心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

心と体を通して見えてきたもの №4

2007-05-21 21:04:59 | Weblog
次に思い出すのは足が四本あり、しっぽがあり、地面をはっている生き物です。
体長はおよそ15センチの爬虫類の仲間です。
私はいつも地面に這いつくばり、獲物を見つけては、すばやく長い舌で捕らえていました。水辺に近い草むらなどで暮らしていた事もあるようです。
何度も何度も爬虫類としての生まれ変わりを繰り返しました。
最初は『死』をはっきりと自覚することもなかったようですが、何度も生まれ変わりを繰り返しているうちに『死』をかなり意識するようになったようです。
普段の生活は本能や欲情や、そのときの衝動によって生きていたと思います。
ですがたとえ昆虫でも爬虫類でも、『死』はショッキングな瞬間なのでしょう。『死』の直前には気持ちが一点に集中して、心の精神活動が最高の状態になったと思います。『死』の直前の危険を察知した感覚、死にたくないという衝動、どうすることもできない恐怖や怒りや悲しみ等の激情等がピークに達し、そのとき初めて私は私という存在や、死の衝撃を自覚したのではないかと思います。
そのショッキングな瞬間を生まれ変わりと共に繰り返すことで、より強力に『死』を自覚するようになり、それが強い動機となって新しい進化が訪れるようです。
これは動物から人間への生まれ変わりの記憶を持つ私が体感して学んだことです。
爬虫類だった私は、空を舞う大きな鳥に食べられる、という同じ死に方を何度も繰り返しました。
私は地面に這いつくばって生きていますから、大空から襲ってくる敵には最初目が行きませんでした。
でも同じ死に方を繰り返していればいずれは学びます。


№5につづく


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