アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

オケ違いで「アマチュア・オーケストラ入門」

2011年01月31日 | バイオリン
マサさんのブログで「オケ老人!」という本を見て…

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←アマオケメンバーをちょうどよく揃えるってのは至難の業でしょうね

こりゃ、早速読まなきゃーと思って図書館で予約したんですよ。

予約きたっていうんで、昨日、図書館に行って、カウンターで、図書館カードだしたら「ピッ」てやって、お姉さんが「ご予約の本はこちらです」といって貸し出してくれたんだけどね。

そのとき、よく確かめないで他の本といっしょにしまっちゃったもんだから。家で出してみてびっくり。
「アマチュア・オーケストラ入門」
…「オケ」しか合っとらんやん…

まぁでも、「オケ」が合ってるということは、もちろん私の興味範囲でもあるわけで。でもこれって、誰かが予約した本だということになるから、急いで図書館に行って交換してこないとまずいけど。今日の電車の往復で読むのはいいよね、ってことで、今読んでます。

これ、なかなかおもしろいし、よくまとまった本です。アマオケをやっていくにあたって、音楽はもちろん、音楽以外の部分でも困難がたくさん。なにしろ大勢が集まるわけだし、お金もかかりますしね。全員の目指す方向が同じとも限らないし…

「トゥッティ(全体)」練習だと参加率が高くて、パート練習は低いなんてことがありがち、なんて記述から、まだ見ぬアマオケの実際をなんとなく想像してみたりして。演奏会を開くには何を考えなきゃいけないか、なんてこともけっこう実践的に書いてある。

とにかく、オケに参加するなら
・練習を休まない
・練習に遅刻しない
・団費を滞納しない
という心がけが必要とのことです。

読み終わったらなにかしら追記予定。

(追記)
ユーモアが随所に利いてて楽しく読めました。巻末にはおきまりの「用語集」があるんだけど、
【レパートリー】(それほど)練習をしなくてもすぐに演奏できる曲。
【かすむ】(略)どうしても弾けないパッセージがあったら無理をしないで、奏いているフリをして音を出さないことも大切なテクニックである。これを霞(カスミ)の術といい、上手くカスメるようになると皆の邪魔をしないでオーケストラを楽しめるようになる。

…なるほど、カスミの練習もしておこう!! というか、これのことを私は「エア」と呼んでいましたね勝手に。

ごく地道にお役立ちのノウハウもいろいろ書いてあって、たとえば楽譜は共有することが多いので、わかりやすく書きこみをしないといけない。消せるように必ずエンピツ(濃い目がよい)と、上質の消しゴムを!! ということで、よく使う書き込み記号とかもまとめてあった。

というわけで。いつの日かこれらのノウハウが役に立つように…まずは音階練習ですかね~

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J-POPってどこまでを言うの!?

2011年01月30日 | ピアノ
初めての「バイオリンWeb発表会」をやるにあたって、引き継いだテーマで「J-POP」というのはどうだったのか…

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへバイオリンWeb発表会 J-POP特集もうすぐ!!(2/1~)

なにしろ、私自身がテーマを消化できてないというか(^^;; ぶっちゃけ、J-POPをほとんど知らないっていう重大な問題があって。

えぇと。私が一番、自信を持って弾けるのは「津軽海峡冬景色」なんだけど。といったら、家族から、「それはJ-POPとはいえない」というクレームがついた。え、そうなの?? だって、間違いなく「日本産」だし、これ以上ないくらい「ポピュラー」でしょ。なんか文句あんの??

まぁ、超初心者のときだったとはいえ、「津軽海峡」はアップしたことがあるので、できれば路線を変えたいというのはある。

それで、おんちゃんとの「とことんデュオの会」では、「見上げてごらん夜の星を」を合奏してもらって「これでどうだ!!」と思ったんだけれども、これまた「それはJ-POPというかどうか微妙」という指摘がよしぞうから入った。いやー…これならよくないすか?? 「演歌」はそれで明確なジャンルといえるからあまりJ-POPとは言わないだろうけど。

