里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

JR福知山線脱線事故から5年

2010年04月26日 | 日々のつぶやき
あの脱線事故からもう5年経ったんだなぁと、ここ何日か、このニュースがテレビから聞こえますので、時の経つのは、早いなぁと思います。

この事故で、亡くなられた方のご家族や、怪我や、精神的に怖い思いをされた人たちは、未だ心の傷は癒えていないでしょう。

このニュースで、今日は、当時、事故車両の1両目に乗っていて怪我をした青年をアップしていました。   

この人は、大学の1年生だったとのことで、事故から18時間後に救出されましたが、足が、いろんなものに圧迫されていたため、壊死状態になっており、10か月の入院生活をされ、翌年、大学に復帰されました。

足には補装具を付け、杖をついての通学。

足の感覚が無いため、よく怪我をするとのこと。

周囲の人に支えられ、今年無事卒業され、そして、市役所に就職されました。

この青年が、「あの事故で亡くなられた人も多い中、生き残り組になり、多くの人に支えられた事を感謝し、これからは、人を支える立場になりたいです」と言われました。

とても好青年でした。  

大きな試練に打ち勝って、頑張って来られた姿に応援したい気持ちになりました。

これからは、いい人生を送って欲しいと思います。


私は、あの事故で、当時からずっと気になっている事があります。

小さい頃から、運転手に憧れて、その職を選んだ若い運転手さんの事です。

この若い運転手さんも、事故で亡くなられましたが、この方の遺族に、他の乗客と同じように補償されたかどうかが、ニュースでは報道されませんので、気になっています。