アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

かんたんプログラム印刷♪

2016年11月30日 | ピアノ
翌日は自分が主催するイベントがあって、あれもこれもやんなきゃいけないのに、もう夜が更けてしまった、寝たい、なんて事態に陥ったことはありませんか。私はあります。

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ってなわけで「ピアノも、もっとアンサンブル!」前夜の午後11時を回ったころ、私は「プログラム製作・印刷」を瞬間的に完成させられないだろーかということを真剣に考えていたわけです。

中身はできていました→「ピアノも、もっとアンサンブル!!2016プログラム」

しかしどういうふうにプログラムのカタチにするかは全くのノープランで、
まぁとりあえずMicrosoft Powerpointを立ち上げて、
A4白紙の中に、
テキスト枠作って中身を流し込んでみたらば、

いや~ぜんぜん収まんないよ!! けっこう増えたよねーいつのまにか

…では、A4二枚にする? 両面印刷??

やだーなんか間違えそうだし、ごちゃごちゃやってたら明日になっちゃうよ!!

ということでとっさに閃いたのがこれ:

A4を横長に使ってテキスト枠は不均等に三つ配置


字を小さめにしても違和感ないのでうまくおさまった


表紙らしきものもできた


両面印刷なんてめんどくさいことしてやるもんか~!! という強い意志が感じられるでせう(^^;;
ほんと、あっちゅう間に製作できた。

でもなんかいい具合に見えて、評判よかったです。覚えておこう。
(カラーのコピー用紙を忘れずに買っておくこと)

ピアノ二台のイラストは、この会(ピアノも、もっとアンサンブル!)のシンボルとしてまたろうに作ってもらったものです。


その割に、今回のピアノ二台(with 先生)はスケルツオさんがやってくれた一曲だけでしたが

スケルツオ
モーツァルト Kv448 二台のピアノのためのソナタ第三楽章 (with 中川P先生)
(←本番録音)

聞きごたえありましたよ!! よかった(^-^)
前~に第一楽章はやっとのことで(ちょっとヨレヨレ)弾きましたが、三楽章は憧れですね。

今回はとてもじゃないけど、ブラームスで手いっぱいでピアノ二台まで手が回りませんでしたよ。

スケルツオさんは、ピアノ二台と、ブラームスと両方やって

スケルツオ
ブラームス バイオリンソナタ第三番 Op.108 第四楽章 (with 中川Vn先生)
(←本番録音)

しかもスプリングソナタとピアソラの伴奏まで、すごすぎます。しかも(私と違って-笑)落ちない。抜群の安定感です。

スケルツオさんは、ブログからの知り合いなので初回「ばんたの」にはいませんでしたが、またろう・こじろうのダブル受験が終わってすぐからの、すでに長いお付き合いになりますね。いつもお世話になってます。

ピアノ二台は、「ひとりでれんしゅう」にもまず長い時間がかかり、合わせ練習の場所も限られ、本番ができる場所も少ないってことでハードルが高いですが、せっかく二台ができる環境のイベントに進化したので…二台のエントリーは増やしていきたいね♪

(shig&夜毎屋ペアの二台が駆け込みでエントリーしてくれたのはよかった~)

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やまちゃんとめるちゃんの実力差(シューベルトの場合)

2016年11月29日 | ピアノ
内藤+グロトリアンのシューベルトに魂もってかれた日、家に帰ったら当然のことながらもう遅い時間だったんだけど、ちょっと試しに触ってみたくて即興曲op90-3の冒頭を弾いてみた。

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そんな時間なのでもちろん、めるちゃんは弾けないからやまちゃん(の、消音)。(*)

そしたら…

なんかあんまり素敵な曲じゃなくって(←暴言)がっかり
やっぱりあれは内藤マジックだったのか??

シューベルトの「すてき」というのは私とは関係ないところにのみ存在するものなのか??

と、思ったけれど、翌日、音の出せる時間に今度はめるちゃんで弾いてみると…
まったく、別物(o_o)

もちろん、最初のところ数小節だけね。
ちょこっとだけ音拾って、並べてみると、私が弾くんでも十分、いい雰囲気。
なんと心地よい響き!!

