「芸能人格付けチェック」という番組、何度かみたことあるんだけど、まぁたとえば、超高級ワインと5000円のワインと、ブラインドで飲み比べさせて、AとBどっち、みたいな。
←音色の良し悪しってなかなかデリケートな話
ワインは、なにせテレビごしに飲んでみることもできないので、どうでもいいっていうか。
(だいたい、5000円だって私がふだん飲むやつよりよっぽど高い。)
でも今回のは、音楽スペシャルだっていうので、家族で見ました。
10億円のストラディバリウスと、100万円のバイオリン…
スタインウェイと、国産中古ピアノ…
管楽器三択(最高級/入門用/プラ)…
とかまぁそんな具合です。
一番わかりやすいのは、ピアノでスタインウェイD-274とタケモトピアノの中古国産。
国産ってどこのよ(いちおうグランド)、
弾く人は阪田知樹くんとのことで、鉄板です。
ヤマハグランドで状態のいいものであれば別にスタインウェイと遜色ないと思いますが…特に、この番組では明らかに録音がよくなかったのでテレビ越しじゃわからなかったと思いますが、この番組では、ほんとにタケモトピアノの倉庫にあったままなのか、メンテが悪くて音ばらばらだったんで、阪田くんが弾いてもどうにもなりませんでした。
プロ合唱団とアマ合唱団とかいうと違いはもっと微妙で、まぁアマ側がド下手ならわかりますが、アマも音大卒ばかりで集まって趣味でやってるとかで、別にちゃんとうまいんです。最初、ソプラノが頑張りすぎ(うるさい、硬い)なほうがアマかと思いましたが、しばらく聞いていくと男声の実力差のほうが目立ってきて、いややっぱりこっちがプロなのかと。アマ合唱って、実力ある男声をかき集めるの大変ですよね。
管楽器は、サックスとか、トランペットとか、トロンボーンとかのそれぞれで、最高級楽器、入門用楽器、プラスチック楽器とあるんですが、これの違いのわかりやすさは、楽器によって違うんです。プラはすぐわかりますが、最高級と入門の違いはわかりにくいものもあって、こちらは全部の楽器を聞けるのでわかりますが、格付けされてる人たちはひとつの楽器しか聞けないので、難しいかもしれません。
というか、プラはプラとわかるものの、けっこういい音してるんですよ。吹く人がうまけりゃここまで行くんだと思いました。よしぞうが、ちょっとサックスほしくなるねとかいってましたが、錯覚です(あぁいうふうに吹けるようにはならない)。
そして、ある意味いちばん難問なのが、バイオリンでした。
AとB、どちらがよい音かはすぐわかります。それくらいはっきりした違いです。家族全員一致しましたし、生で聴いたはずのスタジオでもたいていの芸能人がそっちを選んでいましたから。
ただ「Bのほうがいいのは確か。でも、だからこっちが100万円なんじゃない?」と言い出したのがこじろう。
私も…いやさすがにストラディバリウスのほうがいい音するんじゃないかとも最初は思ったのですが、でも、チョビくん(80万円程度)を中川V先生に弾いてもらったときにわかったんですけど、100万円クラスの楽器だったら基本的にはちゃんと鳴るので、プロが弾けば十分魅力的な音になるはずなんです。明らかに「なんか下手??」みたいに聞こえるとすれば、そりゃーむしろ弾きなれてない(マイ楽器じゃない)ストラディバリウスなのではないかと。
で、結果そのとおりだったんですけど(こじろうなかなか鋭い)。
このチェックでいい音のほう選んじゃった芸能人を格下げするってかわいそうな気が(笑)
100万円の楽器じゃなくて、20万円とか、50万円とかくらいまでだと、やはり「値段なり」ということがあるので生で聴けばわかると思います。
* * *
ストラディバリウスの良さは、そりゃもう弾き込んでいかないと出にくいんじゃないでしょうか。千住真理子さんの本でも一年くらいかかるとかなんとか書いてあったような。
それとは別に、あぁストラディバリウスだ、ってありがたがる気持ちがあれば素晴らしく聞こえる、という面も否定できない気はする…
今日、mixiの一部で話題になってたのが、なんと
「美音カード」
最初、ネタ(合成)かと思ったら、楽器とか音楽書とか「ふつう」のものを扱っている楽器店でほんとに売っているもので、びっくりしました。いくらイワシの頭も信心からといったってこんなのアリなんですかね。詐欺とかにあたりませんか? もし法律的にOKだとしてもそれこそ信頼を損ねたら、ここで扱っているオールド楽器の信ぴょう性にケチが付くのでは。
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美音カードKukai358は、初心者の方からより高度な演奏を目指す方まで、あらゆるプレイヤーの演奏をサポートします。ポケットに入れるなど身につけて演奏するだけで深みのある美しい音色に変わります。 楽器や身体に及ぼす電磁波などの有害な波動を有益なエネルギーに変換することにより、演奏技術や表現力の向上、演奏の疲労軽減などの効果が期待できます。楽器の音響品質を向上させ、豊かで美しい響き、張りのある力強い音色を再現します。 材質：アルミ合金・寸法：50×80×1(mm)・ケース付き。
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最後がなぜ「再現します」なのかナゾですけど、オーディオ機器の広告とかからのコピペなのではないかという説があります。
で、「電磁波などの有害な波動を有益なエネルギーに」はまるっと出鱈目ですけど、もしこのカードをポケットに入れることでその人が「いい音出せるぞ」って自信もって弾けば演奏が変わりますよね。だから信じる人は救われると思うんですけど。私も作ろうかなw
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社
