在庫完切れ時の練習会

さて、8月にバラ3、9月にベトソナ31、10月にショパンノク7とモツソナ4と

　　　　←シンプルな形式なのに自分でやってみるとわたわたする

駆け抜けて参りましたが、ここでハイ、在庫がすべて掃けてすっからかんの状態でございます。

でもね、やっぱり出歩いて人と会うというのが惚け防止、健康維持の秘訣ですから週末ともなれば練習会に出かけていくのですが…何弾くんだ…

ということで、今日は

一巡目
ショパン／ノクターン第7番
モーツァルト／ピアノソナタ第4番

二巡目
矢野顕子／KAWAJI、WATER WAYS FLOW BACKWARD AGAIN

としました。矢野顕子は譜読み状態でめっちゃガン見でしたが。
合計で持ち時間(21分)ぴったり。

ピアノは、弾きやすいシゲルくん

一巡目は、先日の発表会終わってちょっと気が抜けた感のある二曲ですが、忘れるほど日にち経ってるわけじゃないのでそこそこ弾きました。
この二曲の組み合わせって、自分的にはノク7がまぁまぁ自信あって、モツソナ4は危険個所いっぱいハラハラドキドキな感じなのですが、人前で弾くとなんか逆になるようです。

ノク7は自信なくなって、家では間違えないようなところも間違え、
モツソナ弾いてるときはウキウキ楽しい気持ち。

なんででしょう。

まぁともかく、この二曲はこれでいったん区切りにしますが、いずれもかなり自分に合っていると思うので、半「持ち曲」として適宜短期間で解凍できるようにしたいです。

そして、矢野顕子ですが、KAWAJIのほう、先日YouTubeにアップしてましたが、あれはおうちのピアノで何度も繰り返し弾いてから録音したんですね。
音数少なくシンプルな曲で、なんなら初見でもある程度弾けそうな曲なのに、案外混乱するというか、弾き心地よくないんですよ。
結局、人前で弾こうとすると無事には済まなくてなんかぐちゃぐちゃしてしまいました。

豆知識: 知られていない、シンプルな曲を、あれこれ間違えるとまったくどんな曲かわからなくなります。

ですが意外と弾き心地よかったのがWATER WAYS FLOW BACKWARD AGAINです。

もちろん練習ほとんどしてないのでいろいろ間違えてはいましたが、家で弾くのより間違えたというわけではなく(現状ママ)、
いろいろ「こう弾きたい」も湧き出てきて楽しく弾きました。

人前で弾いて得た新たな発見をふまえて家で再テイク:
矢野顕子／WATER WAYS FLOW BACKWARD AGAIN

いいね。これ、練習しよう

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ほかの人の演奏を聴くと次々弾きたい曲が増える現象

長い長い弾きたい曲リストから、悩んで選んだ曲を練習して、発表会で弾く。

　　　　←時間は有限、弾きたい曲は無限? いや無限なはずは

いちおう区切りがついた(消化した)として、じゃあ、その分「リスト」が短くなるかといったら、ならない。

発表会で弾くってことは発表会を聴くってことで、そうすると弾きたい曲リストが伸びてしまうから。

えーなにこの永久ループ(単に繰り返しじゃなくて発散するのでは)

言うまでもないんですが、モーツァルト、ショパン、ベートーヴェンは鉄板ですね…

ショパンのノクターンやマズルカがぞくぞくするほど魅力的なのは今に始まったことではないんだけど
「3つの新しいエチュード」という、これまでぜんぜん意識に上っていなかった曲も、なかなかいいなぁと思ったり

あと、今までだってよくよく知っているはずの
シューベルト即興曲Op.142-3
変奏曲のやつ。これまで、変奏曲というと敬遠してたんだけど(ぜったいムズいから)いやけどこれほんと名曲だなぁ。とか