試しに、消音でなく、生のやまちゃんで弾いてみたら…んーこれはナイな…

結論。弘法じゃないので筆を選びます。

当たり前ですが、同じ人(私)がやまちゃんとめるちゃんで同じ曲を弾いたら、そりゃーめるちゃんで弾いたほうがいい曲に聞こえますよ。けど、その違いが特に大きい曲。これは。

同様に、エオリアンハープも、やまちゃんとめるちゃんですごく違います。弾き方似てるよね…

エオリアンハープも、
・上の部分にあるゆっくりした旋律
・真ん中の細かい音形
・ベース
ってなつくりになっていて、この、上の旋律のところをどう浮き立たせるかが問題です。最初、ここは指を立たせて弾いて、細かい音形のほうは寝かせて弾くのかな? と思ったんですが(そうやっても、とにかく違う音色にはなる)、おゆき先生によればどちらも寝かせて弾くんだそうで、旋律のほうは寝かせた指でむしろすくいあげる感じで弾くと…

先日貼った動画で、ツィメルマンさんもそんな感じで、全部を鍵盤のごく近くからそっと弾いていますね。
Zimerman plays Schubert Impromptu Op. 90 No. 3

なんだけど、ちゃんと旋律は浮き立って聞こえます。私がやるとツィメルマンさんのような精度が出ませんが(←当たり前)たまたまイイ感じで弾けたときはちゃんとそんな雰囲気に聞こえます。ただ、同じ弾き方で(少なくともそのつもりで)やまちゃんに持ってきても同じようには響きの使い分けができません。

そもそも、旋律部分と内声部分の弾き分けで、物理的に何が違うから違う音が出るのかわからないんです。
(物理得意だったんですけど!!)

どちらにせよ、そんなに強くも弾いてないし、そんなに速い打鍵でも弾いてないと思うんですけど…
(まぁ実際問題、強さは多少違う。でもそこの補正をしたとしてやっぱり音色は違うと思う)
浮き立つ系の音か、溶け合う系の音か、みたいな。

ともかくこの弾き分けが、
私+やまちゃん、だとムリ(実力不足)
私+めるちゃん、だとある程度できる(あまり安定しないが)
ということです。

仮に、内藤+やまちゃんだとどのへんまで可能なのか興味深くはあるけど(^^;; でもたぶん内藤+グロトリアンのほうが幸せ度は高いだろうよね…

この弾き分けの物理的解説はたぶんおゆき先生も知らないと思うんですが、おゆき先生の弾き方解説(すくいあげるように弾く)が実践的には正しそうなのでそこから推測すると、

【浮き立つタッチ】離脱早め
【溶け合うタッチ】離脱遅め

で、仮に伝わるエネルギーが同じ(ボリューム的には同等)だったとしても、実は接触する瞬間の打鍵スピードは【浮き立つタッチ】のほうが速く、しかし接触時間が短いのでそのわりにたいしたエネルギーは受け取っておらず、そしてクリアな響きになる。
(前提として、いずれにせよダンパーペダルは踏まれた状態であること)

この違いを反映するアクションとしてやまちゃんのは不十分(もしくは、癖が違う)なのでうまくいかない。

これ、今思いつきで書いただけなので(^^;;

識者の方、修正・補足ありましたらよろしくお願いします。

(*)…「やまちゃん」はヤマハアップライト、「めるちゃん」はシンメルグランドです。

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アンサンブル、プロを混ぜときゃなんとかなる。

2016年11月28日 | ピアノ
「ピアノも、もっとアンサンブル!」の会は、その前身である「素人が伴奏を楽しむ会」から数えると何回目になるのか…

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ブログを漁って丹念に数えればわかると思うんですけど、面倒なので割愛します。とにかく私にとってのブログの歴史(2008年秋開始)よりは数年古いです。それで平均して年一回以上やってるかなと思うんで、まぁそんな回数です。

コンセプトは当初から変わらず「アンサンブル、プロを混ぜときゃなんとかなる。」です。

うまい人とアンサンブルすると、自分の実力よりぐっと聞き映えするいい演奏ができたりするし、アンサンブルの練習をする中で得るものも多いですね。レッスンよりもっと、内側に入り込んでイイモノもらっちゃうみたいな感触があります。

「ばんたの」初回にも、そして昨日の最新「ピアノも、もっとアンサンブル!」にも、両方出てたのは私とばっかいず世話係さんだけです。奇しくもその両方で「ソプラノの歌の伴奏」をしたことになりますが、まぁ自分でいうのもナンですけど、二人とも長足の進歩で、ずいぶん伴奏らしくなってますよ。

元々停滞癖の強い私のほうは、ちゃんと歌の人と呼吸を合わせて前に進むようになってますし、
元々かっちりてきぱき進んじゃうばっかいず世話係さんのほうも、歌の人と呼吸を合わせてやわらかく伴奏できるようになってます。