←またろうがイラストを描いた本(^^)
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
←音色の良し悪しってなかなかデリケートな話ワインは、なにせテレビごしに飲んでみることもできないので、どうでもいいっていうか。
(だいたい、5000円だって私がふだん飲むやつよりよっぽど高い。)
でも今回のは、音楽スペシャルだっていうので、家族で見ました。
10億円のストラディバリウスと、100万円のバイオリン…
スタインウェイと、国産中古ピアノ…
管楽器三択(最高級/入門用/プラ)…
とかまぁそんな具合です。
一番わかりやすいのは、ピアノでスタインウェイD-274とタケモトピアノの中古国産。
国産ってどこのよ(いちおうグランド)、
弾く人は阪田知樹くんとのことで、鉄板です。
ヤマハグランドで状態のいいものであれば別にスタインウェイと遜色ないと思いますが…特に、この番組では明らかに録音がよくなかったのでテレビ越しじゃわからなかったと思いますが、この番組では、ほんとにタケモトピアノの倉庫にあったままなのか、メンテが悪くて音ばらばらだったんで、阪田くんが弾いてもどうにもなりませんでした。
プロ合唱団とアマ合唱団とかいうと違いはもっと微妙で、まぁアマ側がド下手ならわかりますが、アマも音大卒ばかりで集まって趣味でやってるとかで、別にちゃんとうまいんです。最初、ソプラノが頑張りすぎ(うるさい、硬い)なほうがアマかと思いましたが、しばらく聞いていくと男声の実力差のほうが目立ってきて、いややっぱりこっちがプロなのかと。アマ合唱って、実力ある男声をかき集めるの大変ですよね。
管楽器は、サックスとか、トランペットとか、トロンボーンとかのそれぞれで、最高級楽器、入門用楽器、プラスチック楽器とあるんですが、これの違いのわかりやすさは、楽器によって違うんです。プラはすぐわかりますが、最高級と入門の違いはわかりにくいものもあって、こちらは全部の楽器を聞けるのでわかりますが、格付けされてる人たちはひとつの楽器しか聞けないので、難しいかもしれません。
というか、プラはプラとわかるものの、けっこういい音してるんですよ。吹く人がうまけりゃここまで行くんだと思いました。よしぞうが、ちょっとサックスほしくなるねとかいってましたが、錯覚です(あぁいうふうに吹けるようにはならない)。
そして、ある意味いちばん難問なのが、バイオリンでした。
AとB、どちらがよい音かはすぐわかります。それくらいはっきりした違いです。家族全員一致しましたし、生で聴いたはずのスタジオでもたいていの芸能人がそっちを選んでいましたから。
ただ「Bのほうがいいのは確か。でも、だからこっちが100万円なんじゃない?」と言い出したのがこじろう。
私も…いやさすがにストラディバリウスのほうがいい音するんじゃないかとも最初は思ったのですが、でも、チョビくん(80万円程度)を中川V先生に弾いてもらったときにわかったんですけど、100万円クラスの楽器だったら基本的にはちゃんと鳴るので、プロが弾けば十分魅力的な音になるはずなんです。明らかに「なんか下手??」みたいに聞こえるとすれば、そりゃーむしろ弾きなれてない(マイ楽器じゃない)ストラディバリウスなのではないかと。
で、結果そのとおりだったんですけど(こじろうなかなか鋭い)。
このチェックでいい音のほう選んじゃった芸能人を格下げするってかわいそうな気が(笑)
100万円の楽器じゃなくて、20万円とか、50万円とかくらいまでだと、やはり「値段なり」ということがあるので生で聴けばわかると思います。
* * *
ストラディバリウスの良さは、そりゃもう弾き込んでいかないと出にくいんじゃないでしょうか。千住真理子さんの本でも一年くらいかかるとかなんとか書いてあったような。
それとは別に、あぁストラディバリウスだ、ってありがたがる気持ちがあれば素晴らしく聞こえる、という面も否定できない気はする…
今日、mixiの一部で話題になってたのが、なんと
「美音カード」
最初、ネタ(合成)かと思ったら、楽器とか音楽書とか「ふつう」のものを扱っている楽器店でほんとに売っているもので、びっくりしました。いくらイワシの頭も信心からといったってこんなのアリなんですかね。詐欺とかにあたりませんか? もし法律的にOKだとしてもそれこそ信頼を損ねたら、ここで扱っているオールド楽器の信ぴょう性にケチが付くのでは。
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美音カードKukai358は、初心者の方からより高度な演奏を目指す方まで、あらゆるプレイヤーの演奏をサポートします。ポケットに入れるなど身につけて演奏するだけで深みのある美しい音色に変わります。 楽器や身体に及ぼす電磁波などの有害な波動を有益なエネルギーに変換することにより、演奏技術や表現力の向上、演奏の疲労軽減などの効果が期待できます。楽器の音響品質を向上させ、豊かで美しい響き、張りのある力強い音色を再現します。 材質：アルミ合金・寸法：50×80×1(mm)・ケース付き。
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最後がなぜ「再現します」なのかナゾですけど、オーディオ機器の広告とかからのコピペなのではないかという説があります。
で、「電磁波などの有害な波動を有益なエネルギーに」はまるっと出鱈目ですけど、もしこのカードをポケットに入れることでその人が「いい音出せるぞ」って自信もって弾けば演奏が変わりますよね。だから信じる人は救われると思うんですけど。私も作ろうかなw
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