シューマン子どもの情景
これ好き。めっちゃ好き。やっぱりまた弾きたい。いつか。

前に弾いたことがある曲も、また他の人の演奏を聴くとふつふつと、弾きたさが。

ベトソナ9、ラヴェルソナチネ、喜びの島。

(いくら素敵でも、ぜんぜん弾ける気がしない曲はとりあえずそそられない。
ベトソナ28の第三楽章、
スクリャービンのソナタ5番、
ショパンの木枯らし
リスト巡礼の…
今は、無理曲に無理に取り組みたい気分では特にない)

それで、次に弾きたい曲のあれこれが頭の中をぐるぐるしていたんだけど、じゃあ何を優先するかというと、
できるだけ若いうちに弾いておくべき曲
ではないか、という…

つまり、既に一回弾いたことのある曲は(比較的)急がない。あとになってもまた弾けるだろうから。

ノリというかリズムに馴染みがなくて、年とってからではツラいのではないかと思う曲
たとえば、ガーシュウインとか、バルトーク、あるいはショパンでもワルツ(華麗なる系)とか

目ちかちかしそうな譜面で、目がしょぼしょぼしてくるとツラそうな曲
ラヴェル水の戯れとか…まぁ新しい曲はだいたい臨時記号とかいっぱいあるし

そういうことを考えて、結局ぐるぐる考えが循環したあげく、現時点での最有力候補は
ガーシュウイン／3つの前奏曲
となりました。発表会で聞いた曲ちゃうやん

----- 今日は書道レッスンでした:


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弾き語りできない人でも矢野顕子を

矢野顕子、好きでよく聞くし、ほら、ピアノがね、すごく魅力的なんでつい楽譜買うんですよいろいろ。

　　　　←矢野顕子とか一曲「私の十八番」にあったらいいなと思う

でも、まぁ当たり前だが「弾き語り」楽譜なんで、自分の声を聞きたくないからだけじゃなくてそもそも歌いながら弾く(歌うパートと弾くパートは別)なんて器用なことはできないから、楽譜いくらあっても宝の持ち腐れですよ。

でも一冊だけ…

ピアノソロ 矢野顕子/instrumental songs
これはピアノソロ楽譜(絶版ですね。たかっ!!)。

じゃ、せっかくソロ楽譜があるんだからこれをさっさと弾いてみればいいのに、この曲集に入っているのは、耳馴染のある知ってる曲じゃなかったもんだから、結局弾かずにお蔵入り。まったくイメージ持ってない曲を、楽譜だけから読みとって弾くほど譜読み得意じゃないのよ。。(←何なんだか)

でも、大きな本番も終わって、ショパンバラ3、ベトソナ31、ショパンノク7、モツソナ4と、まぁせっせとクラシック曲を弾いてきたこと…

と、今日のところはちょっと違う感じの弾いてみたくて、開いてみたんですよ。

一番短いのを弾いてみた:
AKIKO YANO/KAWAJI

…なんとか「楽譜からだけで」弾いたよ。昔よりは譜面慣れしたかね??

YouTubeで検索したら公式のがあった:
KAWAJI

…ピアノじゃなかった(^^;;
結局、これ聞いてもどう弾けばいいかあんまりわからないけど。まぁ好きに弾けばいいんじゃないかと

なかなか弾き心地よかったので、もうちょっと長い曲もどれか弾いてみようかと。

「弾き心地」という表現で伝わっているかわからないんですけど、なんといったらいいんだろう、めるちゃんで弾いているときの手触り感というか、手と耳で感じる心地よさみたいな。弾き心地がよくないからといって弾いてつまらない曲とは限らないんですが…そして、弾き心地がいい曲だからって必ずしもこれ本気で練習してみよう、となるわけじゃないけども。