というわけで、J-POPかどうかの境目ってなんなんだろうと思って、検索とかいろいろしてみたんだけど、確かに定義は

「日本のポピュラー音楽」

というくらいなんだけど、これはどうも「売り手側がそのように分類して売る」というカテゴライズらしくて。つまり、狭くいえばJ-POPは「そういう棚で売られていたもの」(?)ということになる。でもまぁ、それはそうとて、じゃあ「ポピュラー音楽」というのは何かというと

---- ウィキペから引用(太字はアンダンテ)
(1) 大衆音楽として
ある一部の層で評価の高い音楽ではなく、一般大衆に受け入れられている音楽である。レコードやCDなどの複製技術の進歩によって、音楽が、一部の特権階級のものでなくなったことにより生まれたジャンルといえる。ヒットチャートという形で、シングルの売上、放送回数などがカウントされ、チャート上位を占めるものをいう。これは最も広い意味の場合であり、売れていれば映画音楽でも、ジャズでも、演歌でもポピュラー音楽のなかに分類される

(2) 軽音楽として
古典音楽や伝統音楽でない、つまり、なんらかの厳格な決め事をもっていない音楽としてのジャンルである。主にロックを指す場合が多い。クラシック、民族音楽等はそれぞれ伝統のスタイルがあり、形式が重視される。それに対してポピュラー音楽は形式やスタイルは最低限に抑えられ、ハードルの低い音楽とされる。また、作家の井沢元彦は「『軽音楽』という名称は蔑称的な意味合いがある」と自著で語っている。

(3) ポップ・ミュージック(ポップ)として
ソフトでノリのいい音楽である。最も狭い意味でのポピュラー音楽では、クラシックや演歌に加えて、ジャズやハードロック、ヘヴィメタルなど”専門的な”音楽も除かれる。日本では1980年代頃まではポップは主に米英のポップ(洋楽)を指していて、現在日本産のポップはJ-POPと呼ばれる場合がある。
----

つまり、広くとれば「津軽海峡」もありで、狭くとればなしということになる。

だから、主催者特権で決めちゃっていいですか?? →「今回は、広くいきます」

日本産で、なんとなくポピュラーならなんでもいいです。アニソンだろうが映画音楽だろうが、演歌だろうが。みなさん、そのつもりでどうぞよろしく。

でも、まぁ言いだしっぺなので、できれば「J-POP」のストライクゾーンどまんなかでいきたいなぁと思って。「津軽海峡冬景色」「見上げてごらん夜の星を」は押さえにして、鋭意準備中です。期間開始直後に間に合うかどうかは…微妙~

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ゆるゆると、立川おとばよ

2011年01月29日 | バイオリン
それで、立川おとばよです~

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←相手がいて、合奏です。

先日の、多摩おとばよとかなりメンバーがかぶっていますが(るみさん、ゆきさん、カデロンさん、私)、新たにムスーさん、ひなづきありあさんが入ってます!!

幹事は、るみさんなのか、ゆきさんなのかよくわからんのですが(るみさんが言いだしっぺで、ゆきさんのブログで募集かけて)、そのよくわからんところが今回の特徴です。ゆきさんの車に乗っけてもらって会場入り。楽譜を準備してくれたのは、るみさんとムスーさん。えー、ゆるくやってます。

形式としては、
(1) 次は、この曲やるよ!! と決めて
(2) ごちゃごちゃーとひとりで練習して
(3)「じゃ、そろそろやるかね」って話になったら
(4) てきとーにパート分けして、弾く。
(5)「できれば」交代して、弾く。
…この繰り返しです。シンプルです。

まずは「慣らし」で「大きな古時計」。ゆったりですから無難な感じですね。すんなり合っていい調子のスタートです。「ネコふんじゃった」は、甘くみてるとこれがどうも、1stはいいけど2ndは突然「左の指ではじく」というのがきたり、重音が出てきたりして、やられます。でも楽しい~(^-^)

ほとんどの曲は、二パートなんですが、「星に願いを」は四パートに分かれます。目がちかちかして「脱線(他のパートにずれちゃう)」なんて事故もままありますが、何度かリトライしてちゃんと合ってみるととってもきれいです。