今回のプログラムは、→ピアノも、もっとアンサンブル!!2016プログラム

中川Vn先生の伴奏をする…6エントリー
海実さん(Sop)の伴奏をする…4エントリー
中川P先生に伴奏してもらう…2エントリー
中川P先生と二台ピアノ…1エントリー

という具合で、なかなかバランスが良く…は、ないよね。中川Vn先生は八面六臂の活躍で、ほんとたいへんでしたよね。エントリーにないものもいろいろ頼まれたし!! でも、聞いてる分にはたいへん充実の会だったと思います(^^)

「エントリーにないもの」の中にパッヘルベルのカノンがありました。これはもともと、KAWAさんがきーちゃんさんのバイオリンに合わせてピアノ即興演奏をするという予定でしたが、なにしろカノンてふつうは三人で輪唱するじゃないですか。でも三人でばっちり弾いちゃうとピアノが入る余地が難しいかもと思って、「ひとりにしますか? ふたりにしますか?」って聞いたんだけど、KAWAさんが「三人でお願いします。オトナシク弾きますから」ってことで、急きょバイオリンを借りて(←私はバイオリン持ってきてなかったので)三人で弾きました。

KAWA イージーリスニング即興メドレーより「パッヘルベルのカノン」

そもそもバイオリン弾けるかが心配(私はね)でしたが何しろ盤石な二人に挟まれての2ndなので弾き出したらそりゃ気持ちよく、細かいとこは怪しかったりしますがなんかきれいに聞こえますね。1st(中川先生)+2ndでハモるとか、2nd+3rd(きーちゃんさん)でハモるとかいうところが多くて、2ndは丸裸になるところがいちばん少ないんですよ。そうすると、こんな怪しいバイオリン(私)を入れてこんないい具合に聞けちゃうというのは、「アンサンブル、プロを混ぜときゃなんとかなる。」効果です。

KAWAさん、最初は確かにおとなしく弾いてましたがだんだん乗ってきて盛り盛りになってますね(^^)…パッヘルベルさんが聞いたらどう思うか知りませんがおもしろかったです!!

即興演奏参加というのは今回初のことで、お互い距離を測り合ってるというか、どうしたらいいか探り合いっぽいところがあったのですが、これでお互いだいたいつかめた、ということで次回があればもっとこなれた楽しみ方ができると思います。

「アンサンブル、プロを混ぜときゃなんとかなる。」の基本コンセプトはそのまま、
少しずつ入れ替わったり成長したりしながら、
「ピアノも、もっとアンサンブル!」は続きます(たぶん)

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ヘミオラで まっしろになる ブラームス

2016年11月27日 | ピアノ
「ピアノも、もっとアンサンブル! 2016」無事終了しました~

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「無事」というのは主催者的なあれこれがつつがなく回ったってことで…
自分の演奏のことじゃありません、えぇ…

今日の自分的メインは当然のことながらブラームスのバイオリンソナタ伴奏だったわけですが、これがね。
落っこちて、「じゃ何小節目から」ってやりました(-_-;;

ヘミオラの一番ややこしいところで、
でもピアノの指としてはそんなにややこしくないところで、
家では(録音と合わせてるときは)あんまり間違わないので落っこちて入る練習が足りませんでした。
落っこちたときに「わたしはどこ」ってまっしろになったのでとめちゃいました。

終わったあと、
「止まる予定じゃなかったのに~」とぶつぶつ言っていたら、shigさんが

「いやあれはさー、弾いちゃいけない曲とかいうものがあるとしたら、
例えばシューベルトのあれ(op90-3)とかは難しいといっても弾いたらいいと思うけどさ、
弾いちゃいけない曲ってのがまさにコレだよ。みんなとめたでしょ」

…はい。shigさんとかおゆき先生とかくさぴあさんとかみんな全力でとめてくれました。

「まぁそれでもあえてやるならばさ、やってもいいんだけど、
止まったーとかちぃせぇことぐだぐだいっちゃダメ」

…おっしゃるとおりでございます。


ま、自分的にはやったことは後悔しておりません。
流れのよかった部分に関しては、気持ちいいったらなかったです。中川Vn先生すばらしい。

そして、ほんっっとに名曲中の名曲です。

ブラームスのバイオリンソナタ、どれもいい曲ですけど、これが一番よくって
それで一番難しい。
もっとやりやすい曲(もしくは楽章)があるとのことです。

でも、一番やりたい楽章まっしぐらで弾きにいくのが信条なので!!
ほかと比べるってことはしませんでした。
今回手に当てておいただけ必ずいいことがあると思って、
またいつか弾きます。

