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兎についてきた人だけが迷い込む不思議な衛星

2012東北~心の奥で~③

2012-03-21 | 日記
記事にはボランティアに行った方たちの被災地での経験、感じたことが載っていました。


そして、岩手の人々の県民性についてこのような言葉も記されていました。


“「助けて」と言えない”

“がんばるだけがんばって折れてしまう”

“何でも我慢してしまう文化”



…そのため、赤十字などから配給された毛布を遠慮して必要枚数が言えなかったり、一枚では寒くてもう一枚欲しいのに遠慮して丸まって寝ていることがあるのだそうです。



この‐我慢‐というのは東北全体にいえることかもしれません。


なぜなら、震災前に旅立った私の祖父や祖母もそうだったからです。


戦争や、寒さなどの辛い経験をはっきりと言わずに、しまいこむところがありました。。。



だから今回の記事を読み、私にも東北魂が宿っているというのに、そういった心に気付かない疎い自分が悲しくなりました。



かといって…知ったところで何ができるかも分かりません。しかし、そうした県民性を理解したならば、、、こちらが察して確実に人数分渡したり状況によっては多めに渡す等の踏み込んだ配慮ができるかもしれない…そう思うのです。



時折この場でも書いてきた心や言葉の難しさを、今まさに痛感しています。
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