心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第2章 心を通して №174

2008-07-25 07:45:16 | Weblog
宇宙には電場、磁場、重力場などたくさんの場がありますが、真空はそれらすべての場を支えている場でもあります。この宇宙の中では、たえず現れては消えていくあらゆる種類の粒子をすべて足し合わせると、物質内のエネルギー総量の10の40乗の倍!というけた外れの厖大なエネルギーがあります。
リチャード・ファインマンという物理学者は、これがどれほどの規模なのかを説明しようとして、1立方メートルの空間に含まれるエネルギーが、世界のすべての海の水を沸騰させるに足ることを例に出しています。
ですから真空は、無限の力の場であると同時に、電磁気力と光を生み出す創造的エネルギーにあふれた光明の場であり、あらゆる粒子の貯蔵庫であり、ポジティブな充実した状態、無限の可能性からすべてが生まれる完全な場です。
真空は無限の意識の場、創造されたすべてのものの根底にあり、すべてを創造できるだけの知性を備えた完璧な場であり、すべてのものに浸透していて、すべての生命体を維持している純粋で普遍的で偏在的な場です。
あらゆる価値の源であり、躍動する生命の場であり、最上級の幸福の場でもあります。
また、つきることなくあふれ出る新たなる喜びの場であり、愛と平安と調和の泉であり、神の愛の場でもあります。
電磁波、光、知性、そして生命あるものとないもののすべてのものの原因であり、すべてのものが神のおられる真空から生まれ、真空のおかげで存在することができます。すべての場所と、すべてのものの中に真空があるので、真空から離れて存在できるものはありません。
私達が現実だと思っている現象界にあるあらゆるものは、すべて真空から光と、磁力という愛のエネルギーによって生まれています。(このことを理解し、このエネルギーを使いこなすことができれば、サイババやイエス=キリストのように空中から物質を作り出すことや、炎の中や水の上を歩いたり、嵐を沈めたりすることも可能です。)
全ての中に真空があるということは、私達は真空の神の愛と光のエネルギーである霊質によって、ひとつに結ばれている神の子なのです。ということは、一人の意識が根本的に変容すると、周囲の人々の意識全体に作用します。
人は愛と光によって、神の子として全人類と一体だと感じるようになると、すべての人の心を自分の意志の中継局として、愛と奉仕の心で自由に操作できるようにさえなるのです。その結果として、病気が癒されたり、人間関係が改善されたり、問題が解決されるといったことも起こります。
真空はすべてのものの誕生する場であり、すべてのものが活動を終えた後に、還る場所でもあります。
すべてのものは、真空によって構成され、現れては消え、消えては現れる行為をたえず繰り返しています。すべてのものの根源である「究極的な現実」の空間として、とらえられます。
この真空が波動(電磁気力・光)となって動き、宇宙原動機の振動音オーム(AUM・阿吽・アーメン)となり、リズムが生まれ、創造活動が始まります。
今この地球上には、国や地域によって英語、フランス語、ドイツ語、韓国語などたくさんの言語がありますが、すべてこの真空中の根源の宇宙原動機の振動音オーム(AUM・阿吽・アーメン)が源となっています。
ですから、もしこのすべての言語の根源の場である真空を体験することができれば、どんな国や地域の人が話す言語であっても、その人自身の心を直接理解し、すべての言語を超えてその人自身の心に直接語りかけることも可能だと考えられます。
私達は肉眼で真空を見ることができませんが、光や波となって現れることで、それを見たり、感じたりできます。それはちょうど空気は目に見えなくても、風が吹けば空気が動いているのがわかるのと同じです。
「スペースサウンド」として宇宙空間に放出される荷電粒子などの音を聴くとき、リラックスしたり、赤ん坊が泣きやんだりすることも起こります。なぜなら私たち自身が、この人生という活動を終えた後に還るふるさとの音だからです。
№175につづく

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