またろうの夏休みに、修羅場はなかった。
下馬評ではエンドレス・エイト再来は固いとささやかれていたのだが、意外なことに、夏休み最終日の夜九時をもって、またろうの宿題は粛々と終了した。
しばらく前の状況(参照「またろうの夏休みの終わり方を占う」)ではかなり寒そうな状況だったが、予想と違ったのは、またろうの「段取り力」と「文章力」である。
二つとも、逆さにしてふってもまたろうからは出てこないと思われていた「力」だが、「今日は一日部活を休んでCOCET3300を片付ける」という宣言のあたりから、まぁやっている間の集中力は続かずだらだらと、母の目から見るとイライラする調子で物事が進んでいるとはいえ、それなりに必要な時間を確保して宿題を片付けようとしていた。
何がどうなっていれば「オンスケ(予定通り)」といえるのかという把握について多少助言はしたが…今回、あまりバトルはなかった。本人がちゃんと宿題を終わらせようと思っていた。これはすごいことだ。
宿題指示のプリントをなくして手が付けられないという事態はいつもどおりだけど、それでちゃんと友だちにコピーさせてもらってゲットし、間に合うようにやっつけた。
今回の宿題は文系科目が中心。特に、倫理「死刑制度について」とか、国語の文学作品紹介とか、これまでであればすべて親が口述筆記をするしかなかったような課題がてんこもり。
文学作品紹介では、自分に割り当てられた作品を、みんなに宣伝するA4一枚を作るというもので、これまでのまたろうであれば読むことすらできなかったと思われるとっつきの悪い作品だったので心配したが、この一枚はなんとまとめ方についても文章についてもまったく親がタッチしないまま、またろうが自力で書き上げた。「キャッチ」「内容」「感想」「最後に」の四つの部分があって、それぞれピリリと効いた言葉もちりばめられ、おもしろく仕上がっていた。
今回、一番時間をかけたのは、国語の自由研究。またろう本人の希望により、ラノベと文学作品を対比した研究(?)になったが、要するに「ラノベだっていいじゃん!!」という主張がテーマ。なんでも、高専の図書館で、生徒たちのリクエストで本を買っているとラノベばっかりになってしまうので、○○文庫はリクエスト禁止、とかの決まりがあるそうなのだが、ラノベを差別するいわれはないよ、というもの。
テーマはちょっとなんなのだが、これを主張するには、材料集めから、論の立て方から、ずいぶん工夫しないといけない。母は見たこともない作品が大半なのでノータッチ、この自由研究の指導はすべて父がやった。
父の指導は、まず全体の構成を考えるところから始まって説得力ある展開から細かい表現まで微に入り細にわたって、いつ果てるともしれない長時間の自由研究タイムになった。こじろうの家庭科レポートのときと同じなので私は温かく見守って(=ほっておいて)いただけなのだが、前回と違うことに、ちゃんと終わったんですよまともな時間に。
断言してもいいが、高専の一年生が出した国語の自由研究で、またろうのが一番力作だったと思う。ここまで時間をかけるやつはいない。もちろん、よしぞうがそこまでやらせたという面はあるんだけど、またろうも自分の展開したい「論」のためにほんとにがんばったし、言うなりに進めるんじゃなくて、自分の気づきや自分なりの表現をどんどん盛り込んでいた。
…というわけで、またろうネタなのにオチがありません(o_o)
提出物も、全部前夜のうちに慎重にまとめて全部学校に持ってったんだよ!! やったね!!
下馬評ではエンドレス・エイト再来は固いとささやかれていたのだが、意外なことに、夏休み最終日の夜九時をもって、またろうの宿題は粛々と終了した。
しばらく前の状況(参照「またろうの夏休みの終わり方を占う」)ではかなり寒そうな状況だったが、予想と違ったのは、またろうの「段取り力」と「文章力」である。
二つとも、逆さにしてふってもまたろうからは出てこないと思われていた「力」だが、「今日は一日部活を休んでCOCET3300を片付ける」という宣言のあたりから、まぁやっている間の集中力は続かずだらだらと、母の目から見るとイライラする調子で物事が進んでいるとはいえ、それなりに必要な時間を確保して宿題を片付けようとしていた。
何がどうなっていれば「オンスケ(予定通り)」といえるのかという把握について多少助言はしたが…今回、あまりバトルはなかった。本人がちゃんと宿題を終わらせようと思っていた。これはすごいことだ。
宿題指示のプリントをなくして手が付けられないという事態はいつもどおりだけど、それでちゃんと友だちにコピーさせてもらってゲットし、間に合うようにやっつけた。
今回の宿題は文系科目が中心。特に、倫理「死刑制度について」とか、国語の文学作品紹介とか、これまでであればすべて親が口述筆記をするしかなかったような課題がてんこもり。
文学作品紹介では、自分に割り当てられた作品を、みんなに宣伝するA4一枚を作るというもので、これまでのまたろうであれば読むことすらできなかったと思われるとっつきの悪い作品だったので心配したが、この一枚はなんとまとめ方についても文章についてもまったく親がタッチしないまま、またろうが自力で書き上げた。「キャッチ」「内容」「感想」「最後に」の四つの部分があって、それぞれピリリと効いた言葉もちりばめられ、おもしろく仕上がっていた。
今回、一番時間をかけたのは、国語の自由研究。またろう本人の希望により、ラノベと文学作品を対比した研究(?)になったが、要するに「ラノベだっていいじゃん!!」という主張がテーマ。なんでも、高専の図書館で、生徒たちのリクエストで本を買っているとラノベばっかりになってしまうので、○○文庫はリクエスト禁止、とかの決まりがあるそうなのだが、ラノベを差別するいわれはないよ、というもの。
テーマはちょっとなんなのだが、これを主張するには、材料集めから、論の立て方から、ずいぶん工夫しないといけない。母は見たこともない作品が大半なのでノータッチ、この自由研究の指導はすべて父がやった。
父の指導は、まず全体の構成を考えるところから始まって説得力ある展開から細かい表現まで微に入り細にわたって、いつ果てるともしれない長時間の自由研究タイムになった。こじろうの家庭科レポートのときと同じなので私は温かく見守って(=ほっておいて)いただけなのだが、前回と違うことに、ちゃんと終わったんですよまともな時間に。
断言してもいいが、高専の一年生が出した国語の自由研究で、またろうのが一番力作だったと思う。ここまで時間をかけるやつはいない。もちろん、よしぞうがそこまでやらせたという面はあるんだけど、またろうも自分の展開したい「論」のためにほんとにがんばったし、言うなりに進めるんじゃなくて、自分の気づきや自分なりの表現をどんどん盛り込んでいた。
…というわけで、またろうネタなのにオチがありません(o_o)
提出物も、全部前夜のうちに慎重にまとめて全部学校に持ってったんだよ!! やったね!!