年内は、来年のメイン曲を何にするか考えながら、小さめの曲をあれこれ弾く。というのの一環として。

シンフォニア11も弾きます。

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ファツィオリでモーツァルト

ファツィオリのあるホールで発表会♪

　　　　←ピアノとの一期一会

何度か弾いたことがあるのですが、弾くたびに印象が違う…ような気がする。
もっとも、一年とか間が空いていればこちらの記憶も定かではなく、弾く曲も違えば技量もたぶん…少しは違うとすればあまり公平に比べることもできないのですが。

私の印象と、何人か聞いてみた人の印象はだいたい一致していて、
「丸くなった」「素直になった」

最初もっととんがった、華やかな印象だったと思うんです。

リハのときにさわった感じだと、弾きやすい…けれどもなんか思ったより鳴らない(ような気がする)

それでなんかわりと元気よく(?)弾いてしまった気がするのですが、今、録音(客席一番後ろに録音機を置いた)を聞いてみると、自分の感じよりずっと響いているので、頑張らないほうがよかったと思いました(o_o)

で、演奏のほうは…
ショパン／ノクターン第7番
自分に聞こえる響きがなんとなく弾いた感じと合わずにおたおたしているうちに終わる…弾き直しとか多め

モーツァルト／ピアノソナタ第4番
だんだん楽しくなってきて、しっくりきた。三楽章はノリノリ
「ファツィオリ」といってもひととおりじゃないと思うので、一般的にどうかはわからないけど、このファツィオリでモーツァルトは◎。気持ちいい。

でした。とにかく、今回はトップバッターだったので、さっさと自分の演奏終わってハイじゃあみんな頑張ってね～あとはゆっくり観賞

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めるちゃん調律の喜び

前回調律してからすぐ狂った音があって…

　　　　←やまちゃんはいつでも元気です。多少湿気てても平気

ずーっと、早めだけど調律お願いしたほうがいいかな?? もったいないかな??
ぐだぐだ迷っておりましたところ、

私がピアノ弾いてると、よしぞうから
「調律いつ?? もうしてもらったら??」
などとクレームが入り(笑)

なにしろめるちゃんのご機嫌度で私のQOLが変わりますんで
もう、しょうがないよね。

ということで、半年経ってないけどお願いしました。

狂い方は、全体ということではなくて、すぐ狂ってしまった一音(真ん中のドから上がって最初のラ)があって、ただそれはどんどん狂っていくのではなくてまぁまぁ踏みとどまっていたのだけど、だんだんそのすぐ上(シb)も同じくらい狂ってきてしまったという感じ。

いずれもよく使う音なので目立つ。

今日の調律では、「なぜそうなったのか??」ということを探りながらしてくださったようなのですが、具体的な理由はわからず。

さて調律の結果は…

今日(アフター調律)の録音:
モーツァルト／ピアノソナタ第4番K.282

えーと、iPhone直置き録音じゃわかりにくいですかね。
音程がちゃんとしたのはもちろんですが、
なんだか音色のキャラクターが変わりました。今までのイメージより…すっきりさわやか系というか、やや硬い? クール系。
なぜだ??

何か(方針を)変えましたか? と聞いたら(前回と同じ調律師さん)

「チューニングハンマーが違います」

とのことで(o_o)

そうなん?? それで変わるんだ!!

それで、手持ちのハンマー四つくらい並べて見せてもらったりして…


音色は、前回のほうが好みな気がするんだけど(しかし数日経って馴染むとまた印象は違うかも)
問題は、音程が安定するかどうか。

気にしていた湿気のことを聞いてみたのですが、除湿機のタンクがいっぱいになったときしばらく気がつかなくてアァみたいなことが数回あったからってこんな狂い方をするのはおかしいし、それと全体的に湿気に負けている感じはしないとのことでした。

さて一週間経ってどうか、というところですね。

今日は調律が夕方だったので、そのあと弾く時間がいくらもなくて(かろうじて上に貼った録音をとったくらい)、でもやっぱりきちんと調律されためるちゃん弾いてるだけで幸せ(^^) よきよき

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