「ドラゴン桜」という、元は漫画があってドラマ化されて、それですごーく年数経ってセカンドシーズンが製作された、と、そんな具合らしいですけど私は最初のときのドラマを知らなくて、今回だけ見ました。
←「蜜蜂と遠雷」の風間塵役の子が出てます
見たといってもわりと「ながら見」が多かったんで「ふわっ」とした感想になりますが
まず、昔のドラマはわりと勉強の方法? についてのものだったと聞いていますが今回のはそういう感じではなくて、東大を目指して勉強する生徒たちのストーリーと学園経営を巡る陰謀ストーリーをからめてというものでした。そのため、どちらも中途半端というか無理くりというか、ドラマとしての出来はちょっとあんまりよくないと思うのですが…
それはともかく、ドラマ「ドラゴン桜」は学力的に底辺の高校から東大目指す的なのが基本ストーリーで、そうであればけっこう「距離」のあることなので、なるべく早く始めてしっかりとした準備しないと話にならなそうだけれども、まぁいろいろあって、本気で勉強するってところが固まるまでもけっこう長いので(ドラマだからね)、「いや、間に合わへんやろ」と思ってしまう。
ホリエモンが半年でどうこう、高三夏でE判定から、とかいったりしてたけれど、それは「半年」だかの受験勉強を始める前にいろいろな素地があるからできること。
それまでにほぼ勉強の習慣もなくて基礎学力もないという場合はそもそも勉強をすること自体難しい。
ドラマでは、元々「勉強をすることができる」二人と、勉強ではないけれど本気のスポーツを通して集中力、体力、頑張るということなどの訓練がとっくにできている一人、受験勉強はしていなかったけれど好きなことをとことん突き詰めていた一人が出てくる。この四人ならなんとか目がありそうだけど他は無理だと思う。まぁドラマだからね…
現実味が薄いのは置いておくとして、この東大専科というコースはなかなか興味深い。
たいていの(トップ校ではない)進学校で、コース設定がある場合は成績による選抜で特進コースを作る場合が多いと思うけれど、このドラマでいう東大専科はぜんぜんそうじゃない。あくまで本人のチョイスであって、むしろ他の子たちからは馬鹿にされているくらいのポジション。
そして、ガンガン長時間授業をやって宿題出して詰め込むスタイルじゃなくて、勉強の仕方についてのアドバイス、ポイントについて授業はあるけれど、(たぶん)あらかたの時間は自習中心で取られている。
授業があれば勉強が進むわけではなくて、基本的には自分で勉強する時間が必要だけれど、ふつうの高校に通っていると、(あまり受験に関係ない)授業があって、それプラス塾に行ったりして、なかなか自習時間が取れない。(学校の授業を内職して自習時間にあてるのもあるけど、そういうスタイルは何かと面倒だ)
学校にいる間に、たっぷり自習時間があって適度に授業やガイダンスがあって、家に帰ったらフリーであれば一番効率よく勉強できる。しかも、学校には(同じ大学を目指す)仲間がいて、教え合ったり、励まし合ったり、雑談したりできるなら最高だよね。
そして勉強の仕方について、あんまりたくさん出てこなかったけどいくつか出てきたものや、受験生の親の心得とかはかなりおもしろかった。わりと理にかなったものも多くて(ただ、今そんな具合なら間に合わんやろとは思ったけども)。
全体に、「勉強はおもしろさがわかって、自分で考えてやって、初めて効率が上がる」という雰囲気が出ていたのは良かったと思う。「やらされる」「強制」じゃ、捗りませんよね。ビシバシやらせればなんとかなるんじゃないかと思ってる先生とか親とかいるとめちゃくちゃ害悪なので、是非全国津々浦々に伝わってほしいです。
そんなドラマでしたが、一番納得感のなかったところといえば…
(具体的に「これはありえない」という個所は挙げていってもしょうがないというかヤボだと思うので除外)
そもそもなぜ東大なのか(東大じゃなきゃいけないのか)ってところかな…
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まず、昔のドラマはわりと勉強の方法? についてのものだったと聞いていますが今回のはそういう感じではなくて、東大を目指して勉強する生徒たちのストーリーと学園経営を巡る陰謀ストーリーをからめてというものでした。そのため、どちらも中途半端というか無理くりというか、ドラマとしての出来はちょっとあんまりよくないと思うのですが…
それはともかく、ドラマ「ドラゴン桜」は学力的に底辺の高校から東大目指す的なのが基本ストーリーで、そうであればけっこう「距離」のあることなので、なるべく早く始めてしっかりとした準備しないと話にならなそうだけれども、まぁいろいろあって、本気で勉強するってところが固まるまでもけっこう長いので(ドラマだからね)、「いや、間に合わへんやろ」と思ってしまう。
ホリエモンが半年でどうこう、高三夏でE判定から、とかいったりしてたけれど、それは「半年」だかの受験勉強を始める前にいろいろな素地があるからできること。
それまでにほぼ勉強の習慣もなくて基礎学力もないという場合はそもそも勉強をすること自体難しい。
ドラマでは、元々「勉強をすることができる」二人と、勉強ではないけれど本気のスポーツを通して集中力、体力、頑張るということなどの訓練がとっくにできている一人、受験勉強はしていなかったけれど好きなことをとことん突き詰めていた一人が出てくる。この四人ならなんとか目がありそうだけど他は無理だと思う。まぁドラマだからね…
現実味が薄いのは置いておくとして、この東大専科というコースはなかなか興味深い。
たいていの(トップ校ではない)進学校で、コース設定がある場合は成績による選抜で特進コースを作る場合が多いと思うけれど、このドラマでいう東大専科はぜんぜんそうじゃない。あくまで本人のチョイスであって、むしろ他の子たちからは馬鹿にされているくらいのポジション。
そして、ガンガン長時間授業をやって宿題出して詰め込むスタイルじゃなくて、勉強の仕方についてのアドバイス、ポイントについて授業はあるけれど、(たぶん)あらかたの時間は自習中心で取られている。
授業があれば勉強が進むわけではなくて、基本的には自分で勉強する時間が必要だけれど、ふつうの高校に通っていると、(あまり受験に関係ない)授業があって、それプラス塾に行ったりして、なかなか自習時間が取れない。(学校の授業を内職して自習時間にあてるのもあるけど、そういうスタイルは何かと面倒だ)
学校にいる間に、たっぷり自習時間があって適度に授業やガイダンスがあって、家に帰ったらフリーであれば一番効率よく勉強できる。しかも、学校には(同じ大学を目指す)仲間がいて、教え合ったり、励まし合ったり、雑談したりできるなら最高だよね。
そして勉強の仕方について、あんまりたくさん出てこなかったけどいくつか出てきたものや、受験生の親の心得とかはかなりおもしろかった。わりと理にかなったものも多くて(ただ、今そんな具合なら間に合わんやろとは思ったけども)。
全体に、「勉強はおもしろさがわかって、自分で考えてやって、初めて効率が上がる」という雰囲気が出ていたのは良かったと思う。「やらされる」「強制」じゃ、捗りませんよね。ビシバシやらせればなんとかなるんじゃないかと思ってる先生とか親とかいるとめちゃくちゃ害悪なので、是非全国津々浦々に伝わってほしいです。
そんなドラマでしたが、一番納得感のなかったところといえば…
(具体的に「これはありえない」という個所は挙げていってもしょうがないというかヤボだと思うので除外)
そもそもなぜ東大なのか(東大じゃなきゃいけないのか)ってところかな…
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