定番中の定番、「さんぽ(となりのトトロより)」もやりました。驚いたことに、ゆきさんはこの曲を知らないらしくて、いやー日本人でこの曲を歌えない人がいるとは思いませんでした。実は、ゆきさんって、バイオリンはとってもうまいんですけど、初見に弱いんですよ。耳から入ってないものは、弾きにくいようです。だから、けっこう苦戦していました(^^;; すっごい意外です。

こんな調子でゆるゆるっとやってますと、気がつくとあっという間に時間が経っていますから、たくさん用意された楽譜が、まだだいぶ余った状態で終わりそうになります。次にどの曲をやるかは、黙ってればるみさんが決めてくれるんですが、やりたい曲は主張しないとやらないで終わっちゃうかも。と思って、「次はラフォリアやりたい!!」といってみました。

知らない曲でしたが、楽譜を見て「おぉ!!」と思い、休憩時間にピアノで両パートを確認。これ、いい!! すごく。今回配られた曲は篠崎教本が多かったようです。この教本は、なんでもかんでもデュオ楽譜で載ってるそうで、弾きやすそうな曲が目白押しですから、これは要チェックですね。といいつつ、楽譜やさんになかなかいけないまま結局クリックしてしまいそうな気がするが。

他に、やった曲は
「ベートーヴェンのトルコ行進曲」←重音をまともに弾こうとしたら2ndムリ
「バッハのメヌエットト長調」←定番中の定番。この曲、好き
「パッヘルベルのカノン」←合わせに自信アリの人が二名しかおらず崩壊
「さくら」←時間終了しそうだったので練習ないままやってよれよれ

ま、弾けてなかった曲もありますが(^^;; とにかく楽しかった!! ロビーで机を囲んでのごはんタイムとかも含めて。またよろしくお願いします~

#こんど「とことんパッヘルベルのカノンの会」とかもやりたい。

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合奏に、必要なこと。(録音有)

2011年01月28日 | バイオリン
…それは、相手(^^;;

   にほんブログ村 クラシックブログ ヴァイオリンへ←今日は立川ばよの会

うまく合ったときの弦楽合奏っていうのはもう、すばらしく気持ちいいんだけど、そういう楽しみを日常的に味わえる環境を整えようとしても、難しい。なにしろ相手のいることですからね。

コンスタントに合奏ができる場を求めて、昨年秋からはアンサンブルのクラスに参加しているんだけど、それですっきり解決というわけにはなかなかいかない。いちおう、メンバーとしては私を含めてバイオリン二名・チェロ二名、そしてバイオリンもビオラも弾ける先生がいるわけだから、たいへん充実した合奏が楽しめそうなのだが、これがなかなか。非常に出席率が低いのだ。

なにしろ、もう一人のバイオリンの人は、私が入ったころから急速に仕事が立て込んできたとかで、私はなんと一回しか顔を合わせたことがない。先日のレッスンは、もう一人、チェロもお休みで私とチェロのサシとなった(^^;; しかもそのチェロの方が非常に遠慮がちにあいまいな音を奏でるので何をやっているかがあまりよくわからない。最初は、私が2ndバイオリンなので先生が1stバイオリンを弾いていたが、どうも合わないので結局、私は2ndを弾いたまま、先生がピアノを使って1stバイオリンとチェロパートを弾いて音取りしたりしていた。

まぁ、そうやってパート練習をする日があってもいいが、結局仕上げにあたる全員集合の日というのもないので、充実感を味わいにくいんだよね。みんな月謝払ってて、ずっと来ないなんてもったいないけど、逆にいえば、月謝きちんと払ってれば自分の都合で休むのも気楽だものね。みんなの都合を合わせて集まるオフ会なら参加表明した人はだいたい来るだろうけど。

考えてみれば、私はバイオリンを始めてたかだか半年というような時期に、えらく恵まれた環境で合奏デビューを飾ったのだった。

この場合、初心者が合奏できるように編曲して、パート分けして事前に配布し、全体の指導もできるセミプロのへっくんさんがいたことがすばらしく、ちゃんと指揮をしたり、音やリズムがずれていたらダメ出しもして、合奏をしかるべき方向に導いてくれた。しかもゲストでayucoさんがソロを入れたりしていたのだからこれはもう、ものすごい贅沢なことで。

