東京・ウサギSATELLITES

兎についてきた人だけが迷い込む不思議な衛星

MADE IN ~ JAPAN

2010-08-14 | 日記
21世紀。


テレビや映画、写真の映像が立体となり、家の中を自動お掃除ロボットが動き回っている。
手の平サイズの端末で世界とつながり、空には宇宙ステーションが浮かんでいる。。。



昔のおもちゃが書かれた本を読みながら、自分をとりまく環境を改めて見つめてみて、ああ、未来にやって来たんだな~と感じます。懐かしく昭和を振り返っていたら、平成がとても未来に思えてきた、、、そんな感じです。


読んでいる本は、昭和...というよりは、明治の頃から振り返っているので、紹介されているのは、ブリキのおもちゃやメンコ、百連発ピストルなど、本当にノスタルジックなものばかり。・・・果たして、これを読んでいる方の一体何人が実際に遊んだことがあるでしょうか。

ちなみに私は、当時女の子ながら、メンコと百連発ピストルで遊んだ記憶があります。(メンコは分厚いものが強くて、とってはとられ、百連発は火薬の匂いが凄くてちょっと怖かったという記憶)


触れたことがないにしても、おもちゃの中には進化を遂げて、今でも遊ばれているものが結構あります。例えば塗り絵やロボット。べいごまは、旧型も新型も親しまれていますよね。


楽しいものは時を経ても楽しい。おもちゃには、時の隔たりが無いのだな~と思います。




でも、そんなおもちゃにも、戦争の歴史が記されていることを知りました。


明治三十年ごろから輸出が本格的になったMADE IN JAPAN製のおもちゃ。
戦後、民間貿易が再開し、講和条約が結ばれるまではMADE IN OCCUPIED JAPAN(占領下日本製)と印刷されていたそうです。
これを受け取った海外の子供達は、どう感じたことでしょう・・・



今も昔も、言葉が通じずとも老若男女問わず楽しめる‘おもちゃ’という大切な存在。


ぶつかり合うのはもう、べいごまだけで充分。