残したまま、人差し指以外の4本の指を半音分シフトします。手の形としては、人差し指だけを伸ばした形になりますね。

これがなかなかスッスッとできず、親指がついていかず置いてきぼりになったり、戻すはずのところで戻っていなくて調子っぱずれになったり、
残すはずの人差し指が迷子になったり、事故多発なんです。

ディベルティメントは、ド#とファ#がふんだんにでてきますから(そういう調だw)
こりゃもうたいへんです。早く準備しても差し支えないところはできるだけ余裕もって動くように楽譜に印をつけました。

ということで、この「スッスッ」が現状できてませんが、ともかく何をどうすればいいか分かった状態になりました。ディベルティメントの全楽章。

----
自作のスペーサー(という名称でいいかわからん)

バイオリンの肩当てをタオルで巻いてエコバッグに入れたものをヒモで取り付けています。どのくらいの厚みと寸法がいいとか確立したらもうちょっとマシな見た目のものにしよう

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