アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

妄想しないで弾けるモーツァルト

2024年09月02日 | ピアノ
おゆき先生のレッスンに、モツソナK.333を持っていったところ、選曲理由を聞かれまして…

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ちょっと、これまでの傾向からいって「そこ?」と思われたかもしれません。かわいい系のコロコロしたモーツァルト

それで、この曲はヤマハで習っていたときに弾いた曲で、ピアノ沼の深みにハマるターニングポイントその3くらいだったことを説明。

 昭和のピアノ教室で聞きなれたピアノソナタなのでレッスンに持っていった(一楽章)
 何回かレッスンしてもらったあと、「だいぶ良くなってきたのだけど、一楽章で終わる曲みたいに弾いている」と言われた。
 実際、一楽章しか頭になかったけど、お奨めされて二楽章以降も弾いてみることに。
 二楽章とても素敵な曲だった。
 三楽章について、先生がオペラの1シーンのような妄想を詳細に語ってくれて、それを思い浮かべつつ弾いてみたらおもしろかった。

というようなことがあったのです。つまり思い出の曲なんだけど、今弾いたらまた違う感じになるかなと思って。

「妄想」というのは、
「自分イケてると思ってる王子様が冒険の旅をしている。途中、お姫様が助けを呼んでて、なんか助けようとしているみたいだったけど、ちょっと戦ったら相手強くて、やめちゃってまた先へ進むことに」みたいな感じ(笑)

その妄想をおゆき先生に説明したところ、確かにわりとそんな感じの音楽なので(劇っぽい、というのも確か)それも一つのやり方だけど、別に妄想して弾く必要はない、と。

拍子を守る
無駄な動き(上下動)を極限まで小さくして弾く
スラーをよく見る(最後は軽い・短め)
対比をしっかりつける(大げさなくらいで!)

楽譜から読み取ったことをしっかり出すだけ。そういったことでちゃんと変化に富んだ楽しい演奏になる。(そしてなぜかその人らしい演奏にもなる不思議)

ということで、今回は「妄想不要の」楽しいモーツァルトの予定で、11月末が仕上げです。

コンサートやります(四人で四曲のピアノソナタ弾く)。


↑ ちょっと情けない感じの王子様、のイメージは抜けないが

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