東京・ウサギSATELLITES

兎についてきた人だけが迷い込む不思議な衛星

a drop of rain 16

2011-12-31 | 雨粒
人の価値は
努力の量によって決まる



宇宙飛行士・若田光一さんの言葉より


* * *



この言葉をきいた時、生まれて初めて自分の人生が輝いてみえました。


若田さんのように地球規模の努力ではないけれど、生きる努力はしてきましたから。


はたから見ればただの人でも、自分自身ではどれ程険しい道を歩んできたか知っています...。




若田さんのことをずっと尊敬していた私は、その姿を一目見るために、祝賀会か何かに出向いたことがありました。


若田さんを介して宇宙に触れたいとも思ったのかもしれません。


どんな方だろう、、、凄いオーラを放っているかも、、、



期待しつつ、遠くに実際に現れた若田さんは‘優しい優しいお兄さん’という感じでした。

まさに‘能ある鷹’でした。


ロボットアームを操作したり、ジェット機を操縦したり、ものすごい力を持っているのに、まったく偉ぶらずニコニコ笑っていました。



思えば宇宙飛行士の方たちって、皆そう感じます。勿論、アストロノーツという肩書きだけで凄いと分かりますけれど、並々ならぬ努力をいちいちひけらかさない。


難しいことです。こうだ!といえることを表に出さないというのは。

でも、だからこそ私は憧れます。そうであれたならと思います。



若田さんは数年後コマンダー(船長)になるそうで、そのためにロシア語のマスターや、その他色々ありとあらゆることを学び中だそうです。


さらなる努力──


私も、努力しようと思います。