私にとっては、かなり必需品になってしまった携帯電話。
今ので4台目ですが、一番最初のは、長男が、大学へ入学した年にあるバイト代で買ってくれたものでした。
次第に携帯が世の中に普及し始めて、街中にある公衆電話が、携帯の普及とともに数が減って来ました。
それで、長男が、「お母さんは、車に乗っていて、何かあったら電話したいやろから、最近公衆電話が、なかなか見つからなくなったし、見つかったと思っても、誰かが使用中だったら困るやろ、又雨降りの日には、公衆電話が見つかっても、すぐ近くに車を止めるところが無い時もあるし、携帯持っておく方がいいから」と言って買ってくれました。
2台目からは、自分で買い替えておりますが、番号だけは、長男が買ってくれた時のまま続けております。
最近は、病院へ行っている時、運転中、授業中などにマナーモードにして、それらの用事が終わった時にマナーモードを解除するのをすっかり忘れている事が多く、又、マナーモードにしていない時でも、かばんの中に入れて、スーパーなどに行っている時は、着信もメールも気がつかない時がよくあります。
家族の者から、「お母さんは、いつも通じへん、携帯の意味があらへん」とよく叱られます。
数日前、新聞で携帯とペースメーカーと言う記事を読みました。
携帯電話が、世の中に出始めた頃は、
から出る電波が、ペースメーカーに悪影響を与える可能性があると言う事で、電車やバスの中では、携帯を使わないようにとか電源を切っておくようにと言われていました。
心臓のペースメーカーを入れている人から30センチ以上離れていないと携帯の電波が影響を与えると言われていました。
教室へ通っている友達も、何年か前に、教室へ通うバスの中で、隣の席に、男子高校生が座り、
を使い始めたので、身障手帳を見せて、「すみません、心臓にペースメーカーを入れていますので、今は携帯を使わないで下さいますか」と頼んだそうです。
その高校生は、素直に「あっ、すいません」と言って、すぐ切ってくれたそうです。
しかも、その高校生が、友達より、早くバスから降りたそうですが、降りるとき、「お大事に」と言ってくれたそうです。
こんなに素直にマナーのいい人ばかりだといいですが、ペースメーカーも進歩して、携帯の電波の悪影響はないそうすが、やはり、ペースメーカーを入れている人にしてみれば、爆弾を入れているような感じで、心配でしょうし、人の多いところや、病院など、ここでは、携帯はご遠慮下さいと指示のあるところでの使用は、やめるべきだと思います。
最近は、ペースメーカーを入れておられる人も携帯を持っておられる人が多くなり、電波の影響はないと解っていても、やはり、多少の不安は持っておられることでしょう。
又、電波の悪影響だけでなく、目の前で、二人の人が話しておられる会話が聞こえるのと、
携帯で二人の人が会話する場合は、同じように二人の会話であっても、携帯で話している一人の人の会話だけ聞こえるのでは、不快を感じる人が多いという結果が出ているそうです。
一人の会話しか聞こえないのは、会話の内容を解ろうとして、自動的に引き付けられてしまうため、不快を感じたり、ついつい気に障ってしまうのだろうと言う事が書かれていました。
電波だけでなく、やはり、周りの人に気分的に嫌な思いをさせないためにも、マナーは守らねばならないと思います。