というわけで「まっしろ部分含む」掛け値なしの本番録音もし聞きたい人はこちら
ブラームス バイオリンソナタ第一番第一楽章 (with 中川Vn先生)

大きく止まった以外のところをよーく聞いていただきますと、
いい感じに聞こえるところでも楽譜にあるはずの音がいろいろと抜けております。

弾いてる最中間に合わなくて飛ばしたところもあることはあるのですが、
それよりも計画的犯行が多いです。

リハのとき中川P先生が譜めくりしてくださったんですが、あちこちの♪にバツがついてるのでびっくりしたことでしょう…

くさぴあさんは楽譜を見て、「なくてもなんとかなる音がこんなにあるとは」と感心(?)してました。

墓の中のブラームスさんは「なくてもなんとかなる」なんて思ってないでしょうが(笑)
でも、聴いていただくとわかると思いますが、私が飛ばした音をかりに全部復活させても、いうてそんなに演奏の良し悪しに影響ないですね。問題ソコじゃないって感じです。


会全体としてはとてもよかったと思います。詳しくはまた明日。

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「試験前に部屋片づけ」みたいな選曲祭り

2016年11月26日 | ピアノ
こんなことしてる場合じゃなーい!! と思いながらつい…

   にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←ブログ書いてる場合でもないよな(爆)

別のことに熱中しちゃうってありませんか。私はあります。

っていうか、明日はいよいよ「ばんたの(ピアノも、もっとアンサンブル!!)」があるので、やらなきゃいけないことは山ほど。
・練習はもちろん(泥縄分は効果抜群)
・事務連絡
・プログラム印刷
・明日家を空けるから家事とか

なのになのに…そういうときに限って、

あぁこれが終わったら何から弾こうかな~

なんてことが頭をよぎるんですよね。

んで、シューベルトop90-3の最初のほうをちょっと鳴らしてみて
「この曲、めるちゃんにむっちゃ合うやん!!」
と盛り上がったりして…

いやいやいや。それは今日することじゃないよね。でも、最近、ブラームスバイオリンソナタに時間取られててほとんどソロ曲が触れてないんで、気になる曲が溜まりに溜まってえらいことになってるもんで、ついあっちの楽譜を開いてはふむふむ

こっちの楽譜も開いてはちょっとYouTube聞いてみたりして(音楽聞きながら作業するんだからとか言い訳しつつ)

…だぁーーーっ!!(-_-#


そこで、このもやもやをここに並べておいて後日に回します(宣言)

下記、「【弾いてみたくてうずうずしてる曲】」の各曲のところには、何をきっかけにしてそんなにうずうずしちゃったのかを書いておきました。


【練習中の曲】
ショパン マズルカ Op. 56 No. 3
* 1月、おゆき先生んちの発表会で

モーツァルト ピアノソナタ K545
* 12月、テーマ限定(今年の思い出曲)

【弾くことが決まってる曲】
吉松隆 4つの小さな夢の歌(春:5月の夢の歌/夏:8月の歪んだワルツ/秋:11月の夢の歌/冬:子守唄)
* 2月、ピアノサークル発表会

ショパン マズルカ Op. 24 No.4
* 8月、テーマ限定(24調)

【弾いてみたくてうずうずしてる曲】
モーツァルト ロンドイ短調K.511
* キルンベルガー調律したてのめるちゃんで弾いてねじれるような半音階を聞いてみたい

シューベルト 即興曲op90-3
* 内藤+グロトリアンフィーバー

ベートーベン ピアノソナタ第九番
* シフさんのせい

ドビュッシー アナカプリの丘
* わたりさんのせい

ドビュッシー 月の光
* artomrくんのせい

チャイコフスキー 四季より10月
* 内藤+グロトリアンフィーバー

ブラームス 三つの間奏曲より第三番 Op. 117 No. 3
* それどそどしさんとおゆき先生のせい

バッハ フランス組曲5番
* トマトさんのせい

【前に弾いたけどまた弾きたい曲】
チャイコフスキー 四季より6月
* おゆき先生に習い始める直前、レッスンなしで弾いた曲。あれで終わらせちゃもったいない

ブラームス 三つの間奏曲より第二番 Op. 117 No. 2
* けっこう粘ったけど消化不良に終わった曲。

ラフマニノフ エレジー
* 大人ピアノ再開二年目にわけわからんほどの情熱をもって無理やり弾いた曲。もう少しマシに弾きたい


…はぁ~。とりあえず生協の注文しとこっ

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