東京・ウサギSATELLITES

兎についてきた人だけが迷い込む不思議な衛星

100万年の旅の果て

2013-12-29 | 日記
私個人としてはあまり注目していなかったアイソン彗星…太陽観測衛星の映像を見ましたけれど、やはり散ってしまったようですね。。。



アイソン彗星はこれまでの彗星と違って脆かったようで、何千度と上がった自身の熱さに耐えきれなかったようです。。


そういえば金星探査機〈あかつき〉の近日点通過の際も太陽のそばを通る過酷さについて少し触れました。


何より金冠日蝕時あれ程月におおわれても地球の明るさが保てているそのパワーの凄さ。太陽があるからこそ存在している私たちの世界を改めて感じました(と、少し深い世界に入ってみる…←年末ナーバス)




最初にあまり注目していなかったと書きましたけど、なぜかというと私の心の中にヘールボップ彗星の存在があったからです。あれは本当に…なかなかの現象でした。尾をひいた姿がハッキリと目視できたのですから。


なのでどうしてもこの2つを比較してしまうわけです。


で、ヘールボップは2530年周期(!)で太陽を公転しているとのこと。でもアイソン彗星は巡ることなく散ってしまった。。。



どちらが良いのか、実は私には分かりません。オールドの雲と呼ばれる辺りで生まれ、100万年の旅の果てにその障害を閉じたアイソン彗星は擬人化されてもいたようですが、だとすれば寂しいけれども長い旅を終えることができたのは1つの救いかもしれないなーと…。一方のヘールボップやハレー彗星(公転周期、約76年)は巡り続けてゆくのですから…



でもいつかこの宇宙にも終わりがきて何もかも無い状態に帰っていくのかもしれませんし。



…まあ確かなのは、あと100年もすれば今地球上にいる人類のほとんどはいないということでしょうか―…