心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに №1181

2015-01-18 21:21:53 | Weblog
 人間の意識の段階的な進化
クレーム氏の言う『進化の旅路は、もちろん、
物質界での乗り舟が十分に精妙になり、
魂が転生のなかで完全に己を顕現することが
できるようになるまで続きます。』というのは、
私たち人間だけでなく、物質性を持っている
エレメンタルエッセンス、鉱物、植物、動物、天体
といったすべての存在に言えることです。
人間の進化の歴史を見ると、動物から人間に
なったばかりの状態ではまだまだ未熟ですが、
しだいに肉体とエーテル体が育ち、肉体から
アストラル体、アストラル体から
メンタル体へと段階的に諸体の連結が強まります。
肉体とエーテル体が一番強力な制御要因になるのが、
レムリア時代のレムリア人種による
レムリア文明の時だったと神智学は言います。
これは人間の一生涯に当てはめると、魂による
肉体の占有が行われる4歳から7歳に相当するそうです。
もしこのような人が現代社会に存在すれば、
非常に野蛮で凶悪な人間といえます。
このレムリア時代の目標は、エーテル体および
肉体の完成と、その間の関係を築くことでしたから、
当時の人々にとっては凶悪でも
野蛮でもなく正常な状態とみられるでしょう。
肉体とエーテル体が完成すると、しだいにアストラル体が
大きく成長するようになりますが、これが
アトランティス人種およびアトランティス文明の目標です。
アストラル体が肉体の統御要因となり、強い感情によって
肉体を律することができるようになります。
これは現代人の成長でいえば、10代前半の思春期に当たりますが、
アトランティス時代の人々にとっては正常な大人として望ましい姿です。
そして現在もアストラル体の浄化が進んでいて、
低位メンタル体はまだ十分に育っていないのが、現代の私たちです。
この状態ではアストラル体のエネルギーの方が
メンタル体のエネルギーよりも強く、まだ感情によって
思考が支配されている状況です。
この状態からさらにアストラル体の浄化を進めて、
アストラル体を鎮めた状態で思考活動に集中していくと、
低位メンタル体が育つことでアストラル体を統御できるようになります。
この状態ではじめて統一されたパーソナリティといえるようになり、
肉体から低位メンタル体までの低位三つ組の三つの要素が、
一つのまとまりとなって行動することが可能になり、
真に自我が確立された状態(№1145)といえます。
ここではじめて、魂がパーソナリティに強く働き掛けることが
できるようになり、それまでは良心のささやきを感じた瞬間にだけ
流れていた魂のエネルギーが、パーソナリティに向けて
強力に流れる(№1146)ことが可能になります。
しかしまだ完全ではないので、パーソナリティの影響力が
強くて、魂とパーソナリティのせめぎ合いになります。
魂を善、パーソナリティを悪とした場合、善と悪、
神聖と物質性の戦いが繰り広げられることとなります。
№1182につづく

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