ほら、こんなふうに→「クラシックメドレー

でも、へっくんさんは最近忙しいらしくて音沙汰ないので、この手の会は最近ない。

市民オケに参加できる日はまだまだ遠い。それまでは小規模な合奏で弦楽の楽しさをつなげていきたいから、いろんな企画に乗ったり、自分でも企画したりしていろいろやっていきたいな。
#というか、オケの楽しみと小規模合奏の楽しみはたぶん別物。オケに入ってもきっと合奏はやりたくなるだろう。

おんちゃんを呼んで「とことんデュオ」は充実した合奏ができてよかったな~。やっぱり、事前に練習しておくのがだいじよね。それと、二人なら合わせやすい(いろんな意味で)というのもある。でも、人数が多い合奏も別の魅力があるからそれはそれでやりたいよね。

先日のブログでは、「コレルリ」を紹介したけど、ほかにもいくつか録音アップしたので追加。

リュリ ガボット

この木なんの木」←これは、当日の流れで弾いた、(おんちゃんは)初見

家路」←音程がぴたっと合ってないと気持ち悪いし、音がきれいでないとアレなので意外と難しかった

こうやって聞いてみると、合奏に、必要なこと…それはもちろん、「相手」ではあるけど。その前に、自分のことをなんとかしろよって話だな(-_-;; 音程もだけど、弓に翻弄されて、リズムがしっかり刻めてないと聞き苦しいよね。おんちゃんうまく合わせてくれてるな~

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朝、親子の会話

2011年01月27日 | 生活
またろうの朝は早い。母が6:15の目覚ましにより、リビングに起きていくころには、もう和室に寝そべって、朝の動画チェックを一渡り済ませている。

   にほんブログ村 教育ブログ 中高一貫教育へ←こじろうの朝は遅い(-_-;;

「おはよー」。朝の挨拶もうるわしく、快調な滑り出し。そこへ、食卓の上にある、よしぞうからのメッセージが目に入る。



”弁当pls”…えーっ、その分、炊いてないよっ!!
私「ごはんセットする前に言ってほしいよねっ(-_-;;」
ま「いつもお父さんの分も炊いておいて、残ったら冷凍することにしたら??」
私「ごはん炊く前にわからないときはよくそうしてるんだけどさ、木曜日はいらないって明示的に言われてるから炊かなかったんだよ」
ま「あー、そうなんだ」

ま「ぼくは、弁当プレスかと思ったよ」(←弁当をぺしゃんこにするのか!?)

そこにいるのはまたろうだけなので、母の愚痴を聞くのも朝のごはんを作るのもまたろうの係である。まったりまたろうは、聞き役としては最適。

そして、弁当を作っているとき、いつものとおりの手順で卵焼きを作っていたつもりなのだが、妙に白っぽくなってしまった。

私「ねぇみてみて、なんか卵焼きが白くなった」
ま「えっ何。何か混ぜた?」
私「混ぜてないよ、プレーンだよ」
ま「じゃあ、混ぜ方かな? 外側の部分に白身が集中するように混ぜたとか」
私「…(そんな器用な混ぜ方はできない)…」
ま「じゃあ、何かの陰謀かな??」
私「あぁ、にわとりの。『我々は、人類のためだけに存在しているのではなーい!!』」
ま「『まずは、卵を白くしてやるっ!!』
私「『同志諸君、知っているか? 人類は、我々の卵に、黄色であるという色も期待しているのだ!! まずはその色を消すことで、人類にNoをつきつけようではないか!!』」

ふはははは。ま、陰謀でかなんでか白っぽくはなったが、弁当ができたぞ。


↑私は社食で食べることにして、三つ。鶏肉とピーマンのカシューナッツ炒めが入ったお得バージョン。

はっ、こじろうが起きてきてない。さっき起こしたのに~
私「またろう、頼む~こじろうを起こしてきてくれ。母が果たせなかった夢を、いまこそ~」
ま「そんな、重すぎる~。無理だ~」

しかしまたろうは、果敢にそのミッション・インポシブルに挑戦し、ちょっとごたすかしたのちに成し遂げた!!

ゆらゆらと起きてきたこじろう、父のメッセージを見て
こじ「なにこれ、弁当プレス!?」

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